スポーツ大好きのKIWI(ニュージーランダー)
私はニュージーランド人のことをニュージーランダーと称してきたが、調べていくと彼らのことを愛称でKIWIと呼ぶこともあるそうだ。そこでタイトル名を本日のようにしてみた。
話しは変わって、オタゴ博物館に入ったときだった。
入館して直ぐのところにガラスケースに護られて一本のピッケルが展示されていた。
見ると、世界初のエベレスト登頂を果たしたニュージーランダーのエドモンド・ヒラリー氏が登頂の際に使用したピッケルだと説明書きがあった。
続いて、彼が使用したゴーグルとか、ナイフなども同じくガラスケースに護られて展示されていた。
エドモンド・ヒラリー氏の偉業がニュージーランドの人たちにとって誇りであり、彼がいかに敬愛されているかの証しだと私は感じた。
※ ヒラリー氏がエベレスト登頂に使用したピッケルです。
後になってから気付くのだが、ニュージーランド紙幣(5ドル札)に彼の肖像がデザインされていることからも国民から敬愛されている人物であることが理解できるのである。
※ 写真のように5ドル紙幣にヒラリー氏の肖像が印刷されています。
このヒラリー氏のことでも分かるように、KIWIたちはかなりのスポーツ好きであり、スポーツを大切なものと考えているようである。
街を歩いていて気付くのだが、とてもたくさんの人たちがランニングやウォーキングに取り組んでいる。真夏の昼下がり、全身に汗を拭きだしながらランニングに取り組んでいる姿を見ると、健康のためというより、積極的に身体を鍛えているというように思えた。
そういえばニュージーランド人はラグビーをこよなく愛する国民である。
※ オークランド市内で見かけたクリケットの試合の様子です。
友人T氏にうかがうと、ニュージーランドの人気スポーツは①ラグビー、②クリケット、③バスケットボール、④サッカーの順だそうである。
私が訪れたオークランドでも、ダニーデンでも、クイーンズタウンでも、ちょっとしたところにグリーンが広がっていて、市民がいつでもスポーツに取り組むことができる環境のように思えた。
※ 写真のようにちょっとしたところに広々としたグリーンが広がっていました。
その最たるものが、ダニーデンで見た全天候型のスタジアムではないだろうか。
ダニーデンというと人口12万人弱である。ちょうど私の故郷北見市と同規模の街である。そんな小さな町に全天候型のスタジアムが存在するのだ。
おそらくラグビーやクリケットに主として使用されるのだろうが、はたして北見市に全天候型の野球場、あるいはサッカー場が造られることはあるのだろうか? あるとしたら何時のことなのだろうか?
※ サイクリングを楽しむKIWIも目立ちました。