鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

雨降って地固まる。

2006-09-18 21:18:16 | お知らせ

 台風13号または秋雨前線の影響か、昨夜から本格的な雨となったが、それも午前中でなんとかおさまり、午後は曇りながら時折霧雨がぱらつくのみ。

 そんな中、釣り友の娘さんの結婚式・披露宴が駅前のホテルで行われました。

 夕方からの披露宴に参加してきましたが、とっても感動的な披露宴でした。参加できてよかったです。感動と喜びをもらってきました。新婦が美人だったことはいうまでもありませんが、笑顔がとってもチャーミングなのです。

 そして今日はじめて会った新郎も笑顔が自然な男らしい?笑顔で、笑い顔がとっても似合うのです。つまりは二人とも笑顔が素晴らしく、これならどんな困難もお互いの笑顔で乗り切ることができるのではないかと思ってしまいます。新郎は新婦に首っ丈ということが最初から感じられました。微笑ましいくらいに。

 いまどきの結婚式なのでしょうか、仲人は居ません。披露宴も新郎と新婦が揃って低い花のあるテーブルにすわっているだけで、向かって左側には入刀用のケーキ、右側には大きなキャンドルがあるだけです。 お色直しも二人揃って着替えてきました。

 司会者はプロの人のようで、さすがとしかいいようがありません。盛り上げるところは上手く盛り上げ、泣かせます。 釣り友も今流行の青いハンカチで何度も目頭を覆っていました。

 新郎は父上の後をついで魚屋さんになります。いや既になっています。新婦は魚屋さんの若お上さん、市場へ行く夫を送り出すためにこれからは毎日早く起きることになるのでしょう。

 新郎の父上と少し話をしましたが、店には鮎も置いているようです。今年の阿武隈川の鮎は小さくて、とか言っていました。来年からは山形の鮎を卸しますからと言ってしまいました。

 カワセミ会員の皆さん、来年は、もういいやということは禁句にして、釣れるだけ釣ろうではありませんか。一杯釣って店に卸しましょう。

 とってもいい、和やかで、心に残る結婚式でした。 新郎・新婦に幸あれ!!

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正しい戦争なんてどこにもありません。

2006-09-18 00:11:34 | お知らせ

 今、森山未來主演のTBSTV「僕たちの戦争」が終わりました。皆さんは見ましたか?

 私が森山を知ったのは、数年前のテレビドラマ「ウォーターボーイズ」です。金持ちの息子役で、とっても頭がいいのに親に反抗する、ひねくれものを熱演していました。とってもぴったりの役で、面白い役者だなと思い、記憶に残ってしまいました。その後の活躍は今更言うまでもないですが。

  このドラマはTBSの戦争企画第3弾ということで、最初は、明石屋さんま主演の沖縄戦の「さとうきび畑の唄」、次が原爆を扱った「広島・昭和20年8月6日」で、今回が特別攻撃隊を題材にした「僕たちの戦争」です。

  「さとうきび畑の唄」は、2003年製作とのことで、3年前になるのですね。私の好きな役者・俳優・マルチタレント、さんまが熱演した、厳しい状況下でも笑いを忘れない家族、それが戦争に巻き込まれ、従軍することになり、最後は負傷したアメリカ兵を殺せという命令に従えずに、上官に射殺されてしまうという静かな怒りを内に秘めたいいドラマだったと思います。

  今回のドラマは、「回天」という一人乗りの潜水艦、戻ってくることのできない進むことしかできない潜水艦による特攻です。

 特別攻撃隊、略称「特攻」、建前は強制ではないですが、実際上は強制といってもいいもので、命令した人間は後から必ず続くからといって送り出し、終戦の詔をいいことに、それを口実に保身を図り、戦後も生き延びている。

 しかも飛行機による特攻の場合、飛行機自体の性能がよくないために、故障等で目的を達成できそうになく、このままでは海中に突っ込んで無駄死にをせざるを得なくなるので、基地に戻り再度の出現を期そうと思っても、弱虫呼ばわり、卑怯者呼ばわりされたりして、何が何でも死ななければならないような状況に追いやられてしまう。有能な人ほどそうなってしまう。

 性能の悪い飛行機で、重い爆弾を抱えて、さらにパイロットの操縦技術も高くない状態で、しかも防御体制が十分な相手に対して、体当たりを成功させるなんて最初から無理な話しです。

 命令をする側の人間は大半が生き残ったのでしょうが、何とかいう少将は8月15日後に約束どおり特攻出撃したものの、一人で行けばいいものを部下数人を道連れにしてしまった。一人で飛ぶか、飛べないのなら一人で自決するとかすればよかったものを。

 必ずしも命令を下した上官全てがけしからんというわけではないですが、生き延びたのなら生き延びたなりに、責任を感じて、常にざんげの気持ちを持って生き続けたのなら、反省し、反戦・非戦の立場に立って、そのような信条をもって生きたのなら許せますが、現実はどうだったのでしょうか。

  特攻は無駄死にだった。作戦なんていえるようなものではなかった。志願した人は、無駄死にだと分かっていても、(愛する人のためと言い聞かせ)死地に向かった。

 だからこそ私は命令した人間、特攻を考え出した人間、それを作戦として採用した人間を許せない。そして、それを賛美する神社や人間は特に許せない。

 やはり日本は改めて先のアジア太平洋戦争を総括し、日本人自身の手で戦争犯罪人を裁くような気概がなければ、アジアとの善隣友好関係は築けないでしょう。

 教育基本法やましてや憲法を改正する前にやるべきです。それをしなければ、日本はアジアに受け入れられないでしょう。アジアの一員としてやっていけないのではないでしょうか。

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