田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

斉藤佑樹投手 見参!

2011-03-06 19:58:31 | スポーツ & スポーツ観戦
 日ハム斉藤佑樹投手が登板すると聞いて、2年ぶりプロ野球観戦に出かけた。斉藤佑樹、対ジャイアンツ、日曜日、三つの要素が効を奏したのか、オープン戦なのに満員に近い観衆がドームに詰めかけた。

        
        ※ 大観衆が待っていた斉藤投手は6回裏から登場しました。
 
 「見参」という言葉を使った。
 私は「見るために参った」という意味でこれまで使用してきたが、ちょっと不安になって調べてみた。すると、正式には「けんざん」ではなく「げんざん」と読むようである。
 そして意味は、①「目上の者に対面すること」、②「目下の者にお会いなること」ということのようだ。斉藤投手が目上か、目下か、それはどうでも良い。意味としては間違っていないようである。

 今年の春のプロ野球は「斉藤現象」とも言えるような様相を呈しているのではないだろうか。その斉藤投手が北海道日本ハム球団所属の選手であるということが愉快ではないか。
 トレンドウォッチャー(?)の私としてはぜひともその現象をこの目で見たい。(単なるミーハーということなのだが…)そんな思いから妻を誘い、本日観戦してきた。

 開場時間の午前11時に合わせて出かけたのだが、すでに長蛇の列ができていて入場までに30分以上を要した。
 私たちの席はアウェー側(ジャイアンツ側)の内野席だったが、ほぼ満員の状態だった。

        
        ※ 入場前の長蛇の列は延々と続き、入場入口は遥か向こうです。

 試合は開幕が近づいていることもあって、一線級の投手が次々と登場したためか両チームとも打線が湿りがちで、1点を争う展開になった。
 ウルフ(4回)、植村(1回)に続いて、6回からお待ちかねの斉藤佑樹投手が登場した。
 それまで比較的静かだった場内が大きな歓声に包まれ、斉藤投手が登場した。
 その歓声の中で斉藤投手はジャイアンツの重量打線を相手に堂々のピッチングを披露した。6回から8回までの3イニングを小笠原選手の1安打だけに押さえて零封した。
 そして日ハム打線が8回裏にこの日唯一の得点をしたことによって、斉藤投手が勝利投手まで転がり込んだ。
(翌朝新聞で確認すると、斉藤投手はもう一安打されていたことが判りました)

        
        ※ 人気球団ジャイアンツです。オレンジの一団が目立っていました。

 斉藤投手は今や時の人だけに、いろいろな評論家がその可能性について論及しているが、その人気の凄さもあってか曖昧な論が多いようにも思う。それは彼のフォームにも、ボールそのものにも特別の凄さが感じられないからだろう。
 ただ、これまで今日も含めて3度のオープン戦での投球機会をいずれも落ち着いた投球で無失点で切り抜けていることは特筆に価することではないだろうか。
 彼が自ら言うように、凄さは感じられなくとも投手としての総合力が優れているからのように思える。

        
        ※ 日ハム応援団も負けてはいません。金子選手の打席の時
         にはご覧のように青い応援ボードが目立ちます。

 今シーズンは齊藤投手がクレーバーな投球によって日ハムを勝利に導いてくれると期待しているのだか…。果たしてその数がどれくらいになるであろうか?

        
        ※ ドームからの帰路もご覧のような 混雑具合です。