スープも、麺も、全てが私好みの味噌ラーメンだった。正統派の“さっぽろラーメン”を謳うだけあると思った。札幌の表玄関、札幌駅直結のアピアにおいて道外客にも、海外客にも「これぞ札幌ラーメン!」と胸張って言える味ではないだろうかと思えた。
※ JR札幌駅直結のアピアの食堂街にある「らーめん 青竜」のエントランスです。
11月30日(金)午後から札幌駅近くのビルであるセミナーがあり参加したのだが、夜もまた近くのビルで行われるコンサートを聴く予定になっていた。そこで家には帰らずに小腹を満たそうと考えた。その時思い出したのが「ランチパスポート」の利用である。
しかし、「ランチパスポート」は基本的に昼食が主である。ところが参加店を詳細に見ていったところ、ラーメンではあるが21時30分まで可能という店を見つけた。それがこの日訪れた「らーめん 青竜」である。
「らーめん 青竜」はアピアの中でも飲食店が連なるアピア・ウエストの南側に小さな店を構えていた。店内は二つのテーブル席の他はカウンター席が厨房を囲むように並んでいた。私が入店したのは16時過ぎだったが、カウンター席は混んでいたためテーブル席に案内された。
※ 店内は手前にテーブル席があり、残りは写真のようなカウンター席です。
ワンコインで食せるのはレギュラーラーメン三種(味噌・塩・醤油)である。私は「味噌ラーメン」(通常価格720円)を注文した。
ガイドブックには「アルカリイオン水を浸かった正統派の“さっぽろラーメン”」と記されていた。
※ 最近のラーメン屋さんはほんとうにメニューが多彩ですねぇ。
運ばれてきた味噌ラーメンは、チャーシュー、メンマ、モヤシ、ネギ、そして海苔がのっかったどこにでもあるような味噌ラーメンである。まずはいつものようにスープを一口。「うーむ、それほどくどくなく味噌の味が良く出ているぞ!」と思った。続いて麺を頬張ると、これがまた私好みの中太縮れ麺である。(西山製麺製かな?)
※ 私が食したレギュラーの味噌ラーメンです。
チャーシューも、メンマも、全てが私好みである。最近の札幌味噌ラーメンといえば、最後にはくどすぎる感じが残るのだが、この店のラーメンは最後まで私を満足させてくれた。
※ 西山製麺(?)の中太縮れ麺は私の好みです。
札幌で一番とはけっして言わないが、平均点を大きく上回る味噌ラーメンだった、ということは言えそうである。また行ってみたい店である。
【らーめん 青竜 データー】 札幌市中央区北5条西4丁目 アピア・ウエストB1電 話 011-209-3483営業時間 10:30~22:00(ランチパスポート可能時間10:30~21:30)定休日 アピアに準ずる座席数 18席(テーブル席、カウンター席)駐車場 有(施設P 2,000円以上で2時間無料)入店日 ‘18/11/30