やはり私には海より山が合っているようだ。僅かな時間であったが、フィトンチッドに包まれて森を歩く幸せを感じてきた。「手稲市民の森」は平坦な道が少なく、山あり谷ありのアップダウンに富んだ魅力的なトレッキングコースだった。
※ やや緑色が濃くなった森の中はフィトンチッドに溢れていました。
※ シラカバの木肌が緑色の中で鮮やかに映えていました。
※ 「手稲市民の森」のマップです。黒い⇒のところから入り、外周を一周しました。
本日、昼頃になって急に思い立って「手稲市民の森」に行くことにした。振り返ってみると一週間以上も野山から離れていたことで、私の内なる声が山へ向かわせたようだ。
車で約30分走ると、二つある入口の奥の方の入口に着いた。こちらには車が4~5台停めることができる駐車帯があるのだ。今日は平日ということもあり1台も駐車していなかった。
※ 入口のところに4~5台停められる駐車帯があります。
早速森の中へ入った。すると、つい2~3日前に散策路の除草をされたばかりかのように刈り取られた雑草が散策路に横たわっていた。
※ 写真のようについ数日前に散策路の雑草の除去作業が行われたようでした。
森の散策路はいきなりのアップダウンである。谷川を跨いだかと思うと、尾根に向かっての上りである。そうしたことを何度繰り返したことだろう?登山のように長い上りばかりでなく、適度に下りも織り交ざるところが体力に衰えを自覚するようになった私には好都合である。札幌市内には6つの市民の森があるが、その中でも「手稲市民の森」は最もアップダウンに富んだ市民の森と言って良いようだ。
※ 谷から尾根に向かっての上がり勾配の散策路です。
※ このような小さな流れを何度も何度も渡りながら進みました。
※ 下り勾配の先には上り勾配の坂が待っています。
山野草の方は、春の花の季節が終わってしまったようで目に付くのは、クルマバソウやマイヅルソウの白い小さな花たちだけだった。他にも小さな花を目にしたが、残念ながらその花の名は私には分からなかった。散策路の中で唯一黄色い花を付けた山野草も目に入ったが、そちらも花の名は分からない。もっと勉強せねば…。
※ クルマバソウは現在が花の盛りかと思われます。
※ クルマバソウの大写しです。
※ 「手稲市民の森」では、マイヅルソウは意外に少なかったようです。
※ マムシグサが鎌首を持ち上げています。
※ ここからは私が分からない山野草が3種です。
時間にして約1時間30分、距離およそ4.5km。やや物足りなさもあるが、今の私には適度な運動量なのかもしれない。
※ 足に優しい散策路は、歩いていてもとても心地よく感じます。
時おり陽光が森の中に注がれる中、溢れるほどのフィトンチッドに包まれて森の中を歩くことは、私にとって何よりのビタミン剤である。さあて、次はどこに向かおうか?
※ 市民の森はこのような案内板が充実しているので安心して歩けます。
※ このような注意書きも嬉しいですね。
の樹皮で冬期間の融雪剤を作ろう‥と
現在塩カルが使用されていて 車のサビ・
農地への悪影響などを考慮し 負荷の無い
融雪剤を‥と試作品まで作ったのですが
塩カルの価格の安さには到底勝てない‥と
あきらめた事をシラカバを見るたびに
思い出します。
シラカバの樹皮から融雪剤を作ることができるとは初耳でした。
sibuya様は科学系のお仕事をされていた方なのでしょうか?
やはり製品化するには価格が決めてとなるのですね。
SDGsが叫ばれる今、時代はそうした環境の負荷がかからないものを求めているんじゃないでしょうか?