田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォークⅡ №16 中央区・札幌レンガ造りめぐり(北)コース 前編

2011-03-29 14:33:26 | 札幌ウォーク & Other Walk
「札幌ウォーク Ⅱ」とは、札幌市の各区が設定した118のウォーキングコースを完歩した筆者が、次のターゲットとしてさっぽろ健康スポーツ財団や札幌歩こう会、その他民間の機関などが設定した日本ウォーキング協会認定の25(平成22年8月現在)のイヤーラウンドコースを巡ろうとするものです。

 札幌の街中にある「札幌スポーツ館」をスタート&ゴールとするこのコースは、札幌の街中の観光スポットのほとんどをカバーするなかなか魅力的なコースでした。その中に予想外のスポットが!?

 体調もほぼ復調してきたので残されているイヤーラウンドコースを巡ることにした。
 なごり雪がはらひらと降る様に風情(?)を感じながら札幌市内を歩いた。
 南3西3というまったくの街中にある「札幌スポーツ館」がウォーキングステーションとなっている「札幌レンガ造りめぐりコース」(10Km)が今回のコースである。

        
        ※ ウォーキングステーションのある「札幌スポーツ館」です。

 札幌スポーツ館を出て直ぐに「狸小路3丁目」を通り、「駅前通り」に出る。駅前通りは札幌市内の中でも最も華やかな通りと言えるかもしれない。

        
        ※ 写真のずーっと奥が札幌駅になります。

 途中、「大通公園」を横断するのだが、大通公園にはまだ融け切れぬ雪がたくさん残っていたが、これらの雪が完全に消えるのはいつ頃なのだろうか?

        
    ※ 大通公園の中でも夏は最も賑わう3丁目広場ですが、ひっそりとしています。        

 大通公園から駅方向に向かうと、左側に「北海道庁旧庁舎(レンガ庁舎)」が見えてくる。この辺りには私もしばしば出没するのだが最近は日本人の観光客よりは中国系の観光客の方が多いと思えるくらい有名な観光スポットである。(今度の震災でこの傾向も今後どうなるだろうか?)

        
     ※ ご存知の赤レンガ庁舎ですが、こちらも観光客は見当たりません。

 道庁の敷地を通り、JR函館線のガード下をくぐると、「北海道大学の南門」に至る。その門から北大構内に入るとなにやら華やいだ雰囲気が漂っていた。新しいスーツに包まれた青年やはかま姿の若い女性が目立った。どうやらこの日は北海道大学の卒業式だったようだ。

        
        ※ 南門は大学の脇にあたり開かずの門(?)のようです。

        
        ※ 晴れやかな女子卒業生の正装(?)の袴姿です。

 卒業生にエールを送ったのだろうか、ボロボロの羽織を纏った北大名物(?)の応援団の学生とすれ違った。そのうち一人はなんとまだ雪が残る中を裸足で歩いていた。

        
         ※ 良く見てください。右の方は裸足ですよ!!

 北大観光の定番「クラーク像」をカメラに収め、北大構内を南北に貫いている「中央通り」を北に向かう。
 途中、「総合博物館」で「豊平川と私たち~その生いたちと自然~」展が開催されていたので、今冬豊平川沿いを遡ったこともあり覗いたのだが、ウォーキング中とあってはゆっくりと展示を見ることができず、出直すこととしてウォーキングを継続した。

        
        ※ ご存知の像です。

        
        ※ 北大総合博物館の前壁には鈴木博士への祝福が。

 中央通りの突き当たりには、重要文化財に指定されている「札幌農学校第二農場」がありる。およそ120年前に畜産経営のために建てられたさまざまな建物が展示されていて一見の価値がある。

        
        ※ 別称「モデルバーン」とも称されていますね。

 北大の敷地を出るところに、北大構内の地下を貫通する「エルムトンネル」の入口(出口)がある。

        
        ※ かなりの交通量の「エルムトンネル」です。

 そこからコースは一路東に向かうのだが、コース上で思ってもいなかったスポットに遭遇した!
 それは雑誌「O.ton」に掲載されていた「コーヒーハウス ミルク」である。
 「なかなかここまでは来れないだろうなぁ」と思っていたカフェに思わぬ形で遭遇し、私は小躍りしながら店内へと入って、少し遅い昼食とした。(続きは後編へ)

        
   ※ 「わぁ~、こんなところで出会えた!」というコーヒーハウス ミルクでした。

《ウォーク実施日 ‘11/03/24》

(この「コーヒーハウス ミルク」が凄い店だった! そのことについては、「札幌Café紀行」で後日レポートすることにします)