鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

天は我を見放さず その2

2006-09-19 22:17:23 | その他河川

 その1の写真は、左の瀬の下が深い大きな淵。竿を出したのは瀬の頭まで。 その2の写真はその1の上流の瀬です。

  昼食後は、今まで使った事のない仕掛け「棒ハナカン」を使ってみました。というのも休憩に入るために竿を畳んで、仕掛けを巻き取ろうとしたら、シマノのハナカンと逆バリを収納してから糸を巻き取る仕掛けから、ひょんな拍子にハナカン等が飛び出し、流れていってしまいました。

 私の癖で、仕掛けを巻き取るときは、いったん天井糸をはずして流れに任せてから巻き取るようにしているためです。

  しかし、手作りの棒ハナカンはハナカンを通してから魚体と平行になるのかと思ったら、直角になってしまいます。泳ぐことは泳ぐのですが、何か不自然。あゆはかからず。(午前と同じところに入る)12:40-13:10 

 瀬が好きな私としては、上流部の瀬が気になる。先行者はお昼で上がってしまったようだし、午前中3人目が竿を出したが、すぐに止めてしまった。 午後は、瀬も開きも100から150メートルくらいは私一人のもの。貸切である。棒ハナカン仕掛けをノーマル仕掛けに変更して、上流の瀬に向かう。

  午後になって強い風が吹いたり、雲が厚くなり、真っ黒い雲も見え始めた。瀬を釣りながら元のところに戻ったのは、13:15-14:30。

 瀬ではどうだったのか?先行者や3人目の人も瀬に入った。下手すれば釣り切られている恐れがある。でもそのときはそのときと割り切って、気楽に竿を出したのがよかったのか、最初からいい感じでかかるではないか。

 ここの瀬は広くはないが、チャラ瀬から平瀬・早瀬・荒瀬といろいろな瀬があって、楽しめる場所。 何処の瀬でもかかったが、とくに荒瀬(深瀬)でかかった。型は20cm前後と下流の開きよりは小さい。でも、引きは、瀬であることもあって、強く、元気で、縦横に引きずりまわす。これぞ鮎釣りです。

 最後の最後になって、鮎釣りの楽しさを味わった。感謝である。自然に、家庭に、友達に、そして鮎に。

 それにしても、0.175号のナイロンは強い。こんなに強いとは思わなかった。これからはもっとナイロンのよさをいろんな場面で使っていこうと思う。

  まとまりのないブログになってしまいました。結局、午前13匹、午後も13匹、合計26匹のキープでした。これが今夏最高の釣果です。淋しいですが、率直にとっても嬉しいです。(バラシは計5回)

 ハリは3本のみ使用。6.5号くらいの4本いかり。よく根がかりしました。浅かったために全て回収はできましたが。

 荒瀬でもオトリが元気であれば釣れる、背バリがなくても釣れるのが嬉しかった。 

14:00頃から、真っ黒な雲の一団が近付いてきた。雲の流れが速い。雷の音が聞こえそうであったので、急いで納竿することにした。14:30

  満足な晩夏の遠征釣行でした。でもこうなると欲が出てくるのですね、困ったものだ・・・。

コメント (2)
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天は我を見捨ず。その1

2006-09-19 21:37:08 | その他河川

 行ってきました。鮭川へ。天気は予報どおり?寒くはなく、かといって暑くもなく、雲が多い鮭川村でした。

 寒くはないとはいえ、用心にスリムウエダーを持ち、お湯もポットに、更にインスタントですが、ホットコーヒーもポットに用意しました。もちろんカップめんも。

 沓沢食料品(なかなかたどり着けなかった。カーナビが欲しい)にてオトリと日釣り券を購入。オトリは全て天然ものとのこと。中型と小型あり。養殖はもたないからとか。

 真室川から下ってこようかと思ったが、とりあえず、沓沢さんのヤナというか「とめ」に入ってみようと思いました。観音橋の下流ではなく、観音橋の一つ?上の橋、とよた橋の上流にあります。

 ここは去年打ち止めならぬ、納竿した場所です。記録によると、去年は9月21日(水)にやはり一人での釣行でした。去年はこの場所で4匹(8:40-11:30)のみ、午後は下流域に移動して3匹(13:00-14:30)の計7匹(17から21センチ)でした。

  水量は少なめ、去年と全く同じといっていいくらいです。水温は22.5度。先行者が一名。瀬尻にいたので、私はその下流域の瀬の開きから緩やかな浅い瀬となるところに入る。

 今日は徹底して、泳がせ釣りをしようと心に決めていました。

 余りにも今年の釣りはひどいもので、釣り方を忘れてしまったと言ってもいいくらいの状況でしたので、最後になるかもしれない今日は釣れなくても泳がせ釣りをするつもりで、竿はがまかつのファインスペシャル95。これはがまかつの大会のときにどチャラで9匹、泳がせ釣りで釣った竿です。今年2回目の出番。

 糸は当然ナイロン、ナイロンの0.175号。直結びではなく、付け糸とはトリプル8の字結び。

  ここは写真でも分かるように、下流部に大きな大きな深い淵があり、ここから鮎は瀬をとおって平瀬にやってくるようです。その上の荒瀬にも。

 9:05 祈るような気持ちでオトリを上に向けて放すも、皮肉にもオトリは下流に向かう。よくあることではあるのですが、困ったものです。仕方なく無理やり川の中央よりの上にオトリを持っていく。そしたら、目印がグウンというかガクンと水中へ、と同時に手元に当りが伝わる。

 9:10.開始5分である。型は20cmくらい。嬉しかった。やったーと心で叫ぶ。無事キャッチして、早速オトリを交換する。背がかりだったので、このオトリはよく泳ぐ。といっても最初はやはり下り気味、でも落ち着いてくると上に泳ぎだす。

 10分後、どうしてか掛かり鮎がジャンプしたのが見えた。かかりが悪かったのか、目と頭の中間に複雑にハリかかり。ハリをはずすのに手間取り、結局このオトリは使えず、同じオトリにまた働いてもらう。

 その後は下竿でも、左岸(左岸より竿を出す)下流から扇のように右岸側に持っていくと、3匹くらいはかかった。 約二時間で50メートルくらいを釣り下って、11匹。私にしては好釣果、上出来である。バラシは2回あり。

 その後今までは川の中央から右岸よりを釣ってきたが、今度は右岸へちぎりぎりを狙うことにした。水深は15から20cm。そしたらこれが当たった。

 何と22cmを超えるような丸々と太った、幅広い鮎ではないか。最初はそんなに大きいとは思わなかったが、引き抜こうと思っても抜けない。浮いてこない。ようやく辛うじて水面ぎりぎりを飛んできてキャッチする。

 0.175号のナイロンでこの大きさの鮎をオトリにはできない。危険は冒せない。ということで、同じオトリに再度ご足労願うことにした。 少し下流に下がってへちを泳がせたら、浅いところで目印が1メートル以上も上流に吸い込まれるように引っ張られる。もう嬉しいのなんのって。これも何とか取り込む。 

 ここで、昼食休憩とする。 


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