鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

小国川漁協に全面的な支援を!

2010-12-31 13:54:26 | 小国川

 いよいよ西暦2010年も終わりです。今年もいろいろありました。ありすぎるくらいですが、それは昨日までいろいろ書いてきたので、そちらに譲るとして、このブログの初心といいますか、なぜブログを始めたのか、それを考えると、初心に戻って川のこと、魚のこと、それらに関することを書いて今年を締めくくりたいと思います。

 よく考えてみると、今年はアユ釣りの総括もしていません。総論から各論?に至るまで何もしていません。釣行の報告をしてきただけです。時間もないのでそれは来年以降にまとめますのでご容赦を。

 最上小国川ダムのついてはたびたび取り上げてきましたが、16日と28日の河北新報に小さく記事が載りました。

 16日は、14日夜に山形県が住民向け説明会を開催したが、そこで改めて「穴あきダム」が最良と報告したということです。

 28日は、小国川に漁業権を有する小国川漁協の沼沢組合長をはじめ18人が、山形県庁を訪問し吉村知事に漁協の反対意見を伝えたそうです。「穴あきダムではなく、川の流れを改修して欲しい」と訴えたものの、知事は県の判断に理解を求めただけで、話し合いは平行線のまま。

 沼沢組合長は「県との話し合いを考える余地はない。」と、漁業権返上交渉に応じない姿勢を明らかにしたそうです。つまり、ダム建設着工には、ダム本体周辺の漁業権の返上が必要なのだそうです。そりゃあ~そうですよね、現に川漁師として生計を維持してる人もいるわけだし、川を愛して止まない漁協の存在があるわけですから。

 これが最後の抵抗の砦となるのでしょうか。そうであれば我我釣り人や川を愛する人たちは小国漁協を応援・支援しなければなりません。この拙いブログですが、読んでいただいているみなさん、ご自分の周りの人々にお伝えください。少しでも反対の裾野を広げていきたいものです。

 あのダムのない清流”小国川”、アユ釣りのメッカ、全国規模の河川、鮎をはじめ豊富な魚種、ダムはつくるのは簡単です、でも壊すのは大変なこと、後で不要と分かっても、現状ではダムの撤去はほぼ不可能です。全国的に穴あきダムが一時最高といわれたようですが、その後はさほどいいダムでもなさそうですし。何でもかんでも川があればそこにダムをつくるという発想からそろそろ脱却しようではありませんか。ダム以外のもっといい方法もあるはずですし、自然環境に極力手を加えないで、自然と共生しながら、時間はかかっても、生活していく方法を考えましょう、そういう生活を目指しましょう。土建・土木国家の悪夢から目覚めようではありませんか!!

 23日に同僚等から頂いた花束のその後です。 まだまだ元気です。芳しい香りと潤いを与えてくれています。早いものです。23日からもう1週間以上も経ってしまいました。わが人生のエポックの年でした。

  

           

 ありがとう、みんな。   いいお年をお迎えください。


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