田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

東日本大震災被災者におくる(ウィアー・ザ・ワールド)

2011-03-20 15:21:33 | その他
 久しぶりに「ウィアー・ザ・ワールド」を聴いた。冒頭のライオネル・リッチーの歌声が聴こえてくると私の胸はグッと詰まってしまった。しかし、それが主題ではない。ある動画が私の胸を打った。 

 昨日、有人から「東日本大震災の被災者を励ますとても素晴らしい動画が投稿されているので、一度見てほしい」とのメールが入った。
 「あなたたちは一人じゃない」 私が投稿した時点で既に50万回以上のアクセス数である。
 まずは何はともあれ、その動画を見てほしい。(こちらをクリックください。

 いかがだったでしょうか?
 忙しい中、少ない時間の中で作成したのだろう。
 自分が収集し得た少ない素材を使用して作成したものと思われる。
 しかし、私には思いが十分に伝わってきた。
 そこには被災者への深い労わりと、作成者も含めた日本人に対する誇りが伝わってきた。
 そして外国メディアや著名人たちの日本に対する思いにも深く敬意を表す内容だった。

 数多くあったメッセージの中から次の一節をここに記しておきたい。

 地球最悪の地震が世界で一番準備され訓練された国を襲った。
 その力や政府が試される。
 犠牲が出たが他の国ではこんなに正しい行動がとれないだろう
 日本人は文化的に感情を抑制する力がある。    
                              BBC報道

 投稿者は「情熱教師シャーク」とある。小学校の教師らしい。

 ところで「ウィアー・ザ・ワールド」である。
 この曲は1985年にアフリカの飢餓と貧困層を解消するためのキャンペーンソングとして、当時のアメリカの名だたるシンガーが総結集して作った曲としてあまりにも有名である。
 当時、小学校教師だった私は曲の主題を生かした創作劇を創り学芸会で発表したのだった。その際、「ウィアー・ザ・ワールド」のメイキングビデオを子どもたちと何度も何度も見て、シンガーたちの思いをくみ取り子どもたちの役作りに生かした。
 私にとって教師人生最高の傑作だと自負しているのだから、その曲が流れてきたとき胸にグッときてしまったことを理解いただけるのではないかと思うのだが…。

 そんな感傷に浸るよりは、被災者たちの復興を一刻も早めることである。
 日本中が彼らの復興を後押しする活動を展開している。被災者もまた悲しみから立ち上がろうとしているとメディアは伝えている。
 BBC報道(放送?)も指摘している。政府が試されると…。
 力強く復興をリードしていただきたい!!!