鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

快晴! 立川談春独演会

2022-10-31 21:16:24 | お知らせ

 

           

きょうの天気もきのうとほぼ同じですが、朝の散歩のときの秋空(今CSで見ている3年前のNHKの朝ドラの名前は「なつぞら」 きょうも泣かされてしまいました)、まあ全く雲のない青一色、吸い込まれそうなくらい。

 

朝からこんなに素晴らしい天気なのに、外に出て空を見上げないなんてもったいないですよ。雨が降って鳴ければ毎朝空を見る癖をつけてみてはどうですか。感動することがいっぱい出てくると思いますが。

              

 

ということで、きょう正午の観天望気です。 天気:快晴、雲量:1割以下、気温:16.6度、湿度:46%、風速:2m/s,不快指数:52 となっています。

 

きのう午後から東北電力ホールにて 立川談春独演会2022 を聴いてきました。観てよりも視てが相応しいか、まあとにかく「みてきいて」きました。そして、大いに笑ってきました。

   

2時30分開演で終了は5時過ぎか。出演者は談春の弟子と本人の二人のみ。2時間半以上、飽きさせないのはさすがです。弟子の落語はまだまだという感じで、19日にサロンでやってもらった東北大学の落語研究部の学生と大して変わらないか、と思ったくらい。(失礼)

  

最初の弟子が一席話して、いよいよ本人の出番です。出てくる前の鳴り物がいいですよね。太鼓や三味線がいかにも寄席という雰囲気を醸し出します。太鼓の演奏のとき、拍子をとってみたのですが、なんとも複雑な音程だなあと思いました。ついていけませんでした。

  

立川談春の1席目は『うどん屋』ですか。いかにも寒い冬に屋台を担いで売り歩くうどん屋の雰囲気がばっちり出ていました。うどんの食べ方というかすすり方、これが絶品でした。センスを箸に見立ててうどんをすするその顔の表情と付随する音、さすが真打、上手いもんだ。

        

 

でも、きのうの華はなんといっても2席目の『芝浜』でしょう。あっという間に1時間以上が経過しているのです。すごい技量ですねえ。飽きさせずに聴かせるさすが名人。貧乏な魚屋の夫婦の掛け合いが絶品でした。

    

    (また1個もぎ取られていました)

何とかして働かせようと腐心する女房、魚屋の腕はいいのですが飲んでばかりいる亭主、間違って一時早く起こされ魚の仕入れに行かされた亭主、でもそのおかげ?で海で42両という大金が入った財布を拾ってしまう。

  

その42両を巡っての夫婦の駆け引き、女房の夢を見ていたのだ、お金なんか拾ってはいない、すべては夢なんだとのはかりごとが功を奏し、亭主がまじめに働きだし、3年後には店を持つまでになったのですが、・・・・・・

              

はじめて聞きました『芝浜』、何とも素晴らしい人情話しです。名前だけは聞いていましたが。ネットで見てみたらいろんな落語家がそれぞれ工夫して演じているようで他の落語家のものも聞いてみたいものです。

      

でも、如何せん長いからなあ~。演じられる落語家自体も多くないだろうし、1時間余も観客を飽きさせないように話し続けるのは並み大抵のことではないので、なかなか難しいだろうなあ。

         

10月は学生3人の落語、そしてプロ二人の落語を生で聞くことができ最高でした。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする