ベガルタ仙台、辛うじてJ1残留となりました。勝つことを忘れてしまったベガルタ、後半48分でようやく同点のゴールでの引き分け。いやはや心配かけさせます。もう半分は降格かと諦めていました。東北楽天がダントツの最下位、ベガルタ仙台も1年でJ2降格となったら悲惨この上ない。そうはいっても自分としてはどちらにしてもまじめかつ熱心なファンではない(勝っている時だけのファン)ので、厳しいことはいえる立場にないのですが。
本当に冷や冷やの同点、ロスタイムでの1点ですから。山形も鹿島と引き分け。13位:山形、14位:仙台、15位:神戸、ですか。しかし終盤の神戸の試合は凄かったですね。勝つという執念がみなぎり勝って来た。大したものです。
来年はせめて10位前後で推移してほしいものです。
(以下、本題)
私の1票の価値は、選挙区は宮城県仙台市青葉区・太白区ですが、衆議院議員選挙では0.53票、参議院議員選挙では0.51票となりました。(一人一票実現国民会議のHPの検索結果)
今日の朝日新聞の一面広告に面白いものが載っていました。意見広告です。全国紙の一面を飾るためには、大分前の話ですが4,000万円かかるとか(記憶に間違いがなければ)。
”清き0.2票”は、ガリレオ裁判より不条理! との見出し。
何だろうと読んでいくうちに国政選挙における1票の格差、重みを問題にしている意見広告です。島根県の選挙権を1票とした場合、他県の票はどうなのか日本地図上に表示しています。宮城県は0.51票で。宮崎県は0.52票となっています。東京は0.23票で、北海道は0.21票です。
住所による差別は不条理と訴えています。 これでは代議制民主主義ではなく、負の代議制で、代議制民主主義は「一人一票」の保障の下でのみ可能です、と。
本来違憲立法審査権を持っている最高裁判所が現行の公職選挙法を違法・無効と審査しなければならないのに、現実は行政や立法の追随、追認という形で不平等を肯定しているので、最高裁判所の裁判官が誰かを知るようにし、不平等を肯定している裁判官を国民の審査権「国民審査」で罷免を可としよう、つまり×印をつけましょう、罷免しましょうという提言です。国民審査権を適切に行使できるように、最高裁の裁判官が合憲派か違憲派かはっきりさせようと。
もはやこうでもしない限り、一人一票の実現は不可能ということです。確かにこうでもしなければ最高裁判所は改められないでしょう。
この提言には賛成します。発起人・賛同者の中には気にくわない人もいましたが、この提言自体については賛成します。極論ですが、総選挙の時最高裁の裁判官全員に×をつけるということも、荒療治ではありますが必要かもしれません。