田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ラグビートップリーグプレシーズンマッチ in 札幌ドーム

2019-06-02 17:57:20 | スポーツ & スポーツ観戦

 来る9月に開催されるラグビーWCを盛り上げようと開催されたプレシーズンマッチである。オープン戦とあってどうしても緊張感がイマイチ欠けていたようにも思われたが、試合後半は追いつ追われつの好ゲームとなった。

                  

 今年は日本で初めて開催されるラグビーWCの開催年である。札幌ドームでも予選リーグの2試合が行われる。(私は9月22日のイングランド vs トンガ戦を観戦予定である)その開催を盛り上げる意味もあって、北海道ラグビーフットボール協会の招待試合としてパナソニックワイルドナイツ vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦が札幌ドームで午後1時から行われた。

          

      ※ 前座試合として道内高校生の七人制の試合が行われていました。黄色が優勝した札幌山の手高校です。

 私は同じくラグビーWCの観戦を予定されている知人のH氏と観戦することにした。観戦客はざーっとみて、1万人前後といったところだろうか?

 両チームは昨年のトップリーグ戦では、トヨタ自動車が4位、パナソニックが6位と優勝争いには加われなかったが中堅のチームといってよい両チームである。(トップリーグは16チームで構成)

          

          ※ ラグビーの試合の特徴の一つスクラムを組んだ様子です。

 試合の前半はやや緊張感に欠けるかなぁ…、といった試合展開で両チームともにトライはなく、PG(ペナルティゴール)だけで6対3でパナソニックがリードする展開だった。私はH氏に「選手やベンチからもオープン戦だから…、というという雰囲気が伝わってくるようですね」などと話し合っていた。

          

          ※ もう一つの特徴であるラインアウトでのボールの取り合いの様子です。

 試合が動き、会場も沸き出したのは後半に入ってからだった。全体としてはパナソニックが押し気味の試合展開だったのだが、トライを奪ったのもパナソニックが先だった。しかし、そこから奮起したのがトヨタ自動車だった。パナソニックに負けじとトライを取り返した。するとまたパナソニックが取り返す、というシーソーゲームとなった。最終的にはその後2トライを重ねたトヨタ自動車が逆転勝利をするというスリリングな試合展開だった。選手について詳しくない私は、誰がどんなプレーをしたのか把握することは困難だった。そのような中で、唯一トヨタ自動車のキッカーのクリントン・スチュアート選手の正確なキックが目立った。クリントン選手は三つのペナルティゴールと三つのコンバージョンゴールをことごとく決めた。特にペナルティゴールの一つは、ハーフウェーライン(センターライン)上から蹴ったキックが見事にゴールポストを通過した時は会場内が歓声に包まれた。その距離は50mくらいはあったのではないだろうか?

          

          ※ 試合結果を表すボードです。ビジョンに映る選手がクリントン選手です。

 試合を観戦していて感じたのはさすがトップリーグの選手たちのプレーである。私が良くTV観戦する大学ラグビーの場合キャッチミスやキックミスが目立つが、今日の試合ではそうしたプレーがとても少ないところは「さすがにトップリーグ!」とうならされた。   

 さて、それがWCクラスのプレーとなると、それはどれくらいのレベルなのだろうか?9月22日が楽しみである。

          

        ※ 入場者にはラグビーボールの形をビーチボールが配られました。左下にはリーチ選手のサインが!