鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

上流域の広瀬川河川工事・護岸工事

2011-12-09 21:42:12 | 広瀬川

 今までとは異なった上流域の広瀬川河川工事について、12月2日にはじめてお知らせしていますが、きょうは7日時点での工事の状況です。写真が中心となります。

     

 7日はこんなにたくさんの車が駐車していて、簡易トイレまで持ち込まれています。 この付近は鮎釣りの好ポイントなのです。 ここで何回竿を出していることやら。 もうメチャクチャです。

 まず下流域の方から。

 

 上下の写真はショベルカー等が活動しているところの下流域の様子です。 このような大きな土嚢?が積み上げられています。

 

 その上部では浅くなったために作業員が色々と動き回っていました。 このショベルカーはブルドーザーも兼ねているようです。 はしごが見えますが、今年の夏までですとこの部分は深くなっていて、とても人が歩きまわれるような状態ではなかったですし、はしごを掛けることなんて不可能なところでした。

 

 拡大すると下の写真のようになります。

 

 今回の工事の主眼は下の2枚の写真のところの護岸のようです。 もともとこの部分は地震や大雨で脆くなっていたところで、いつかは何とかしなければならないところでした。

 

 大雨になるとここに滝ができます。 山からの水は常に流れていますが、大雨になると三居沢の滝よりもはるかに豪快な滝が出現するところです。 崖の上にある建物は今にも崩れそうです。 多分人は住んではいないと思います。

 

 上の写真のすぐ上流側の様子です。水量が少なくなっているのは、流れが堰き止められているからです。

  

 下の写真のように、上流側にも大きな土嚢?が斜めに詰まれています。 土嚢の上流側は浅いトロに成り果てています。 工事が終われば流れは回復するのでしょうが、果たしてどういう流れに戻すのか? まったく平坦に近い、変わり映えのしない、何の変哲もない、つまらない浅瀬にしてしまうのでしょうか。

 

 なんにしても川の主人公”魚”にとって受難の日々が当分続きますし、工事が終わっても安心して憩える川の流れとなることはないように感じてしまいます。 ペシミストの本領発揮です。 よくないことですが。

 今後も工事の様子は詳しくお知らせします。


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