今月13日の朝日新聞の記事です。
見出しは、「上野のパンダ また会える」 「ランラン・トントン・・・・・7頭剥製など展示」 「国立科学博物館」です。
それによると、上野動物園で飼育されたパンダ7頭の剥製や標本が、23日から国立科学博物館で展示される、ということです。
いつの間にか、7頭ものパンダが飼われていたのですね。
当然最初のパンダは”ランラン”と”カンカン”です。
昭和47年、1972年の10月に日中友好条約の締結を記念して中国から贈られてきたものです。
2枚の写真はパンダです。
ランランとカンカンです。
上野写真の左側の大きい写真のパンダは”ランラン”です。中国名では「蘭蘭」となります。
下の写真の右側のパンダは”カンカン”です。中国名は「康康」です。
「朝日ラルース」 増刊号です。 「週刊世界動物百科 パンダ」と題して緊急に発行されました。
発行は昭和47年12月20日 定価は360円です。 普通は220円なのですが、増刊特集号のためでしょうか、360円と高くなっています。
この時”ランラン”はメスで3歳、”カンカン”はオスで2歳でした。
「おしとやかなランラン」 「やんちゃなカンカン」と呼ばれていました。
ランランは3歳で88キロもあったと書いてあります。
1972年11月4日に特別公開されてから、一般公開が始まったわけですが、私はその年の12月にランランとカンカンを見ています。
所沢出身の会社の同僚と大阪から東京に行ったのですね。
ついでに鎌倉の由比が浜にも寄って、確かドイツ人が経営する浜辺のレストランで簡単なドイツ料理を食べた記憶があります。
混んでいて足早にパンダの前を通り過ぎなければならないといわれていましたが、なぜかゆっくりと友だちと見ることができました。
とても88キロもあるようには見えませんでした。とっても可愛かったという印象しかありません。
この冊子の記事によると、入場料は大人が100円、小人は50円です。
36年前の出来事、思い出です。