鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

積もりました、少しですが。

2010-12-16 22:24:57 | お知らせ

 今日は12月16日、来週の木曜日はいよいよ本番の日です。そうなのです、もうあと1週間なのです。今更どうしようもないのですが、何か焦ってきます、これでいいのかと心配にもなります。でもこうなれば後はマエストロの言うとおりにするしかありません。20日はどういう練習になるのか?

 また今日のことですが、届きました、岡野釣具店から、ダイレクトメールが。「2011渓流竿ごあんない」と「鮎用品おかいとく」のお知らせです。この時期にそう来るか!!敵もさるもの、ようやるわ!!”オフシーズンのOFFセール”とはいいネーミングです。購買欲をそそられます、が、負けてはいられません。ぐっと堪えねば!!堪えること、耐えることはアユ釣りに欠かせないことです。我慢、がまんの釣り、こんなことは当たり前のことです。

 プロローグがまた長くなりました。

 積雪となりました。朝の6時20分頃の我家の東西の家の屋根の様子です。ご多分にもれずわが町内も高齢化が進み、空き家となっているところが少なくありません。両家とも今は空き家同然です。

 

 上の写真は東側の様子。太陽が顔を出そうかどうか迷っているところです。下は西側の様子で、まだ街灯に灯が灯っています。

                

 河原に行って来ました。朝の7時30分過ぎです。必死です。

 

 上下の写真は分流の中ほどから上流下流を撮ったものです。上が上流部分、下が下流です。 河に近寄っていったとき、水辺でバチャバチャという水音がしたもので、これは残っているサケが元気に逃げたのかと喜んだのですが、実際は鴨でした、鴨の親子がいたのです。

            

 次は分流の定点観測している場所からの分流の上下の様子です。

  

 まだ水量は十分です。上が分流の上流部、下が下流部です。いい水量ですね。分流に随分と水を引き込んでいます。

                   


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初雪です!

2010-12-15 21:28:38 | お知らせ

 ようやくというか、

   とうとうというか、

     ついにゆきがふりました。

        ふったはふったのですが、

           ふったというよりは、

              まったというほうがただしくて、

          じめんにおちて、

      むなしくきえさるのみ。

 へいねんよりも 

     にじゅうさんにちおくれとか、

          さんばんめにおそいはつゆきは

              かぜにながされ、

                 こーとにきえて

                       さむさのみあたえ

     あしばやにさる。

        

                      ねんまつのさむさにくわえ

                 はつゆきふれば

              ときはいま

           いまこそ いざ

        ベートーベン

                          ついにくる

                     だいくにふさわしい

                  ねんまつが

               いまこそでばん

             だいく 

           がっしょう

                    かんきのうた

  こよい ふたござりゅうせいぐん

    ねがいかなうか

       ながれぼし

                    いざ いざ フロイデ

                いまこそうたわん

            かんきのうた

 ザイト ウムシュルンゲン ミリオーネン

                いまこそいかん

             ガンツェン ベルト

           かんきのうた

       アーレ メンシェン ベルデン ブリューデル

                         

           フロイデ シェーネル ゲッテルフンケン

       トッホテル アウス エリージウム


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いよいよ降るか、雪

2010-12-14 21:24:59 | お知らせ

 明日は冷え込んだ一日となりそうで、もしかして今冬初雪となるかもとか。最高気温が4度、最低が2度。でもまあ冷えても降ることは多分ないでしょう。

 昨日は午後から雨。夜にかけて結構強い降りとなりました。広瀬川も増水しただろうと思い、何かと慌しい朝方、長靴を履き、カメラを持っていつもの広瀬川分流へ。

 気持ちのいいくらいに増水していました。今まで何度も書いてきましたが、増水した川を見るのが大好きです。圧倒的な迫力にただただ黙して見つめるのみ。一体どこからこんなにものすごい水量が押し寄せてくるのか。濁流が岩等にぶつかり、大きく盛り上がり全てのものを飲み込み押し流していく巨大な白波。見ていて飽きません。もっともアユ釣りの時期に濁流となられるのは困りものですが。

                

 例によって1枚目の写真は分流の上流域の様子。下は下流域の様子です。堂々とした流れとなっています。サケたちはどうしたのでしょうか。

  

 これを少し高いところから撮ったのが3枚目。いかにも分流筋といったところでしょう。

           

 今”第九”は第4楽章に入って2分が経過しました。まだ合唱は勿論、ソロも入りません。正直聴けば聴くほどいい交響曲だと思います。私が言うのもなんですが、本当にベートーベンは凄い作曲家です。脱帽です。

コメント (2)
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最上小国川ダム

2010-12-13 21:34:19 | 小国川

 最上小国川ダムについては、9月30日のこのブログでもご紹介していますが、新聞記事によるその後の動きについて、簡単にまとめてみます。

 ・11月9日付け山形新聞;、最上小国川ダムが国土交通省から検証対象とされたことを受け、山形県と最上町、舟形町の3者による「最上小国川流域治水対策検討会議」の初会合が、11月9日に開催された。

 会議では、山形県から①穴あきダムと河道改修の組み合わせ、②遊水地と河道改修、③方水路と河道改修、④河道改修のみの4案について説明があり、意見交換で、最上町の委員はダムの必要性を訴え、下流域の舟形町の委員は地元反対派に配慮を求める意見が相次いだ。委員は両町長、両町議会議長など8人の委員で構成されている。

 ・11月12日付け山形新聞;11日に県庁で開かれた「最上小国川流域の治水と活性化を考える懇談会」において、(上記の)4案について比較結果を公表した。安全度やコストなど、国が重要視するよう求めた評価項目について、いずれも穴あきダムが案が優れていると判断した。

 評価軸として、赤倉地区の安全が確保されるまでの期間は①案の約5年に対し、③案は約22年から39年かかること、コストは①案が129億円、③案は156~158億円かかり、①案は技術上の問題はない、とのこと。

 ・11月12日付け河北新報;(基本的には上記の山形新聞の記事と同じであるが)山形県はダムを含む26種類の治水案を検討し、懇談会で説明した。26種類のうち20種類は地形などの立地条件から困難と判断。6種類に絞り込んだ上で、大きく4通りの比較に整理した。(期間とか地元の意見は略)

 ・12月2日付け河北新報;山形県は1日、「検証」が一段落したので、国への回答の骨格となる「対応方針の素案」を発表した。工期や費用の面で、県が当初から計画した洪水時にだけ水をためる「穴あきダム」方式が最良としている。

 31日までの1ヶ月間、県民や団体の意見を募るパブリックコメントを実施し、年内に住民向け説明会も開き、地元の意向をまとめ、年度内に結果を国に回答する。

 

 ということで、2015年度までにあの東北を代表するアユ釣り河川、小国川にもダムが出来てしまいます。残念ながらそのレールが敷かれてしまいました。全国的にはダムの見直しがなされているというのに。

 


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これは何?第九の季節

2010-12-12 23:11:02 | お知らせ

 今日も午後6時半から、青年文化センターシアターホールで第九の合唱団の練習がありました。高校生たちも後半から参加しましたが、大学生たちは欠席でしたので、全員集合とはいきませんでした。

 今日23日の並び順が提示されました。観客から見て右からアルト・バス・テノール・ソプラノの順にそれぞれ3列から4列に並びます。私はテノールの一番前でソプラノから2番目(テノールの人が一人入ります)のところとなります。

 テノールに限らず、一番前の人たちは遍く笑顔を絶やさないようにとの尊い仰せがありました。辛くても失敗しても笑顔を保ち続け、最後まで歌います。

 以前から言われていましたが、合唱においては後ろの人たちの声を聴いてそのとおりに歌うようにとのこと。まあ、私のポジションでは後ろと左右の人の声が聞こえます。みな上手な人たちですので、ある意味安心でもあります。

 また、23日までの日程が知らされました。それによると、21日は19:00からマエストロ稽古(発声練習は18:30から)、22日は19:00からオケ合わせ(発声練習は18:00から)、23日本番はゲネプロが11:00から、本番は15:00からとなります。

 ゲネプロは11:00から13:30まで行います。オケと一緒に総練習すれば落ち着くでしょう。発声練習は午前と午後と2回行います。本番終了後「解散式」もあるようです。合唱団での練習・本番もいよいよ終わりになるのですね。寂しくも侘しくもあります。虚脱感に襲われてしばらくは立ち直れないのかも。何にしても23日は忙しい一日となりそうです。打ち上げ会もありますし、何時に帰宅できるのやら。

 

 ところで下の結晶は何だと思いますか。昨日地域の高校の地学室から貰ってきたものです。

        

 お分かりですか? そうです、塩の結晶です。それも岩塩です。蒙古の岩塩だそうです。大きな岩塩を金物で壊していくと、写真のような正六面体にきれいに割れるのだそうです。

 きれいではないですか。溶けていくこともないようです。


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12月も中旬に

2010-12-11 23:02:57 | お知らせ

 今日は夜まで仕事。帰宅して遅い夜食。その後テレビで映画を見ました。途中からですが。

 12月といえば真珠湾の奇襲攻撃の8日、ジョンレノンの射殺とかがありますが、何といっても14日の赤穂浪士の討ち入りでしょう。間もなく14日です。そうです、「忠臣蔵」を見ました。1958年製作カラー映画です。当時は総天然色といったのではないでしょうか。

 豪華なキャストなのです。主人公の大石蔵之助が長谷川一夫、他に若かりし頃の市川雷蔵、勝新太郎、鶴田浩二らが出演していました。当時の刀は竹光です。今みたいに華々しくはありません。血潮も飛び散りません。でも、そうだからこそでしょうか、ほのぼのとした暖かさ人間臭さを感じます。何も生々しくする必要はないのです。顔の表情や動作、それで十分楽しませてくれます。当時は何といっても映画俳優はスターでした、輝いていました。そういうときがあったのですね。

 写真は少し古いですが、6日の午後遅くのものです。例によって分流の様子ですが、1枚目は本流との合流の手前の様子。風があったわけではないのですが見事な三角波です。岩盤底のせいなのでしょうか。岩盤底と水量、水流のなせる技なのでしょうか。

 

 2枚目は分流の中流域から上流のほうを撮ったもの。夕日に照らされいい趣を醸し出しています。

        

 そして川内の山の夕焼け。何と自然は美しいのでしょうか。

             

 今夜は職場近くの高校の天文台で月や土星を見てきました。スバルも。土星の両脇に小さい惑星が4個あるのですね。そして土星の縞模様も見ることができました。

 夜空を見上げるなんて毎日しています(歯を磨きながら西の空を見ています)が、望遠鏡や双眼鏡で改めて夜空を見上げてみると、何と人間界はちっぽけなものかと改めて思います。

 みなさんも夜空の星を眺めて見てはどうですか。風邪をひかないようにして。


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ちょっと早いですが、干支

2010-12-10 21:34:28 | お知らせ

 今、第九は第2楽章に入りました。この頃は第2楽章も第3楽章も好きになってきました。受容できるようになりました。ようやく第九が分かりかけてきた?のかも。そんなことはないですね。

 今日を入れて23日の本番まで2週間、その間に練習日は4回(12、19、21,22日)あります。素人ですので、いろいろ考えてしまいます。第九は全体で約75分ですか。最初からステージに出ているようですが、まあ座っているようなのでまだ助かります。でも長時間ジッと座っているというのはかなり苦痛ではないですか。10月3日の時は第4楽章のみでしたので、当然最初から立っていましたし、苦痛ではなかったですが、今回は時間が違います。ジッとしているといっても、オーケストラのすぐ後ろで演奏を聴けるというのも滅多にあることではなく、それはそれで十分楽しみたいと思います。バイオリン奏者のヘンリさん(スロバキア出身)とは知り合いになれたので、彼の演奏の様子を見られるのは嬉しいことです。

 でも鼻が弱い自分としては何となく不安なのです。途中でくしゃみを催さないかと。鼻水が出はしないかとも。ステージは階段状になっていますし、身長も考慮して席順を決めますので、前の人に隠れるということはむずかしいのではと思います。まあ鼻水はごまかせても、くしゃみが困ります。堪えられるくしゃみならいいのですが、どうにも我慢が出来ないようなくしゃみに襲われたらどうしたらいいのでしょうか・・・??ハンカチで必死に押さえつけるより他はないのかも。素人の変な心配です。

 200人近くの人が静かに音も立てずに立ち上がるというのも大変ではないですか、考えてみると。オーケストラの演奏に迷惑をかけてはいけないし。

    

 この写真はなんでしょうか。デブッチョではありますが、ウサギです。来年の干支、ウサギです。何とも可愛らしいではありませんか。ウサギの親子です。大きさは5.5センチくらいです。

 パンアートの作品です。見事なものです。職場の近くの人から頂きました。

               

 ついでにウサギの尻尾の方はどうなっているか知りたいと思っている方は下の写真をどうぞご覧ください。

          

 明日はクリスマス会があります。2度目のサンタのスタイルで盛り上げようかなと思っています。

 間もなく第3楽章が終わります。第4楽章は出だしから強烈ですよね。そこが気に入っているのですが。23日の天気はどうなるのか、心配しても始まらないのですが、気にはなります。


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忘年会です。

2010-12-09 22:19:05 | お知らせ

 また飲んできました、忘年会。今日はスペイン料理でした。そして恒例のビンゴゲーム。50余人もいたのに、ナントなんと何と2番目にビンゴでした。でも二人上がったので、ジャンケンしたところ負けてしまい3位となりました。でも大きな重い包みで、帰宅して開封したところ果物セットでした。リンゴ・デコポン・ラフランスの詰め合わせ。豪華ではないですか、ご同輩。

 

              

 奥さんへのいいプレゼントとなりました。

 ついでに街の賑わい、光のページェントの下を歩いてきましたので、その時撮った写真をお見せします。

 

            

    

              

 それにしても昨日から寒くなってきました。といってもこれが普通の12月の天気、気温でしょう。いままでが暖かすぎたので寒さが身に沁みるわけです。体が寒さに早く慣れること、そうなれば少しは過ごしやすくなるでしょう。本番まであと2週間となりました。風邪を引かず、喉を痛めないように注意しています。みなさまもご注意ください。

 


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12月8日

2010-12-08 22:31:56 | 思いつくまま

 昨日のブログですが、タイトルを「合唱と光と」としたのに、内容は半分は違ってしまいました。本当は3日から始まった仙台光のページェントの様子を写真で知らせつつ合唱の練習の様子を書いていこうかと思ったのですが、そうはいきませんでした。及ばぬ鯉ならぬ恋と同じで、ままならないものです。思うようにはいかないことの方が多いのが現実です。失礼しました。

 もう30年も前になるのですか、今日8日はジョン・レノンがファンの凶弾に倒れた日でもあります。生きていれば70歳ということですか。”Imagine”をいまこそ全世界の人々が聴いてイメージすべきときです。

 Nothing  to  kill  or  die  for

  And  no  religion  too

  Imagine  all  the  people 

  Living  life  in  peace

 そして、同じく今日8日は59年前アジア太平洋戦争が始まったというべきか、日本が真珠湾のアメリカ海軍基地等を攻撃した日です。1975年のこの日新婚旅行で羽田からハワイに向かいました。初めての飛行機、ジャンボジェット機でした。もうすぐ着陸というときに酔ってしまった妻が少しもどしてしまったことを覚えています。戦艦アリゾナでしたか、そこもちらっと見学しました。個人的なことはどうでもいいのですが、日本とアメリカが全面戦争に突入してしまった日であり、大日本帝国が滅亡に向かった日でもあります。

 この前はTBS系列で「99年の愛~JAPANESE ANERICANS」というドラマを3回連続でしたか、放送しました。涙なしには見られなかったですが、今度はフジテレビで12日(日)に沖縄戦での兄弟が敵味方に分かれて戦った実話を、インタビューを中心にして放送するようです。いずれも日系アメリカ人、日系アメリカ兵士を扱っています。

 日系アメリカ兵を扱ったノンフィクションでは「棄民たちの戦場  米軍日系人部隊の悲劇」(根本 明著・新潮社 1,600円)、フィクションでは真保裕一著「栄光なき凱旋(上)(下)」(小学館、各巻1,900円)があります。是非ともお読みになることをお勧めします。というか本当に平和を希求し、日米が対等であろうと考えるならば、是非とも読むべき本です。

 そして今なぜかアジア太平洋戦争で亡くなった日本兵の遺骨収集が政治家の間で大きく取り上げられようとしています。超党派で硫黄島に行こうかともしているようですが、これは一体どう考えればいいのでしょうか。民主党と自民党が連立を組むための布石という見方も出来そうです。自分としてはそういう不純な考えで遺骨収集はして欲しくないです。

 常々言ってきましたが、戦没者の遺骨を野ざらしにしたままにして何が靖国だ、と再度言いたい。こんな無責任な国家がありますか。国のため天皇のため殺された、死んだというのに遺骨収集は細々と行われてきただけ。戦没者、戦死者といえばまだ聞こえはいいですが、実際は大半が戦って死んだのではなく、ジャングル等を逃げ惑いながらの餓死や病死、そして沈没死です。こういう事実を隠し、さも勇敢に戦って戦死したかのように祭り上げてきたことに大きな問題があります。靖国神社のインチキさもここにあると考えます。大半の日本兵は戦って死んだのではなく、満足に戦うだけの装備もないままに精神論で狂気のごとく戦わされ殺されていったのです。戦時国際法を知っていれば死ななくてもいいものを、それを上官も兵隊も教えられなかったために(日本は神国で負けるはずがないという神話も大きく加担した)、逃げ惑ううちに次々に力尽きていったわけです。きわめていいにくいことではありますが、はっきりいって大半は犬死したのです、させられたのです。そういう現実を無視して、国のために尊い命を捧げたなんて、辛くてもいうべきではないと思います。そうしてこその新生日本の平和希求が意味を持ってくるのではないでしょうか。

 この前亡くなった井上ひさしの「一週間」、お読みになったでしょうか。これを読んでもいかに日本軍の上官が、指揮官が無知で自分の保身しか考えなかったかが分かります。(勿論例外の立派な将官もいましたが)シベリア抑留の日本兵の死因の大半は、国際法を無視したソ連のやり方にも大きな問題はありますが、捕虜の中に旧日本軍の組織、規律をそのまま持ち込み、それに安住して身分の高い者たちだけが兵隊の分も搾取して甘い汁を吸っていたことによるのです。指揮官や部隊長が戦時国際法を熟知していて、部下を大切にしようとすれば何万人もの兵隊たちを死なせなくてもよかったのです。ソ連のやり方は勿論非難さるべきですが、それ以上に同じ日本人でありながら上官だというだけで旧軍の秩序を縦に安住していた軍の指導者層に大きな責任があります。

  何かまた話しがそれてきました。

 光のページェントの写真を掲載しようと思ったのですが、その気分ではなくなってきました。写真は5日の合唱の練習後に定禅寺通りによって撮ってきたものです。でも、ものは見方です。この光を戦没者への鎮魂と思えばいいのかも。お線香の代わりにアップします。

               

 

               


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合唱と光と

2010-12-07 21:13:14 | お知らせ

 今例によってベートーベンの第九のCDを聴きながら、なおかつテレビでの市川海老蔵の記者会見も微かに聞きながら書き始めています。だからこの調子でいくと散漫なまとまりのないブログになってしまうかもしれません。その恐れ大ですので悪しからずご容赦ください。

 そして、この後10時からは「セカンドバージン」が始まります。るいと行(こう)はどうなるのでしょうか。今日は暦の上では{大雪}、幸いにもまだ仙台市街では幸は降っていません。雪虫は飛んでいるのですが。雪はやまだけでいいのに、そう都合のいいようにはなりません。ドラマでは”大雪”になるかもしれません。お楽しみに。

 5日(日)は12月に入って始めての合唱の練習日でした。青年文化センターの交流ホールです。12月は本番を入れて6回あります。マエストロやオケ合わせがそれぞれ1回ずつありますので、もう淳一先生と順子先生での実質的な練習日は後2回くらいということになります。

 でも何というかその割には、12月に入ったというのに、またどこぞでは”1万人の「合唱」”が行われたというのに、まだ盛り上がりません、盛り上がりに欠けるところがあります。まだ冬とは名ばかりで、寒くないからなのかもしれません。年末の”第九”としてはもうすこし寒くて、雪が舞うくらいでいいのかも、東北地方としては。

 5日の練習ですが、順子先生が市外で公演ということで、発声練習から全て淳一先生指導でした。やはり発声練習は30分です。でも半分以上は体操というか全身を動かす、身体を柔らかくする動きと、二人一組で行うマッサージと肩叩き、全身叩きに費やされました。声を出すということは本当に全身運動、体全体を使って出すものだということを教わりました。このブログで何度も書いていると思いますが、それを教えてもらっただけでも合唱団に入ってよかったと思っています。付き3,500円の団費は高くはないと思います。この年になると、高齢者の三原則『することがある・行くところがある・会う人がいる』ということの遵守とでもいいましょうか、できれば三つ、3つはむりでもそのうちの一つか二つは持ち続けたいものです。まさに今””合唱””の練習はそのモットーにぴったりです。

 興味がないかとも思いますが、こういうことも練習としてやるんだということを知ってもらうのもいいかと(勝手に)思って書こうと思っているわけです。

 肩回しから、肩の上げ下げ、首回し、手首足首回し、膝の屈伸、膝回し、かかとを床から離さずに腰をおろして膝を抱える動作、体のひねり、体の前後への屈伸、体回し、両目の開眼(?)、口と唇かし、そして肩叩きですが、肩から徐々に下がって(背中の方ですよ)背中を、腰を、お尻を、太ももを、ふくらはぎを、足首を叩き下り、次に叩き上がります。足首はマッサージも。そうそう首筋ももみます。これを交代しながら二人でやるわけです。普段やらないことなので、終わったあとはすっきりしました。相棒からスポーツでもしていたのですか、贅肉がないので、と聞かれましたがスポーツらしいスポーツは全くやったことはありません。

 それから徐に声出しとなりますが、何か変わったことをやらされたのですが忘れてしまいました。「あえいおう」とか「うおあえい」とかに近いものですが、思い出せません。すみません。何にしても「え」と「い」の発声は、順子先生の時もですが何度も注意されます、決して口(唇)を横に開かないようにと。上下に開くようにと。これは本当にくどいくらい言われています。だから「うおあえい」でいうと、「あ」の唇の形で「え」と「い」も発音するということになります。実際は無理だと思うのですが、口はなるべく横には開かず縦に開くように努力しています。

 さらにその発声の仕方?ですが、呼吸法、これが凄い。息を吸う、声を出すためには息を吸わなければなりませんが、息を吸うのは肺ではなく、あくまでも下腹部、横隔膜の下です。それも前の方だけではなく、臍下の周囲に、だから横腹も、お尻の部分にも空気を入れろというのです、そのつもりで呼吸するようにと。これは凄いことですよ。そんなことできるかよ!!といいたくなりますが、繰り返すうちになんとなくその言おうとしていることが分かるような気がしてきます。 そのように息を吸って歌えということなのでしょう。そうして歌えたらどんなに素晴らしいことでしょう!!

 以上は「吸う」ことが中心でしたが、今度は「吐く」ほうです。吐く練習は、これまた凄い!!息を一杯吸ったままで、3回吐くのです、それもお腹をへこませないで、膨らましたままで。最初は4拍子で行いました。1回吸って3回連続で吐くのです。これを15回くり返します。次にさらに厳しさが発展して、1回吸った後3・3・7拍子で吐くのです。これも15回繰り返し。絶対に腹筋を鍛えるのに最適かもしれません。

 順子先生の時は違っていて、吸った後吐くときにお腹を引っ込めるのです、3拍子で、つまり3回続けて。これも結構疲れます。腹筋を鍛えるのにはいいと思います。みなさんも歌う歌わないに関係なく健康のためにやってみてはどうですか。

 とここまで書いてきて、もう10時を過ぎてしまいました。「セカンドバージン」が始まっています。るい役の鈴木京香、すっぴんのまま出たりして体当たり演技だそうで、さすが役者、俳優だと感心します。鈴木京香というとキムタクが主演の「華麗なる一族」では憎まれ役を好演していましたが、彼女を間近で見たのは初めて映画のエキストラに出たときでした。映画だけでなく、エキストラとして始めて参加したとき見ました。映画の題名は「えじゃないか日本、気仙沼伝説」で、ホテルでの祝賀会の場面で見たのですが、Gパン姿でしたが、本当にほっそりしていて、テレビで見ていたときよりも細く感じました。結局その映画は製作はされたものの、公開はされなかったということです。

 話しがまたそれてしまいました。今日は久し振りに文章だけのブログとなりました、退屈だったかと思います。ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。CDの”第九”は最終章に差し掛かっています。それでは今日はこの辺で。

 Seid umschlungen !です、全世界の人々よ!!


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いました、サケが・・・

2010-12-06 22:32:13 | 広瀬川

 写真はいずれも5日(日)の日中撮影したものです。

 分流の上流から下流側を、いつものところから撮っています(定点観測)。取水の部分を大きく変えたためでしょう、水量はとっても豊です。もちろん雨で増水した後ということもありますが。笹にごりというところですか。

              

 何にしてもとても12月の川とは思われません。水が冷たそうに見えません。こんなことってありでしょうか。

  

 そのためなのでしょうか。増水したからなのでしょうか。もうとっくにいなくなったと思っていたサケがいたのです。しかも大きいものばかりが6匹前後も(視認できたところ)。水量も多く太陽も昇っていたので、写真はとっても撮り辛かったです。おまけにサケは2匹くらいを除いて、他はみな元気に泳ぎ回っていました。

          

 これはどう考えたらいいのでしょうか。サケの二次遡上現象とでもいうべきなのでしょうか。分流の川底をいじったために、水量が増えたから分流に遡上してくれたのでしょうか。サケに聴いてみたいけど叶わぬこと。写真のサケは70センチはあったでしょう。

   

 中にはまだ全身が黒っぽく、元気に追いかけっこしているサケもいました。オスがメスを追いかけていたのか、オスがオスを排除しようとして動き回っていたのか分かりません。

 驚いた(というほどのことではないのですが)のは、写真のサケを凝視していたら、上流から二匹のサケが水面近くを流れてくるではないですか、実際は泳いでいるのですが、如何にも川流れを2匹で楽しんでいるような、そんな流れでしたのでビックリしたのかも。嬉しい驚きでした。

 いつまで元気に泳いでいられるのでしょうか。死ぬ前にたくさんの受精卵ができることを祈るばかりです。


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ゴールデンスランバー

2010-12-05 23:45:48 | お知らせ

 今午後11時48分。

 今日もいろいろありました。

 予定は未定。

 夜10時頃に帰宅。 

 テレビをつけたら

 日本映画専門チャンネル

 日本邦画劇場

 ゴールデンスランバーをやっていました。

 午後9時からでしたので、

 途中からですが、最後まで

 見てしまいました。

 だから、今日の時間はもうなくなりました。

 映画の後の堺雅人と軽部何某との話し、

 これがよかった。

 それで、なるほどそういうことだったのか、

 と分かった次第。

 あと2回見ないと完全な理解は不可能

 でも、この映画が

 ”究極のラブストーリー”という理解

 なるほどなと思いました。

 現実の世界では、堺と竹内は会わないのです。

 二人の場面はいずれも過去の場面

 だからこそ”ラブストーリー”といえる、なるほど。

 あと、エレベーターの場面とか、

 次回見るときはまた違った見方が出来そうです。

 楽しみが増えました。

 もう時間です、

 それでは、お休みなさい。


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私の1票の価値は、

2010-12-04 22:07:24 | お知らせ

 ベガルタ仙台、辛うじてJ1残留となりました。勝つことを忘れてしまったベガルタ、後半48分でようやく同点のゴールでの引き分け。いやはや心配かけさせます。もう半分は降格かと諦めていました。東北楽天がダントツの最下位、ベガルタ仙台も1年でJ2降格となったら悲惨この上ない。そうはいっても自分としてはどちらにしてもまじめかつ熱心なファンではない(勝っている時だけのファン)ので、厳しいことはいえる立場にないのですが。

 本当に冷や冷やの同点、ロスタイムでの1点ですから。山形も鹿島と引き分け。13位:山形、14位:仙台、15位:神戸、ですか。しかし終盤の神戸の試合は凄かったですね。勝つという執念がみなぎり勝って来た。大したものです。

 来年はせめて10位前後で推移してほしいものです。

(以下、本題)

 私の1票の価値は、選挙区は宮城県仙台市青葉区・太白区ですが、衆議院議員選挙では0.53票、参議院議員選挙では0.51票となりました。(一人一票実現国民会議のHPの検索結果)

 今日の朝日新聞の一面広告に面白いものが載っていました。意見広告です。全国紙の一面を飾るためには、大分前の話ですが4,000万円かかるとか(記憶に間違いがなければ)。

 ”清き0.2票”は、ガリレオ裁判より不条理! との見出し。

 何だろうと読んでいくうちに国政選挙における1票の格差、重みを問題にしている意見広告です。島根県の選挙権を1票とした場合、他県の票はどうなのか日本地図上に表示しています。宮城県は0.51票で。宮崎県は0.52票となっています。東京は0.23票で、北海道は0.21票です。

 住所による差別は不条理と訴えています。 これでは代議制民主主義ではなく、負の代議制で、代議制民主主義は「一人一票」の保障の下でのみ可能です、と。

 本来違憲立法審査権を持っている最高裁判所が現行の公職選挙法を違法・無効と審査しなければならないのに、現実は行政や立法の追随、追認という形で不平等を肯定しているので、最高裁判所の裁判官が誰かを知るようにし、不平等を肯定している裁判官を国民の審査権「国民審査」で罷免を可としよう、つまり×印をつけましょう、罷免しましょうという提言です。国民審査権を適切に行使できるように、最高裁の裁判官が合憲派か違憲派かはっきりさせようと。

 もはやこうでもしない限り、一人一票の実現は不可能ということです。確かにこうでもしなければ最高裁判所は改められないでしょう。

 この提言には賛成します。発起人・賛同者の中には気にくわない人もいましたが、この提言自体については賛成します。極論ですが、総選挙の時最高裁の裁判官全員に×をつけるということも、荒療治ではありますが必要かもしれません。


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師走の濁流

2010-12-03 22:04:43 | 広瀬川

 昨日の夜からの雨、全国的に豪雨、そして強風。かと思いきや、午後からは陽射しが差してきて、しかも最高気温が20度近くまで上昇するという変な天気。出勤時は土砂降りでしたので、約束により?奥さんに来るまで送ってもらいました。結構なご身分ではあります。謝謝

 そのため、お昼過ぎに見た広瀬川はまさに濁流。増水しセメントのような濁り。まさか12月にもなってこんなに増水した濁流の広瀬川を見るなて何年ぶりでしょうか???こういうことがあったでしょうか。記憶にはありません。すぐ忘れてしまうからでもありますが。

 昨日までの広瀬川と増水濁流の広瀬川を対比してお見せできればよかったのですが、今日の広瀬川の写真は撮ってないので比較は出来ません。昨日の午後の様子です。

               

 上下の写真はすでにみなさま十分ご存知の広瀬川の分流の様子です。上が上流部で、下は下流部。流れの奥に澱橋が見えます。

 きれいな流れですが、もうここにはサケはいません。

   

 3枚目は、これもこのブログをご覧みなさまには何度もお見せしているところ、西道路のトンネルが切れているところの下の上流の急瀬(時として荒瀬)です。この急瀬ではわりといい思いをさせていただきました。

 ここにも白鷺がいましたが、近付こうとするとすぐに察知して逃げていきます。牛越橋の近くには灰色になった白鷺がいます。何か哀れです。白鷺は群れてはいないからなおのことそう感じます。

         

 3枚目の写真を撮ったすぐ近くにあったのがしたの写真の火遊び?の後です。炭になっていましたが、まだ熱いのです。バーベキューか何かをしていったのでしょうか。川のすぐそばなのだから、いくら火事や延焼の心配がないだろうといっても、水をかけて消していけばいいのに。鍋や釜、またはペットボトルくらいはあっただろうに。

  

 今日3日からせんだい光のページェントがスタートしました。いつもより10日くらい早いのでしょうか。電球も55万個?しかもLEDにしたとか。けやきに優しいから長い期間点灯するらしいです。寒い季節に、寒い季節だからこそイルミネーションが似合うのでしょうか。寒さが厳しくなるにつれて、明るさ、眩しさも増すのでしょうか。

 風邪をひかないようにご注意ください。声を大切に。

 


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Freude!!サケがいた!!

2010-12-02 22:21:06 | 広瀬川

 今日は代休ということで休みでした。12月とは思えない暖かい一日でした。こんな12月があっていいのでしょうか。今後が心配です。

 嬉しい?お知らせです。もうこの辺の広瀬川にはいないかと思っていたサケですが、いました、牛越橋下流に。今日はその映像を、写真をご覧頂きます。といっても橋の上からの普通のデジカメで撮ったもので画像は小さいです、悪しからず。

 夕方前堤防を散歩しつつ上流へ向かいました。牛越橋付近に来た時、下流の水面が盛り上がっていて、サケが追いかけっこをしているようでした。それで川に近寄ったのですが、左岸側にはいなくなり、右岸側に移動したようです。それで橋の上からの撮影となったわけです。見てやってください。これが最後かと思います。

 

 全体で10匹以上にはなりますか、まだ元気に一人で泳いだり、メスをオスが追いかけっこをしていたり、元気なサケがいました。

       

 ちょうどここは牛越橋の下流直下のところで、橋直下にはテトラポット?があり、水量が少ないために上れないのかもしれません。

            

 細長い白っぽい動態のものがサケです。まだあまり白くないものもいました。ちょうどここは水量もあり、小石もあるところだったのでここに集まっているのでしょうか。

 嬉しくなりしばらく見ていました。途中漁協関係者みたいな人が長靴をはいてきて、下の中洲に行って川を見、その結果を誰かに電話していたようです。まだここには結構なサケが屯しているとでも言ったのでしょうか。

   

 上の写真の中洲の左側の浅瀬を中心としてサケが回遊していました。間もなくこれらのサケは間違いなく死にます、それまでそっとしておきましょう。暖かく見守ろうではありませんか。よろしくお願いします。


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