鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

赤い月とFreude

2010-12-21 23:01:29 | お知らせ

 「赤い月」とついつい書いてしまいましたが、あれっ、これはなかにし礼の著作名ではないかと、ふと思ったのですが、そうですよね。満州を舞台にした小説でしたが、感動的な物語でした。彼自身満州での経験を基にして書いたものだったのではないでしょうか。テレビドラマにもなりましたよね。話はそれてしまいました。

 今日21日は皆既月食の日でしたが、皆さんのところからは月が見えましたか。私は残念ながら月を見ることはできませんでした。見えませんでした。太陽・地球・月が一直線に並ぶのだそうです。

 太陽の光は地球に遮られるが、大気を通過して屈折した光が地球を回り込んで月にわずかに届くため月は赤く見えるようです。でも自然条件は人間の希望なんか関係なく現れます。そう都合のいいようにはなりません。

 今日は午後から休暇として、情けないことにわが妻のいうとおり床屋に行って来ました。髪が伸びた、後姿はよくない、白髪を少し隠したらどうか、前髪だけでも”ぼかし”てはどうか、という強い申し出に逆らえずに、町内の床屋に行ってきました。日曜日にも行ったのですが休みでした。

 耳が出るようにカットしてもらったあとで、髪全体を”ぼかし”(だまし?)にしてくれと頼みました。一番薄い、黒っぽくない目立たない色に染めることにしました。しましたが、結果的にはかなり、いや随分黒くなったなあと思います。何しろ自分で鏡に写る自分自身が信じられませんでした。えっこれが自分か???嘘だろうといいたくなるくらいの変身!!でも今更もうどうしようもありません。受け入れることにしました。正面から見ると見違えるような変身ですが、脇から見ると白髪も見えて灰色に見えるとのことで、そんなに大幅に変身したわけではないようです。

 若返ったのだから、まっ、いいかっという感じで受け入れました。男だってこの年になれば若返りたい!!これからが自分自身の人生だ、文句あっか!!(ドリフターズのせりふみたい)ということです。よろしく。

 ということで、今日も青年文化センター交流ホールで”第九”の練習がありました。今日はただの練習ではなく、マエストロ稽古、そうなのです、指揮者による練習の日なのです。小泉先生(指揮者)。せんくらの時は山下先生(指揮者)。山下先生はやや小太りのエネルギッシュな指揮者ですが、小泉先生は細身で神経質そうな感じですが、指揮自体はなかなかに豪快です。

 穏やかなゆるやかな手の動きですが、いつのまにかぐっと引き込まれ、盛り上げられてしまっているという感じで、指揮者というのは凄いものだと小泉先生の顔を見ながらつくづくしみじみ思ったものです。何しろ真正面が指揮者なのですから。

 ただ困ったのは、せんくらの時の山下先生と異なるだけではなく、常に指導してくれている淳一先生とも異なるとこがあることです。公演では指揮者が絶対でしょうから、それに従わなければなりません。

 いろいろ言われました。余韻を残すように、小節の中で長く、響かせるように、一つ一つはっきりと、やわらかく語りかけるように、・・・・。何かもう忘れてしまった。もっともっと一杯あったのに。小泉先生の指導は7時から8時10分の70分でした。

            

 明日は公演会場である県民会館(東京エレクトロンホール)でオーケストラとの音合わせがあります。今日はピアノのの伴奏での練習です、いつものこと。明日はバイオリンのヘンリ・タタル(スロバキア出身)さんに会って挨拶をしたいと思います。仕事で知り合ったもので。

 今日は本番の指揮者による練習ということなのでしょうか、いろいろ直されたり注意されましたが、なんかとっても盛り上がった感じがしたのは私だけではないようです。いよいよ本番なのだという気持ちに、否応なくさせられます。

コメント (2)
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