今例によってベートーベンの第九のCDを聴きながら、なおかつテレビでの市川海老蔵の記者会見も微かに聞きながら書き始めています。だからこの調子でいくと散漫なまとまりのないブログになってしまうかもしれません。その恐れ大ですので悪しからずご容赦ください。
そして、この後10時からは「セカンドバージン」が始まります。るいと行(こう)はどうなるのでしょうか。今日は暦の上では{大雪}、幸いにもまだ仙台市街では幸は降っていません。雪虫は飛んでいるのですが。雪はやまだけでいいのに、そう都合のいいようにはなりません。ドラマでは”大雪”になるかもしれません。お楽しみに。
5日(日)は12月に入って始めての合唱の練習日でした。青年文化センターの交流ホールです。12月は本番を入れて6回あります。マエストロやオケ合わせがそれぞれ1回ずつありますので、もう淳一先生と順子先生での実質的な練習日は後2回くらいということになります。
でも何というかその割には、12月に入ったというのに、またどこぞでは”1万人の「合唱」”が行われたというのに、まだ盛り上がりません、盛り上がりに欠けるところがあります。まだ冬とは名ばかりで、寒くないからなのかもしれません。年末の”第九”としてはもうすこし寒くて、雪が舞うくらいでいいのかも、東北地方としては。
5日の練習ですが、順子先生が市外で公演ということで、発声練習から全て淳一先生指導でした。やはり発声練習は30分です。でも半分以上は体操というか全身を動かす、身体を柔らかくする動きと、二人一組で行うマッサージと肩叩き、全身叩きに費やされました。声を出すということは本当に全身運動、体全体を使って出すものだということを教わりました。このブログで何度も書いていると思いますが、それを教えてもらっただけでも合唱団に入ってよかったと思っています。付き3,500円の団費は高くはないと思います。この年になると、高齢者の三原則『することがある・行くところがある・会う人がいる』ということの遵守とでもいいましょうか、できれば三つ、3つはむりでもそのうちの一つか二つは持ち続けたいものです。まさに今””合唱””の練習はそのモットーにぴったりです。
興味がないかとも思いますが、こういうことも練習としてやるんだということを知ってもらうのもいいかと(勝手に)思って書こうと思っているわけです。
肩回しから、肩の上げ下げ、首回し、手首足首回し、膝の屈伸、膝回し、かかとを床から離さずに腰をおろして膝を抱える動作、体のひねり、体の前後への屈伸、体回し、両目の開眼(?)、口と唇かし、そして肩叩きですが、肩から徐々に下がって(背中の方ですよ)背中を、腰を、お尻を、太ももを、ふくらはぎを、足首を叩き下り、次に叩き上がります。足首はマッサージも。そうそう首筋ももみます。これを交代しながら二人でやるわけです。普段やらないことなので、終わったあとはすっきりしました。相棒からスポーツでもしていたのですか、贅肉がないので、と聞かれましたがスポーツらしいスポーツは全くやったことはありません。
それから徐に声出しとなりますが、何か変わったことをやらされたのですが忘れてしまいました。「あえいおう」とか「うおあえい」とかに近いものですが、思い出せません。すみません。何にしても「え」と「い」の発声は、順子先生の時もですが何度も注意されます、決して口(唇)を横に開かないようにと。上下に開くようにと。これは本当にくどいくらい言われています。だから「うおあえい」でいうと、「あ」の唇の形で「え」と「い」も発音するということになります。実際は無理だと思うのですが、口はなるべく横には開かず縦に開くように努力しています。
さらにその発声の仕方?ですが、呼吸法、これが凄い。息を吸う、声を出すためには息を吸わなければなりませんが、息を吸うのは肺ではなく、あくまでも下腹部、横隔膜の下です。それも前の方だけではなく、臍下の周囲に、だから横腹も、お尻の部分にも空気を入れろというのです、そのつもりで呼吸するようにと。これは凄いことですよ。そんなことできるかよ!!といいたくなりますが、繰り返すうちになんとなくその言おうとしていることが分かるような気がしてきます。 そのように息を吸って歌えということなのでしょう。そうして歌えたらどんなに素晴らしいことでしょう!!
以上は「吸う」ことが中心でしたが、今度は「吐く」ほうです。吐く練習は、これまた凄い!!息を一杯吸ったままで、3回吐くのです、それもお腹をへこませないで、膨らましたままで。最初は4拍子で行いました。1回吸って3回連続で吐くのです。これを15回くり返します。次にさらに厳しさが発展して、1回吸った後3・3・7拍子で吐くのです。これも15回繰り返し。絶対に腹筋を鍛えるのに最適かもしれません。
順子先生の時は違っていて、吸った後吐くときにお腹を引っ込めるのです、3拍子で、つまり3回続けて。これも結構疲れます。腹筋を鍛えるのにはいいと思います。みなさんも歌う歌わないに関係なく健康のためにやってみてはどうですか。
とここまで書いてきて、もう10時を過ぎてしまいました。「セカンドバージン」が始まっています。るい役の鈴木京香、すっぴんのまま出たりして体当たり演技だそうで、さすが役者、俳優だと感心します。鈴木京香というとキムタクが主演の「華麗なる一族」では憎まれ役を好演していましたが、彼女を間近で見たのは初めて映画のエキストラに出たときでした。映画だけでなく、エキストラとして始めて参加したとき見ました。映画の題名は「えじゃないか日本、気仙沼伝説」で、ホテルでの祝賀会の場面で見たのですが、Gパン姿でしたが、本当にほっそりしていて、テレビで見ていたときよりも細く感じました。結局その映画は製作はされたものの、公開はされなかったということです。
話しがまたそれてしまいました。今日は久し振りに文章だけのブログとなりました、退屈だったかと思います。ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。CDの”第九”は最終章に差し掛かっています。それでは今日はこの辺で。
Seid umschlungen !です、全世界の人々よ!!