鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

「出星前夜」

2008-12-26 23:39:30 | 思いつくまま

 昨日が暖かかっただけに今日の寒さは身に沁みます。堪えます。

 道路が凍ってしまうと車には乗る気になりません。

 

 もうすぐ26日は終わってしまいます。

 

 あすから長期の年末年始の休みに入るので、その間読もうと思っていた本が手に入りません。 

 残念です。 何箇所かの本屋に聞いても売り切れで、注文となりますとのこと。

 今頃小学館は大増刷の真っ最中ですか。

 

 その本は、飯嶋和一さんの「出星前夜」です。

 大仏次郎賞を貰いました。 だからというのではありません。 その本のないように興味があったからです。

 

 ナントなんと何と、島原の乱を扱っているというではありませんか。

 島原の乱というと、私は昔読んだ堀田善衛の「海鳴りの底から」という本を思い出します。

 その本の影響というわけばかりではありませんが、かって学生時代に長崎方面の旅行に行ったとき、関連する土地、島原市とか原城あとにも行ったことがあります。

 

 島原市が大きい綺麗なお城があり、市内は水が豊富で、湧き水が豊富なのでしょうか、道路沿いに小さな流れがあるような、郡上八幡を思わせるような雰囲気がある街で、そのその水がまた冷たく、夏に行ったこともありますが、スイカを冷やしていたりしていたように記憶しています。

 

 対照的にキリシタンたちが立てこもった原城はほとんど見るものもないというか、辛うじて石垣みたいなものがあっただけという感じでした。

 多分徹底的に幕府軍によって叩き壊され、潰されたためではないかと思います。

 あまりの対照の落差に愕然としたような気がします。

 

 そんなことが昔あったということで、今度大仏次郎賞をとった「出星前夜」があるということを知り、何とか入手しようとしたのですが無理でした。

 

 多分あと数日すると、書店には沢山のその本が並ぶのではないかと思います。

 あと、4分。

 何とか間に合いました。

 

 皆さま、お風邪など召しませぬように、十分お気をつけください。


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