お話をただ伺うだけではなく、今回のワークショップのように自ら手を動かし、体験してみる講座は心楽しいものがある。子どもたちも参加する楽しい講座を体験した!
今夕、「酪農学園大学ブルーグラス研究会コンサート」を聴くために江別市に来ています。
コンサート開始時刻は午後6時で少々時間があるので、カフェに入って本日のブログを投稿することにしました。
今日はただ江別市へコンサートだけを聴くために車を走らせるのは能がないと思い、その前に北海道博物館で開催された「ちゃれんがワークショップ」に参加することにしました。「ちゃれんが」とは、北海道博物館の外壁に江別市特産のレンガが使用されていて、その色が茶色のためにそうした愛称が付けられたようです。
※ 今回の講師は北海道博物館の女性の学芸員の方でした。
今日のワークショップは「ノコギリでネームプレートを作ろう」というものでした。内容的には、
昭和初期に北海道の造材事業で活躍したノコギリについて学んだ後、そのノコギリを用いて細い丸太を自ら切り出して、ネームプレートを作るという内容でした。
ノコギリといっても、その用途によってたくさんの種類があることを再認識しました。例えば、差切鋸(さしきりのこ)、かがり、鴨居挽鋸(かもいひきのこ)、廻挽鋸(まわしびきのこ)、胴付鋸(胴付鋸)、両歯鋸、片歯鋸、氷切鋸…、といった具合にそれぞれの造作に対応した鋸があったようだが、現代は全て機械が造作してしまいますが、昔はひとつひとつの木材の造作にとても苦労したことが偲ばれました。
鋸の種類と共に、私が不明だったことは、鋸には横挽きと縦挽きの鋸があることだった。横挽きは山に立っている木を丸太にするさいに使用する鋸で、縦挽きは丸太を木材に加工するために使用する鋸だったということだ。昔は鋸という道具を使用したとはいえ、その原動力は全て人力である。相当に過酷な労働だったことが分かった。
※ 横挽きの鋸です。細くて長いのが特徴かな?
※ 縦挽きの鋸です。幅がとても広くなっています。とても重いのが特徴です。
さて、ネームプレートの方ですが、自らノコギリで丸太を切り出し後、紙ヤスリで断面を滑らかなるまでこすり、その後に絵付けをして、最後に紐を付けて完成という、まあそれほど難しいものではありませんでした。(但し、絵付けのセンスは問われますが…)
※ 写真のように自分で使用する材料を切り出しました。実際にはもっと小さなノコギリで…。
※ 切り出した材料の表面を紙やすりで舐められにしています。共に参加した知人のO氏です。
ということで、私が完成させたネームプレートはお見せ出来るようなものではないのですが、アリバイ証明のために掲載することにします。
※ はい。私の作品です。絵心のない私は見本どおりに描いただけです。
それでは、これからコンサートが行われる江別市の「ドラマシアター ども」に向かうことにします。