いやあ、きょうは久しぶりに?暖かさを感じる一日でした。うれしくなりますね、それだけでも。おとといきのうと比べると、気温は上がっているし(平年並みかな)明るいし、何と言っても”晴れ”なのです。
ということで、きょう正午の観天望気です。 天気:晴れ、雲量:2~3割、気温:20.7度、湿度:48%、風速:3m/s,不快指数:64 となっています。
午前中の後半の妻さんの散歩の報告ですが、牛越橋付近では芋煮会の若者たちがいっぱいだったとか。さもあらん、河原でおもいっきり青春を謳歌してほしいですね。飲んで、食べて、交流して広瀬川での思い出を作ってほしいですね。汚さないで!
今朝の新聞を見ていてびっくりしましたね。政府はといっても厚生労働省ですが、2024年度にも健康保険証を廃止する方針とか!?血迷うたか!?厚生労働省。それによると、なんでもマイナンバーカードを保険証として利用したいとのこと。
マイナ保険証の誕生ですか。なんとしても阻止したいですね。反対します。従いません。2024年度中に健康保険証を廃止なんてできるわけがないです。理由?システム上のヒビが次から次に明らかになってくるだろうからです。
なんでもかんでもシステム化されて行政等に管理されたくないです。知られて困ることはないはずですが、国家というものに管理されるということ自体が気に食わないのです。すんなりと認めるわけにはいかないのです。とことん抵抗したいのです。天邪鬼ですから。
その前に、マイナンバーカードを保険証に活用するためには、専用のカードリーダーを設置した医療機関や調剤薬局が必要ですが、それはまだ全体の3割くらいの設置割合とか。
ちょっと長くなりますが、片山義博さんの指摘を読んでみてほしいと思います。いかに国のやろうとしていることが中途半端か、そして本当の導入する意味は何なのか!?考えてみてください。「世界10月号」です。私がまとめています。
連載155 片山義博の「日本を診る」
袋小路のマイナンバーカード…国民に不人気なのには理由がある
デジタル田園都市国家構想基本方針を見ると、国はマイナンバーカードの交付率を地方交付税の算定に反映させることを検討するという。こんなことまでするようでは、もはや常軌を逸しているというほかない。
すべての国民にマイナンバーが付番されている。そのうえでカードを取得するかどうかは国民一人ひとりの意思に委ねられているはずだ。
カードを持っていても便利さを実感できないので、いくら国が取得を勧めても国民は乗ってこないと捉える方が適切だろう。
(若者50人にカードの保持をきいたら)ほぼ全員が持っていた。では、利便性を実感しているかと問うと、一様に何もないとのこと。身分証明書の代わりになるのではと水を向けると、学生証ないし社員証があればそれで十分だし、そちらの方がよほど受けがいいという。
どうしてカードを取得したのかと聞くと、ポイントがもらえたからということである。・・・若者にはポイント付与は絶大な力を持っているということと、その若者たちにとってはカード取得のメリットはポイント付与しかなさそうだということである。
(便利な仕組みの説明が何もないのに)ポイントまで付与して何が何でのカードを取得させようとする国の姿勢には不気味さを覚える。ひょっとして国は国民に説明できないようなマイナンバーカードシステムの乱用を企んでいるのではないか。そんな疑念すら浮かんでくる。
(納税証明書や住民票のの写しをコンビニ受け取るには)カードの暗証番号を登録するために、事前に役所の窓口に出向く必要がある。・・・。コンビニ交付で紙の書類を受け取るという中途半端ン仕組みではなく、カードを持つ人はオンラインで請求し、デジタル化された納税証明書などをオンラインで受け取れるようにすべきだと思う。
実はマイナンバーのお陰で、税務署の所得税の調査の手間がずいぶん省かれるようになった。・・・。(しかし)給与や原稿料などを受け取る納税者は、その支払者に対して自らのマイナンバーを通知しなければならないのだが、その通知方法はデジタル化されておらず、不便極まりないもの
マイナンバーカードを持っている者でも、そのカードをコピーし、それを簡易書留で相手方に贈るのである。簡易書留だから郵便ポストに投函するわけにはいかず、わざわざ郵便局まで足を運ばなければならない。税務署が行政改革の成果を謳歌している陰で、農材者の側はこんな不便を押し付けられているのである。
ことほどさようにマイナンバーカードについては分からないことだらけである。こうしたことを一つひとつ解消すれば、国民を餌で釣るようなポイント付与に巨費を投じたり、自治体を交付税で脅したりする馬鹿げたふるまいをしなくても、カードの取得率は上がると思うのだが。