田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

私的に‘18を振り返る Part Ⅳ

2018-12-30 17:22:04 | 私的に〇〇年を振り返る

 「私的に…」シリーズ第4弾は、「どんなステージを堪能したか」と「どんな映画を観たか」である。この両者は札幌に住んでいることでアドバンテージを感ずる分野である。特にステージ分野についていえば、札幌市内では千差万別あらゆるステージが用意されている。その中から自分の好みと懐事情を相談して今年もたくさんのステージを楽しむことができた。映画とて同じである。 

【どんなステージを堪能したか】 

◆近代美術館コンサート(「新春の贈り物」ピアノ・渡部美蕗のコンサート)近代美術館 1/06

◆LCアルモーニカ オペラ公演(「おこんじょうるり」「あまんじゃくと…」)教育文化会館 1/08

◆北海道高校演劇Special Day(余市紅志高校演劇部「おにぎり」)かでるホール 1/12

◆札幌消防音楽隊119ニューイヤーコンサート(吹奏楽の良さを堪能)キタラ大ホール 1/12     

◆北部方面音楽隊 室内楽演奏会(北部方面音楽隊の選抜メンバーによる室内楽)キタラ小ホール 2/02

◆トワエモア ミニライブ(「スポーツ!北海道フォーラム」においてミニライブ)道新ホール 2/03

◆EZO音楽祭 in 時計台(谷 仁、加奈崎芳太郎、他計4組のライブ)時計台ホール  2/06

◆札幌ハーツウインドオーケストラコンサート(札幌市内の若い音楽集団)ちえりあホール 2/17

◆かでる de かなでるFoster Concert(道警音楽隊と千歳高校吹奏楽部)かでるホール 2/18

◆陸上自衛隊北部方面音楽隊定期演奏会(幻想交響曲 作品14他)キタラ 3/11

     

◆LPコンサート(リチャード・クレーダーマンのLPを聴く)ちえりあ 3/17

◆第11回おバカな高校演劇対決(大阪精華高校、札幌藻岩高校ほか全4校参加)教育文化会館  3/31

◆歌で綴るメンデルスゾーンVol.1ピアノコンサート 六花亭ふきのとうホール 4/16

◆第39回市民バンドフェスティバル in SAPPORO(市民バンド7団体が出演)キタラ大ホール 4/29

◆かでるロビーコンサート(若手6人組Tiaraのポップ系シンガーのライブ)かでる2・7  5/15

◆札幌8時間耐久ライブ(全国から22組50人が出演 PETAと再会)イベントスペースMr.M  5/19

          

◆「やさしさっぽろコンサート」(音楽集団「奏樂」のトリオのミニライブ)総合福祉センター 5/28

◆「キタラのバースデー」(ライナー・キュッヘルのヴァイオリン 他)キタラ 7/01

◆PMF2018オープニング・コンサート(PMFオーケストラ、PMF教授陣)芸森野外ステージ7/07

◆パークジャズライブ in 教育文化会館(ビッグバンドを中心に11組の演奏)教育文化会館 7/15

◆NORTH JAM SESSION 2018 in 芸術の森(綾戸智恵、上田正樹etc.)芸森野外ステージ 7/22

    

◆道銀ロビーコンサート(ソプラノ、フルート、ギターのトリオ)北海道銀行 7/20

◆北海道二期会コンサート(ウィーン時代のモーツァルトとダ・ポンテ三部作)教育文化会館 8/22

◆かでるロビーコンサート(女性コーラス「ピッコロ・ヴェルデ」10人編成)かでる2・7  8/23

◆中央区民センターロビーコンサート(ジャズギター 小郷正彦さん)中央区民センター 8/24

◆北海道教育大学・実験劇場第7回オペラ公演「土方歳三最後の戦い」教育文化会館 8/31

◆日露交歓コンサート2018(「チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院」OBの演奏)9/18

         

◆日露文化芸術フェスティバル(イーゴリ・ブットマンクインテット)ちえりあホール 10/27

◆田中メディカルグループ札響招待コンサート(フルオーケストラ+服部百音)キタラ大ホール 11/06

◆NHKクラシックカジュアルコンサート(N響の4人をはじめ7人の編成)キタラ大ホール11/20

◆岡田浩安フォルクローレコンサート(岡田をはじめとした4人組の演奏)レンガの館ホール 11/25

◆かでるクリスマスコンサート(北海道警察音楽隊の演奏)かでるホール 11/30

◆中央区民センターロビーコンサート(拓郎倶楽部の単独ライブ)中央区民センター 12/05

◆道立近代美術館コンサート(「トリオ・デ・ランス」のクラシックコンサート)近代美術館 12/15

◆札響の第九(10年連続での第九の鑑賞となった 大友直人指揮)キタラ大ホール 12/15

◆吹いて 奏でて 楽しむ コンサート(若い高校生・大学生・社会人の吹奏楽)かでるホール 12/26

◆松山千春コンサートツアー2018「ことば」(久しぶりの千春の歌を堪能)hitaru  12/25

         

 今年も多くのステージを楽しませてもらったが、その中から思い出深いステージを選ぶとすれば、「市民バンドフェスティバル in SAPPORO」、「札幌8時間耐久ライブ」、「PMF2018オープニング・コンサート」、「パークジャズライブ in 教育文化会館」、「NORTH JAM SESSION 2018 in 芸術の森」、「NHKクラシックカジュアルコンサート」、「松山千春コンサートツアー2018」などがあげられる。

 当初考えていた以上に感動したのが、「北海道教育大学・実験劇場第7回オペラ公演『土方歳三最後の戦い』」、「日露交歓コンサート2018」の二つである。

 そして二つの高校演劇の舞台も楽しませてもらった。実は私は隠れ(?)高校演劇ファンである。今年10月には札幌で何年かぶりに全道大会が開催され、楽しみにしていたのだが全てを観劇するためには三日間を充てねばならず、わずか半日の観劇となってしまった。残念!

 と今年もさまざまなステージを堪能させていただいた。 

 

【どんな映画を観たか】 

◆「南極物語」(1983年公開のタロ・ジロが生還した感動ドラマ 高倉健主演)近代美術館 1/08

◆「ジオストーム」(STV試写会 気象コントロール衛星が暴走する世界を描く)STVホール 1/16

◆「素晴らしき哉、人生!」(ちえりあ映画会 1946年制作アメリカ映画)ちえりあホール 1/18

◆「祈りの幕が下りる時」(HBCシネマクラブ試写会 東野圭吾作品の映画化)共済ホール 1/19

          

◆「生きとし生けるもの」(2017年 監督今津秀邦のアフタートーク付)円山動物園  2/12

◆「TOMMOROW パーマネントライフを探して(2016年エコトーク映画会)ちえりあホール 2/12

◆「深夜食堂」(2016年 かでるの3機関の合同企画。小林薫主演)かでる2・7  2/27

◆「ミルク」(2008年 ゲイの活動家ミルクの伝記映画)エルプラザホール 3/04

◆「地球が壊れる前に」(2016年 国連平和大使ディカプリオがレポーター)円山動物園 3/21

◆「ウインストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(2017年)ディノスシネマズ札幌 4/06

◆「万引き家族」(2018年 カンヌ映画祭最高賞受賞 樹木希林出演)ユナイテッドシネマ札幌  6/12

◆「希望の彼方」(2017年 フィンランド映画 難民問題がテーマ)リフレサツポロ 6/16

◆「ゲッペルスと私」(2018年 ナチス・ゲッペルスの秘書の女性の独白)ディノスシネマズ 7/31

          

◆「カメラを止めるな」(2017年 37分ワンシーンワンカットの映画)ディノスシネマズ 8/17

◆「一陽来復 Life Gose On」(2018年 東日本大震災後6年目の東北を描く)札幌プラザ4・5 9/01

◆「日本映画テレビ技術協会 作品上映会」教育文化会館 9/16

◆「パパが戦場に行った日」(2016年 オランダ映画 戦争の愚かさを描く)札幌プラザ4・5 9/30

◆「ソフラ~夢をキッチンカーにのせて」(2017年 レバノンの難民キャンプ)札幌プラザ4・5 9/30

◆「わが愛の譜 滝廉太郎物語」(1993年 滝廉太郎の生涯を描く)かでる試写室 10/25

◆「おいにちゃんのハナビ」(2000年 白血病の妹を思いやる兄を描く)かでる女性プラザ 11/06

◆「中島公園の今昔~9.5ミリフィルム上映会」

(約90年前の札幌の様子を写した家庭用フィルムの上映会)古民家ギャラリー「鴨々堂」 11/11

◆「日本一短い「母」への手紙」(1995年 家族を捨た母と子の葛藤を描く)かでる試写室 11/27

◆「手紙」(2006年 東野圭吾原作、殺人を犯した兄と弟の葛藤を描く)ちえりあホール 11/28

◆「華氏119」(2018年 マイケル・ムーア監督)シアターキノ 12/03

          

◆「華の乱」(1988年 作家・与謝野晶子の半生を虚実織り交ぜて描く)かでる試写室  12/20

  私がいつも言っていることだが「映画は最高のエンターテイメントである」と。それはコストパフォーマンスが優れている上、感動を受けたり、私自身に考えさせてくれることが多いという意味においてである。シニア世代は新作映画でも1,000円程度で観ることができるのだ。さらに札幌では旧作映画になると市内の様々なところで無料公開される場合が多く、そうした情報収集して駆け付けるようにした。旧作映画を自宅のテレビで楽しむという向きもあるかと思うが、私は徹底して暗くなった空間で大画面で鑑賞することにこだわっている。

 映画解説者だった故水野晴朗さんが「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」というセリフに強い共感をおぼえるのである。(もっとも水野さんの場合はテレビの中の映画だったが…)