いやあ、参った! びっくりした! 怖かった!
きょうのお昼過ぎです。 水量が少なくなったし、中洲に入って本流側の様子を見て来ようと思いました。 中洲の下流側から中洲に入り本流側を遡ります。
広瀬川の”イギリス海岸”です。 本流へ合流の少し手前です。
分流と本流の合流点です。ここから中洲に入りました。 ショベルカーのキャタピラの跡が残っています。
中洲の上流側の本流側は大分流れが変わっていました。 水量が少なくなっているにもかかわらず、深みのある急瀬が続きました。この部分には深いところとそうでもないところがあり、対岸に渡れるところもあったのですが、今後はわたるのは難しいかもしれません。
もう少し上流側に進むとこのような自然の池というか、潟というか、そういうものができていました。 そのときです!!
本流側に背を向けたとき、頭の左側耳の上あたりが何かにぶつかりました。 えっ、おかしいな、この付近には木の枝はでていないはずなのに! ドシン!!という重い塊見たなものにぶつかった感じなのです。 おかしい?木はないのに! また右方向を向いたら、またしてもドシン(ドスン)という何かがぶつかってくる衝撃を受けました。 軽い眩暈のような症状。
あっ、これはもしかしてトンビの襲撃かと思いました。 空を見ると、トンビが2羽あまり高くないところを飛んでいます。ぐるぐる回っています。 時折急降下する素振りを見せます。
怖くなりました。やばい!!これはトンビに狙われている!!襲われている!!と分かり、逃げだしました。堤防側に逃げながら、何か防御に役立つ枝切れはないか、探しました。しかし、こういう時に限って見つかりません。あっても大きすぎて持てません。番のトンビなのでしょうか!?くるくる空を旋回しながら、こちらに向かってきたりして威嚇します。
何とかいい枝を見つけ手にしたときは少しだけホッとしました。刀を振り回すかのようにして、トンビの方を見ながら後ずさりして、分流を渡って堤防に逃げ返ってきました。
今の時期鳥たちの繁殖時期なのでしょうか?そういえばトキも子どもが生まれたりしています。トンビにとっても必死だったのでしょうね、卵か子どもをとられるかもしれないと思って。
もう急降下攻撃されてから1時間以上たちますが、まだ少しくらくらします。 それにしても嘴で攻撃されなくてよかった!!胴体での体当たりのようです。 後ろ向きになった時を狙って攻撃してきました。 立て続けに2度も。
これはもう当分迂闊には近寄れません。木刀を持ってヘルメットを被って、ゴーグルをして、皮のの手袋をして決死の覚悟で行かないといけません。 きのうとかショベルカーが動き回ったのもトンビの神経を過敏にしたのかもしれません。
数年前にやはり中洲に入ったとき襲われたことはありますが、ぶつかってきたのは初めての経験です。もう沢山ですね。
最後は分流の様子です。
ああ~、怖かった~。 もしも正面から顔面を攻撃されたらと思うとぞっとします。 カラスにも馬鹿にされているトンビですが、降参です。