その1の写真は、左の瀬の下が深い大きな淵。竿を出したのは瀬の頭まで。 その2の写真はその1の上流の瀬です。
昼食後は、今まで使った事のない仕掛け「棒ハナカン」を使ってみました。というのも休憩に入るために竿を畳んで、仕掛けを巻き取ろうとしたら、シマノのハナカンと逆バリを収納してから糸を巻き取る仕掛けから、ひょんな拍子にハナカン等が飛び出し、流れていってしまいました。
私の癖で、仕掛けを巻き取るときは、いったん天井糸をはずして流れに任せてから巻き取るようにしているためです。
しかし、手作りの棒ハナカンはハナカンを通してから魚体と平行になるのかと思ったら、直角になってしまいます。泳ぐことは泳ぐのですが、何か不自然。あゆはかからず。(午前と同じところに入る)12:40-13:10
瀬が好きな私としては、上流部の瀬が気になる。先行者はお昼で上がってしまったようだし、午前中3人目が竿を出したが、すぐに止めてしまった。 午後は、瀬も開きも100から150メートルくらいは私一人のもの。貸切である。棒ハナカン仕掛けをノーマル仕掛けに変更して、上流の瀬に向かう。
午後になって強い風が吹いたり、雲が厚くなり、真っ黒い雲も見え始めた。瀬を釣りながら元のところに戻ったのは、13:15-14:30。
瀬ではどうだったのか?先行者や3人目の人も瀬に入った。下手すれば釣り切られている恐れがある。でもそのときはそのときと割り切って、気楽に竿を出したのがよかったのか、最初からいい感じでかかるではないか。
ここの瀬は広くはないが、チャラ瀬から平瀬・早瀬・荒瀬といろいろな瀬があって、楽しめる場所。 何処の瀬でもかかったが、とくに荒瀬(深瀬)でかかった。型は20cm前後と下流の開きよりは小さい。でも、引きは、瀬であることもあって、強く、元気で、縦横に引きずりまわす。これぞ鮎釣りです。
最後の最後になって、鮎釣りの楽しさを味わった。感謝である。自然に、家庭に、友達に、そして鮎に。
それにしても、0.175号のナイロンは強い。こんなに強いとは思わなかった。これからはもっとナイロンのよさをいろんな場面で使っていこうと思う。
まとまりのないブログになってしまいました。結局、午前13匹、午後も13匹、合計26匹のキープでした。これが今夏最高の釣果です。淋しいですが、率直にとっても嬉しいです。(バラシは計5回)
ハリは3本のみ使用。6.5号くらいの4本いかり。よく根がかりしました。浅かったために全て回収はできましたが。
荒瀬でもオトリが元気であれば釣れる、背バリがなくても釣れるのが嬉しかった。
14:00頃から、真っ黒な雲の一団が近付いてきた。雲の流れが速い。雷の音が聞こえそうであったので、急いで納竿することにした。14:30
満足な晩夏の遠征釣行でした。でもこうなると欲が出てくるのですね、困ったものだ・・・。