鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

分流の様子

2008-12-08 23:20:37 | 広瀬川

 今日はアジア太平洋戦争のうち対米英との戦争が開始された日です。

 日本海軍航空隊が真珠湾の米海軍や空軍基地を奇襲した日です。

 でもそのことを意識的に取り上げたマスコミはなかったように感じます。

 63年だからでしょうか。

 

 でもその割には?昨日のNHKのドラマはよかったのではないですか。

 『最後の戦犯』 A級戦犯ではなく、望まないままBC級戦犯となり、逃亡生活から逮捕され、裁判にかけられ判決が言い渡されるまでを描いていましたが、戦争がいかに本人、家族に深い苦しみを与え続けるか、それを静かに訴えた素晴らしいドラマでした。

 主人公役のARATAという俳優、その抑えた演技が逆に強く訴えてくるものがありました。

 

 映画では、SMAPの中居が主人公の「私は貝になりたい」が上映されています。 最初の映画はフランキー堺のものでした。 フランキー堺の映画はテレビで見ましたが、中居の映画はまだ見ていません。 数年前のドラマでは、確か所ジョージが主人公役を演じなかったでしょうか?

 

 殺したくはないのに、上官の命令ということで、それは天皇陛下の命令と同じで逆らえるものではなかったという現実。 その中で、それでは個人としての、一個人、人間としての責任はないのかということになってくると悩みます、苦しみます。 自分ならどうするか、どうできたろうか、耐え切れなくなります。

 

 自衛隊航空幕僚長の何とか神のような奴が空軍のトップとなるような自衛隊の存在、それを思うと末恐ろしくなります。

 

 そんな中、5日ですか、知の巨人 加藤周一が亡くなりました。 「九条の会」の呼びかけ人でもありました。 医者でありながらあらゆるジャンルに精通し、正に日本の知性を代表する大きな存在といっていいと思います。

 その人が亡くなってしまった。 巨星が落ちてしまいました。 こんな時代だからこそ、もっともっと長生きしてこの日本の行く末を見続けて欲しかったと切に思います。

 

 戦争を経験した世代の人も次々と亡くなっていきます。 戦争が風化してしまいます。 風化させるわけにはいきません。

 世界、日本の政治経済状況から目を離すわけにはいきません。権力者を常に厳しい目で監視し続けなければなりません。

 そのためにも早く総選挙が行われればいいのですが・・・。

 

 

 これからが本題。

 写真はいずれも昨日撮影したものです。 先々週の雨でかわは増水しました。 その結果が4枚の写真のとおりです。

 

 砂でできた壁ではこうなるのは分かりきっています。 これを今後どうするつもりなのでしょうか。 このまま砂は流されるに任せ、石だけが残るようにするつもりなのでしょうか。

 

 こんな高さの中洲なら、夏の大雨なら一気に水没してしまいます。 そうなると石ころだらけになるから、それでいいということなのでしょうか。

 

 写真は1枚目から4枚目にかけて上流から下流域を撮ったものです。

 

 11月21日のブログをみていただくと、その違いがはっきり分かります。是非とも、21日のブログの方もどうぞご覧ください。

 

 

 

 


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