モモちゃんへ
日々の出来事を亡きモモに教えます。
 



伊予原 新 著 新潮文庫 【青ノ果テ】をご紹介します。  【月まで三キロ】を読んで面白かったので この著者の本2冊目です。

★★★★★ 金色の星 です。 

 

【宮沢賢治 銀河鉄道の夜】を読んだことの無い方は この本を読む前に ぜひ先に読んで頂きたいです。

全体が 銀河鉄道へと つながっていくからです。 

副題になっている 花巻農芸高校地学部の夏 モデルは 現在の花巻農業高校です。

精神歌の最後の部分が大きく書いてあります。  ワレラヒカリノミチヲフム

 

校内に 賢治先生の家 羅須地人協会があります。 パソコンの会の仲間6人で賢治の会を作り 2017年 そこを訪ねたのですが 偶然 鹿踊り(ししおどり)部活風景に出会いました。

その部活練習から 話は始まります。

 

総文 だったか? 総合文化祭が終わる迄 ネットに出さないで欲しいとの要望が 生徒さんからあり

当時ブログにUPしませんでした。 【青ノ果テ】でもその文化祭の事があり この真ん中で立って踊っている生徒さんのような子が主役の1人です。

 

韮露青 という言葉が出てきますが 賢治さんの造語のようです。 詩集にあります。

みをつくしの列をなつかしくうかべ 韮露青の聖らかな空明のなかを・・・

因みに韮露 (かいろ)は

 (「薤」は「にら」で、その上に置く露がかわきやすく落ちやすいところから) 人の世や命のはかないこと、人の死、またはそれを悲しむ涙などにいう。(コトバンク より)

 

鹿踊りの練習中にけがをして 暫く部活が出来なくなったことから 地学部創部に引き寄せられてしまいます。

 

イギリス海岸の端っこです。あらすじは割愛しますが思い出の旅行の写真です。

銀河鉄道の夜は 愛読書ですが 気になっていることがありました。ラストです。同じ思いの人がいたのはホッとしました。

 

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