鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

本当に寒い。

2006-09-13 21:33:41 | お知らせ

 外は雨。しとしとと降り続いています。

 今日の最高気温は、昨日よりも低く、何と10月中旬に近い18.2度とのことです。今週はずーと雨模様で、肌寒い日が続きます。

 とてもじゃないですが、こんな天気では鮎釣りどころではありません。そんな気にはなりたくても、なれません。 もうすっかり、落ち込んで諦めムードです。こんな終わり方でいいのでしょうか。こんな終わり方は許されるのでしょうか。

 話は全く変わって、前に、8月15日頃ですか、戦争で死んだのは何も陸軍や海軍の軍人ばかりではないということを書いたことがあります。商船等の戦没船員は60,608人もいて、その損耗率は43%にも上ると。

 その6万余人の中で、14歳から19歳までの未成年者は19,048人で、全体の31.4%を占めています。 因みに、14歳で死亡した船員は987人、15歳は2,866人ということです。中学3年生ではないですか。

 「戦時徴用船遭難の記録画展」ー大久保一郎画伯遺作ーを昨日夕方せんだいメディアテークで観て来ました。

 大きさは30号に統一されているようです。全部で37点の油彩画です。

 大久保画伯は、大阪商船の嘱託をしていて、当時の岡田社長から失われゆく船舶の記録を残すように指示され、生還乗組員の生々しい証言をもとに、戦時遭難船の記録画をひそかに描き残したということです。絵を描いたのは、戦時中です。描いたほうもえらいですが、指示した方も大したものです。

 60年以上も前の油彩画ですので、かなりひび割れたりしていますが、迫力があり、沈みゆく船に対する愛惜の情や無念さがひしひしと伝わってきます。

 こういうことをきちんと構成に伝えていくこともとっても大切なことではないかと思います。

 最後に、船名が判明している船のうち、11隻の船名を書き連ねておきます。

・ありぞな丸(9683t)

・鴨緑丸(8159t)

・龍興丸(2962t)

・九州丸(8666t)

・瑞穂丸(8506t)

・高千穂丸(8159t)

・ぶえのすあいれす丸(9625t)

・ぶら志る丸(12752t)

・北陸丸(8359t)

・ぼるねお丸(5863t)

・護国丸(10438t)

コメント (1)
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