鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

梅雨寒が続きます

2012-06-15 21:42:48 | お知らせ

  それにしてもこの天気、どうにかならないものでしょうか? 寒いです。 いつまで続くのでしょうか。 きのうきょうと最高気温が16度台となっています。もうあと半月で7月というのに、・・・。

 広瀬川の水温も測ってはいませんが、手を入れると冷たく感じます。とてもじゃないがウエットタイツでは川に入れません、入る気になれません。

 そんな中、きょうシマノから手紙が届きました。 シマノジャパンカップアユ釣り選手権大会への参加がOKとなりました。 そのためには大会参加費用 2,620円を振り込まなければなりませんが。 こういうやり方は今年が初めてですね。

 

       

 文書の中に今年新発売の「複合メタルライン」のチラシもありました。シマノが販売しているのは雑誌の広告ページで知りました。 ①「メタマグナム(高比重)」 と②「メタゲーム」 ですが、このラインを推奨しているのが島啓悟と小沢聡(敬称略)の二人ですので、これはもしかして「ホクエツ」の製品のOEM?品ではないかと思いました。

 ホクエツの③「ランスペシャル(比重9.3)」 と④「メタビート(比重12.4)」 をちょっとだけ変えてシマノから売り出したのかと思った次第です。 でも、比べてみると結構違っています。 ホクエツ製品は比重が具体的な数字として書いてあるのですが、シマノ製品には高比重としか書いていません。

 直線強度(シマノは直線強力)を比較してみます。 単位:グラム

         ≪シマノ≫     ≪ホクエツ≫

         ①   ②   ③   ④     T58

 0.04号  --        700      590       680        --

 0.05号 1000       780      740      810        --

 0.06号  1260       980      820      940       740

 0.08号 1300     1100      910     1020      900

 0.10号  1620     1280     1000    1140     1190

 0.20号    --           --       1500   1710        --

            ※ T58は、ホクエツのタングステンメタルで、比重は19.3です。

 こやってみると、シマノの複合メタルはホクエツよりも直線強度がかなり強くなっていませんか。 このことはシマノとホクエツとは何の関係もない、ホクエツよりも強度を強化したものをシマノが要求したのか、差別化を図るために敢えてこうしたのか、何を意味するのでしょうか???

 シマノの高比重メタマグナムは、ホクエツの比重12.4のメタビートより、20%から40%も強度が増しています。

 気になる定価ですが、メタマグナムは12メートルで3,000円(1メートル当たり250円)、メタビートは16メートルで3,200円(1メートル当たり200円)なので、経済性から言えばホクエツが安いということになります。

 でも、メタマグナムは強烈、強力なラインとなっていますね。

 最後は、いつものやつを。

              

        上が上流側で、下は下流側となります。

 


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”出会い” ルーヴル美術館からのメッセージ その2

2012-06-14 14:13:56 | お知らせ

  きょうも肌寒い一日です。 寒がりの私としては、こたつに入っています。もちろん電気を点けて、一番弱くはしていますが。 でないと足の裏が冷たくて。

 きのうは日中いろいろと歩いたので、薄曇りの涼しい天気でよかったですが、やはりもっと暖かさがほしいきょうこの頃です。みなさまはいかがお過ごしですか。なんて書くと「きっこの日記」の書き出しみたいですが。

          (澱橋の上から上流を望む。12日撮影)

    

 きのうに続いて宮城県美術館で開催中の””出会い””から。きょうは絵画を3点ほど紹介します。大きい方の絵画だけです。

 Rencontres:le groupe dans les collections du Louvre

 【天使ガブリエルによる聖母マリアへの受胎告知】  1660-1680年頃

 イル・サッソフェラート(イタリア)作。 油彩  98×74センチ

  

 これはパンフレットの表裏の表紙となっているものです。

 

 【粋なお誘い、若い女性に言い寄る兵士】  1660年頃  油彩

 ヘラルト・テル・ボルフ(オランダ)作  68×55センチ

      

 許せませんね、娘が困っているではないですか。 説明によると、お金で買える愛への戒めという道徳的な教えが込められているとか。 金持ちの横暴を許してはなりません。粋には感じません。

 

 【三人の男の肖像】  1775年  油彩  81×98センチ

 フランソワ-アンドレ・ヴァンサン(フランス)作

    

 とってもきれいな絵です。永遠男たちの友情をモチーフにしています。

 

 Rencontres:le groupe dans les collections du Louvre でした。


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"出会い" ルーヴル美術館からのメッセージ

2012-06-13 21:25:16 | お知らせ

   きのうきょうと涼しい日が続いています。 こんな天気ではとても川には入れません。入る気にもなれません。梅雨寒

 今月9日から7月22日まで宮城県美術館において 『東北三都市巡回展 ルーヴル美術館からのメッセージ:出会い』 が開催されています。 きのう一人で行ってきました。

 この展覧会は、大震災後の日本の人々へ向けて連帯の気持ちを表したいという、ルーヴル美術館の支援によって企画されたもので、”出会い”というテーマに基づいて、ルーヴル美術館の8つの美術部門より、古代文明から近代ヨーロッパやオスマン帝国時代のイスラム美術まで様々な分野の作品23点が公開されています。

 きょうは工芸や彫刻の一部を紹介します。といってもパンフレットの写真となりますが。         

 ※ 【母性愛】 ハルポクラテス神に乳を与えるエジプトの女神イシス: エジプト ・ 紀元前660-530年頃 ・ 23×7×17センチ  

                

 ※ 【夫婦・恋人】 エジプトの家族の像:ネプセニと妻バケット、その息子 ・ エジプト ・ 紀元前

 1450年頃 ・ 87×35×33.5センチ

               

 個人的には、やはりエジプトの作品が好きですね。 思わず引き込まれ、見入ってしまいます。

 

 ※ 【友情】 イタリアの陶製の食器: 握手をする手が描かれた 「グッピオの深皿(写真下)」 と 「デルータの水盤(写真上)」 ・ 1520-1530年頃

 デルータの水盤 32.5センチ

 

 グッピオの深皿 23.4センチ 

 

 ※ 【三美神】 ≪三美神≫の装飾置時計 ・ パリ ・ 1770年頃 ・ 高さ80×幅38センチ  白大理石と金箔を施したルイ15世様式のブロンズです。 機能よりも豪華な装飾を重視し、あらゆる角度から鑑賞できる作品。 とっても洗練された綺麗なものです。

              

 ※ 【三美神】 130年頃 ・ 大理石 ・ 高さ38×幅40センチ

 三美神とは、ゼウスとアフロディーテ(またはゼウスとエウリュノメ)の娘たち、アグライア・エウプロシェネ・タレイアのことをいうそうです。

       

 アグライアは「最も完璧な美」を、エウプロシュネは「喜び」を、タレイアは「豊穣」を象徴しています。

 

 この巡回展は岩手県(4/27-6/3)、宮城県(6/9-7/22)、福島県(7/28-9/17)で開催されます(されました)。 宮城県の場合は高校生以下は無料、大学生は150円(でも免除の制度あり)、大人でも300円という安さです、平常展の料金です。合わせて平常展も見られます。

 これもルーヴル美術館が、被災者への連帯の気持ちを伝えたいこと、厳しい状況だからこそ芸術に触れる機会が必要であり、作品を通して連帯の気持ちを伝えることが美術館として最良の方法だと考えた結果実現できたことです。 ありがたいことです。 いろいろな皆様方の支援に感謝です。

コメント (2)
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一昨日、昨日の分流ほか

2012-06-12 17:09:26 | 広瀬川

   まとまった雨が降った後の分流です。 乾いた川底の石も生き返って、嬉しそうです。 分流の取水口からの下流付近です。 雨は止んでいたのですが、長く伸びた草が濡れているので近寄れませんでした。

         

 ここは西道路のトンネルが途切れるところの河川敷です。 このところこの付近はすっかり干上がっていたのですが、また流れが復活しました。 左側に丸太橋が見えますか。 不思議なことに誰もこの丸木橋を動かそうとしないことです。 みんなそれなりに敬意を表しているということでしょうか。

 

 牛越橋下流ですが、カヌーが流れてきました。夏になると時々カヌーイストが練習なのか娯楽なのか、上流から流れてきます。

                 

 以上は10日撮影ですが、以下は11日のものです。

                 

 上が分流の上流側で、下は下流側です。

 

 そしてこれは丸木橋のその後の(といっても一日だけですが)様子です。もう流れは消えてしまいました。 でも丸太(丸木)はあります。 いつまであり続けるのでしょうか。 何か興味を惹かれます。

          

 そしてさらにこれは意外でしたが、メダカですか?! 上の写真のすぐ上流の左岸側にいました、たくさん。 いつまでもいてほしいですね。 それにしても逞しいものです。 小さいのにしぶとく集団で生き続けています。

 

 

 【 あしたの予告 】

   これはなんでしょうか?

 


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郡山堰付近の様子

2012-06-11 22:07:16 | お知らせ

  きょうは6月11日。あれからもう1年3か月が経ったということです。 あした12日は、34年前に宮城県沖地震が発生した日です。 嫌な日が続きますが、それ以上に嫌なことは、表面上はいいことを言っても本音としては持ち込まないでほしいというもの、”がれき”の処分の問題です。 きのうきょうと北九州市の市長が県内を視察して、現場をじっくりと見ていってくれましたが、市長の気持ちはありがたいことですが、宮城県のがれきを九州まで搬出して処分しなければならないということ、そのためには膨大な経費が掛かります。もっと近くで処分できれば、経済的にも助かるはずですが、そうはいかないという現実。これをどう考えたらいいのでしょうか。 ”絆” いい言葉ですが、どこに行ってしまったのか、時の経過とともに底が浅い言葉になっていきました。 せめて3月11日を忘れまいと思いつつも、時の首相は何とかして原発を再稼働させたいの一心、何よりも経済優先、経済ありきですべてが進んでいます。安全なんか経済で吹っ飛ばせ!!という政界と財界の思惑が主流となりつつあるのが恐いところです。 八方塞 閉塞感 嫌な世の中です。 どうしたらいいのか? 何をなすべきか? 分かりません。 これでいいのかと焦りますが・・・。

 

 写真はいずれも6月5日のものです。 一昨日の続きです。

 郡山堰のすぐ下流、橋のたもとの様子です。 ゴミを捨てるな!という標識のすぐそばに堂々とゴミを捨てる、これをなんと理解したらいいのでしょうか。 嫌味以外の何ものでもありません。

 

 さらに下流に行くと「じゃぶじゃぶ池」がありました。コンクリート製の水遊び場とでもいうのでしょうか。 こういうのを川に作らなければならないとは、何とも複雑な気持ちになります。 ないよりはいいようにも思いますが、やはり何かがおかしいと思います。

                

 写真左側の広瀬川本流は川底を見ると、握りこぶし大の石が一杯敷き詰められています。羨ましいくらいの小石底です。しかも深さは深いところで30センチくらいしかありません。もっともこのときは減水のためでしょうが。

 

 今度は橋を渡って広瀬川の左岸側に行きました。こっちの方(郡山堰左岸)の魚道は迫力があります。 その手前の浅瀬の石の状態です。 初めて見ました、今年。 アユです、鮎の食み跡です。そんなに古くはないです。

 

 この鮎の食み跡は”天然アユ”のものでしょう。 ここ郡山堰までは広瀬川には堰堤がありませんので、汽水域で成長したアユはここまでは苦労することなく遡上することができます。 天然アユが数の多少は分かりませんが、確実に遡上はしてきているということ、これは嬉しいことです。 希望を抱かせます。

                

 ただ、問題はこの堰を遡上できるかということです。 これが一番大きい問題でしょう。 ここの郡山出来には左右(左岸と右岸)二つの魚道があります。 一昨日は右岸側の魚道を紹介しました。 きょうの魚道は左岸側のものです。

 

 コンクリートで作られた魚道は上の方で堰き止められています。その魚道のそばに新しく自然工法の一種なのでしょうか、人間の頭大の石をたくさん敷き詰めた急傾斜(急瀬・荒瀬)の魚道が設置されています。

            

 写真の左側の魚道よりは幅もあり変化に富んだ、より自然の川に近い流れとなってはいます。 魚道が二つあるのはいいとしても、遡上してきた魚が川の左右に魚道があることを察知できるかどうかです。 どちらかの魚道に無理なく自然に向かえるようになればいいのですが。 そのためには魚道の下にはある程度の水量がないと難しいでしょう。

 

 ご覧のように下流域はとくに渇水状態です。 左岸側の古い魚道は堰き止められています。その分の水を自然工法の魚道に回しています。

             

 郡山堰はアーチ型をしています。 左岸から右岸を望んでいます。

 

 郡山堰の少し上流にはさらに愛宕堰がります。 我々のところまで天然アユが上ってくるためには、この二つの堰を「根性」で越えなければなりません。

            

 そういう根性のあるアユのみが、われわれを楽しませてくれるわけです。

 

 愛宕堰の上下には、写真のようなどこにでもいる水鳥が憩っています。

                 

 

 

 


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さらば、許してくれ、わが青春!

2012-06-10 15:47:45 | 思いつくまま

  (すみませんが、ちょっと予定を変更させていただきます。)

 きょうはわが青春との惜別のブログとさせてください。 きょうが第二次となりますが、蔵書の断捨離の日でした。 愚痴になるかもしれません。

 三,四年前にも第一次の蔵書の断捨離を行い、このブログでも紹介しました。 きょうは、ここ数週間にわたって整理してきた本を、古本屋さんに来てもらって、もっていってもらいました。

 

 子どものためにも、奥さんのためにもいつかはきちんと整理しなければならなかった本の整理(といえばカッコいいですが、実際は処分)をしてきましたが、きょうが二回目で、あと一回以上はあります。

  

 ありますが、もう死ぬまでしないでおこうかなとも思っています。遺言にも全部捨ててもいい(ではだめか、「全部捨てなさい」とすべきかも)と明記しておけば、精神的な負担は少なくなるだろうと思います。

   

 来てくれた人と話しましたが、今は本は売れないと。 むかしの本、硬い本、社会科学系の本は売れないそうです。 店や倉庫に積どくだけといってもいいくらいとのこと。 在庫もたまる一方。

     

 学校の先生や、研究者の本の処分も頼まれるそうです。 でもなかなか引き取れないとのこと。売れないからです。 供給ばかりで、需要が伴わない、需要がない状態では売れないし、引き取れません。

      

 でも時代が時代です。インターネットの時代。 本もネットで読む時代です。 しかも新しい形態の古本屋ができています。 新しい本でも一〇〇円や二〇〇円しかしない。

   

 大学生も本を買わなくなったそうです。図書館や研究室の本で間に合わせるとか。無理をして、食費を削ったりしてまで本の購入に回すことはない時代です。

         

 ということは私自体がもう既に時代に取り残されているということになりますか。せめて子どもたちが、少しでも親が持っている本に興味をもって読んでくれればありがたいというか嬉しいのですが、そういうことは皆無に近かったし、・・・。  さびしいです。

  

 本を整理しているときにつくづく思いました。思い知らされました。 何のために本を買ったのか?!その答えは、処分するためだったのか!と。 何十年にもわたって、何百万円もの本を購入してきましたが、それは一体何だったのか??

 

 単に出版社や取次店、本屋という出版業の流通を少しは潤すというだけにすぎなかったのでしょうか??それだけでも良しとしなければいけないようです。

    

 一体何なのでしょうね、本を買うという行為は。 本を買い、時に?読み、大半は積読だけにして、古くなったから、将来読むことはないからということで整理という処分を行うことなのでしょうか。 そう思うと虚しくなります。  辛いですね。

 

 文化の伝承、各家庭における親から子への伝承、そういう行為において本の占める役割とは何でしょうか。 そんなものはないのでしょうか。

     

 この前に行った、スーツやワイシャツ、ネクタイの処分(まだ不十分ですが)のときは、こんなにも悲しい気分にはなりませんでした。

 学生時代の延長みたいなものを背負っているからでしょうか。 男の未練タラタラという気がしないでもありません。 いつの時代も男はウイットでいけませんね。 女の”つよさ”にはついていけません。その領域にはたどり着けません。

 

 過去の自分自身に対して哀悼の意を表して、哀れな本たちに敬意を表して、今の自分に潔く決別できることを願って、愚痴を書いてきました。

 お許しください。 CDのワルツ、三拍子が胸に応えます。 投稿したら、散歩に行きます。雨も止んだようですし。


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雨ですが、晴れていた時の郡山堰

2012-06-09 21:29:05 | お知らせ

  久しぶりの雨らしい雨が降っています。日中はシトシト、夕方からは本格的な雨降りとなってきました。雨でも一日に1回は河原に行きます。

 

 雨に煙る仙台市街。なかなかに風情があると思っています。

 

 梅雨間近の雨のため、乾燥していた河川敷はとっても潤っています。瑞々しさを感じます。こういう時に誰も河原を歩いていないというのはもったいないことです。晴れていれば何十人という人や何十匹の犬が散歩しているのですが。

 分流もきのうはカラカラに乾き真っ白になっていたのに、きょうは生き生きとしています。

 

 雨となるといつもカタツムリがでてきますが、それよりもツバメですね、ツバメがどこにこんなにもいたのかと思うほど分流を中心に飛び交っていました。あのスピードと華麗な身のこなし、天晴!ですね。

    踏まないよう注意して。

 これからが今日の本題です。 写真は6月5日午後のものです。 自転車に乗って30余分で着きました。 郡山堰です。

 右岸にある魚道です。一か月以上前の大水により、流木が流されてきています。

          

 下の写真はかなり芸術的な?写真ではないですか。マンションが水面に写っているのがいいですね。

 

 でも堰堤の下のテトラポットはほとんどが露出して、水量の少ないことを証明しています。 奥に見えるのは左岸側の魚道です。

 

 右岸側の魚道のアップ写真です。

           

 鳥が見えますか?2羽いました。 魚道を通る魚を狙っているのでしょうね。

 

 この魚道の下流の浅いトロ場にはびっくりするくらいたくさんの恋ならぬ鯉がいました。しかもでかいのです。 アユ釣りしているときに時々掛かってしまう二ゴイよりも大きいです、50センチはあるでしょうか。一杯屯しています。

          

 あしたは左岸側の魚道を中心にお知らせします。


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梅雨入りはいつ?

2012-06-08 22:15:10 | お知らせ

   大飯原発、野田首相は安全安全と言いますが、どこが安全、何が安全なのでしょうか? 今まで原発を推進してきた原子力ムラの懲りない面々が安全と言い、それを受けて首相が安全を繰り返しただけ。それで最高責任者としての責任をとれるというのでしょうか?

 原発が止まり続けたら困るという理由を挙げて、それでは困るからオブラートにくるんだ、根拠の薄い安全性を強調しているにすぎないのではないかとさえ思ってしまいました。

 淀みなく抑揚も少なく淡々と原稿を読んでいく首相を見ていると、折角国民に説明する、語りかけるという好機?を鎮静というか冷たいものにしているように感じてしまいました。

 

 きょう西日本が梅雨入りしたとか。九州地方の河川も広瀬川同様渇水に悩んでいるようですが、梅雨入りに伴い降雨が期待できるでしょう。 一気に増水するのは困りものですが、適度な降水であってほしいものです。

 宮城県地方も間もなく梅雨入りとなりそうです。 不思議なのはテレビ局によって梅雨入りがいつか?食い違っていることです。 ある局は”あしたから”と言っているのに、別の局は”来週の月曜日から”と言っています。 まあ、どちらにしてもあと2,3日のうちには梅雨入りが宣言されるようです。

 現在の広瀬川は水量が少なすぎます。岸よりの底石は垢腐れしています。川に入らないで川底を見ている限り、いわゆる”食み跡”は見つかりません。どのくらい稚鮎を放流したのか(去年と同じと言われましたが)は分かりませんが、あと20日くらいで解禁を迎えるというのにこのような状態では解禁日が思いやられます。 去年の解禁日も惨憺たるものでした。

     (カメムシでしょうか?)

 水量が少なければ、下流にある二つの堰堤により、天然のアユの遡上も多くは望めませんですし、今年の、今年も広瀬川のアユ釣りは多くを望めないでしょう。 でも、それでもいいのです、仕方がありません。 だからと言って、広瀬川を嫌いになることはありません。 

(食べられそうですが、)

 やっぱり私にとって広瀬川はなくてはならない川ですし、永遠に不滅です。どんな川になっても、悲しい川になっても、広瀬川は広瀬川です。 子どもの頃から慣れ親しんできた”かけがえのない”川であることに変わりはありません。

 (でもこれは一体何?)

 ということで、きょうの分流ですが、可哀そうな流れになっています。流れにさえなっていません。

        

 伏流水となっているようです。

 

 あしたの午後からあさってにかけてシトシトという雨が降り続くようです。

 おまけは牛越橋上流左岸の河川敷公園の様子です。 ここは4日放送されたTBSゴールデンの舞台となった場所です。 

         

  最近までここには大増水による流木や枯れ草が大量に打ち上げられていましたし、草も伸びていたのですが、清々しいほどきれいに清掃されていました。

 

 ウミネコが飛び立とうとしています。

          


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青島だあ~!

2012-06-07 15:35:08 | お知らせ

  きょうもいろいろ本の整理をしていましたら、古い段ボールの中から珍しく、かつ懐かしいものが出てきました。 彼が亡くなったことを知った時に、確か持っているはずと探したのですが、見つかりませんでした。 (敬称:略)

 35歳の時の青島幸男です。 若いですねえ。 少しはにかんでいて、初々しさが漂ういい男ではないですか。

       

 昭和43年の第8回参議院議員通常選挙で全国区から出馬して、見事第2位で当選しました。 もう44年も前のことになりますか。 タレントとしてははじめての国会議員で、いわばタレント議員のパイオニアでした。 当時私は学生で、彼の出馬に大変興味を持ちまして、だからこそこういうポスターも持っているわけです。

 お断りしておきますが、このポスターは選挙期間中に黙って持ってきたものではありません。 投票が終わってから、まだ飾ってあったのでそっと頂いてきたものです。 そしてその後ずーと大切に保管してきたわけです。

 当時のポスターは一枚一枚がベニヤ板に貼られています。 だから皺にもならずに保管できたわけです。

 以下の写真はきのうのものです。 仙台城の隅櫓です。ここにきてようやく隅櫓も修復工事が行われるようになりました。

 

 上は北東方面から、下は北西方面から撮ったものです。

            

 この隅櫓の道路を挟んで向かい側にある立派な土塀(壁)、ここも大変傷んでいます。 以前にも紹介しましたが、こちらの方はほとんどまだ手付かずです。

 

 草の生命力の凄いこと!凄まじい! 凄まじすぎる!といってもいいと思います。

           

 

 この道路の向か側に隅櫓があります。 現在は工事のため通行止めです。

          

 石垣もくぼんだり、膨らんだりしています。

 

 少しでも早く完全に修復できればいいのですが。 そしてたくさんの観光客に来て欲しいものです。

コメント (3)
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澱橋から、

2012-06-06 21:44:25 | 広瀬川

  これが何かお分かりですか? はじめて内部を見ました。 工事中で、周りに作業員がいなかったので、いつも持ち歩いているデジカメで撮ってしまいました。 澱橋を渡ろうとしたときに発見! この構造は地震の揺れを吸収するためのものですよね。

  

 これを見て思い出すのは1年3か月前のことです。あの日長く大きい揺れが収まってから、川向いの妻の実家の様子を見に行きました。

 自転車で牛越橋を渡っているとき、いつもは何ともないのにあの日は、この部分から考えもつかなかった砂がうっすらとではなく、2~3センチくらいにわたって盛り上がっていたのを目撃したのです。 如何に地震の揺れが大きかったかを物語るのではないのでしょうか。

                 

 その澱橋から見た広瀬川の上下流の様子です。 上流域からと書いたのに、下流域からとなります。 バッチリと中洲が出来上がっています。

 

 その他に、左岸側にはまだ小さいですが中洲になりかけのものが顔を見せています。

             

 さらに奥の方にも、これは中洲ではないですが、川底の石が顔を出しています。

 

 以下の3枚は上流側の様子です。 いつの間にか、中洲は草茫々、都会のジャングル化しつつあります。 シロツメクサやアカツメクサといういつも見慣れている雑草ですが、これが年々巨大化しつつあるのはなぜでしょうか。もう可愛らしさは感じないほど大きくなっています。このままいけば河原のすべては雑草で覆い尽くされてしまいそうです。

 

             

 下の写真の本流ですが、右岸側の崖は非常に脆くなっています。おまけに大きな木が生い茂っているし、とても危険な状態になっていますので、この付近で鮎釣りをなさる場合は十二分にご注意ください。ついつい熱中すると頭上の危険性に注意が行き届かなくなってしまいますので。これは自戒でもあります。

 

 収穫は晩秋ですが、クルミの小さい実がたくさん枝になっています。

              


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まともな雨が欲しいですね、

2012-06-05 22:10:37 | お知らせ

  6月5日はなんでも今から148年前のきょう京都における長州等の不逞の輩が祇園祭に乗じて京都を火の海にしてしまおうと共謀していたあの池田屋に局長近藤勇をはじめとして沖田総司らの新選組の少数精鋭部隊が部屋改めのため乗り込んでいき大捕り物を演じ京都に安寧をもたらした日です。

 

 それにしても好天が続きます。たまに降る雨は河原の草花にとっては恵みの雨ですが、川の流れにとっては芳しいことではありません。広瀬川は今、瀕死の状態です。 干天の慈雨?が望まれます。

       

 上下の写真は広瀬川の本流と分流が合流する付近の上下の様子です。濁りはなく、やせ細った流れがそれでも健気に流れています。

 

 次は分流の取水口付近の様子です。前回はもうすっかり伏流水となってしまった分流の上流域を紹介しましたが、やはり世の中にはそういう川の流れを不憫に思い、何とかしようとする人がいるのですね。 嬉しくなります。 そういう”男の子ども心”がまだ生き続けているようです。 大切にしたいです。

 

 上の写真は下が上流部分で、上が下流部分となります。 人工の細い流れから上流部分を見たものです。

        

 この人工の細い流れが下の写真のような潤いを与えてくれました。

 

 

 それにしても一体いつまでこういう状態が続くのでしょうか??そろそろ断ち切らないと!! 近藤勇局長たちが朝敵をバッサバッサと切り捨てたように、増水で倒れた柳の枝で作った剣(兼杖)で天を切り伏せてやりたいのですが、・・・・。

 

 上は120センチ、下は104センチでしたか。カラースプレーしています。腐食防止のため。

 

 いよいよパンダの来仙が実現しそうですね。「マーチングJ財団」が数十億円を支援してくれることになりました。ありがたいことです。


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尺鮎トラスト

2012-06-04 23:09:49 | お知らせ

  TBS 月曜ゴールデン 『医師・円城寺修2 恨みの報酬』 ご覧になりましたか? このブログでPRしておきながらなんですが、やはり予想通り我々がエキストラとして寒い中、それなりに一生懸命演技した場面は95%、いや99%はカットされていました。 楽しみにしていた皆様にはがっかりさせてしまい申し訳ございません。

 でも、このブログでいつもお知らせしている牛越橋の左岸上流の河川敷公園の場面が長いこと写っていました。 円城寺が犯人に自首を勧める場面です。 ここが映画やテレビの撮影場所として使われるのは初めてではないでしょうか。

 

 きょうの朝日新聞の朝日歌壇から;

 『早ばやと野鮎に替る囮鮎今日の友釣り幸先のよし

                         (国分寺市:越前春生さん)

 6月1日に鮎釣り解禁となった地域の鮎釣り師の皆様、釣果は如何だったでしょうか。 この短歌のような釣りができましたか。 すべからく鮎釣りはこうであってほしいですね。

 

 尺鮎トラスト運動は、2001年に川辺川をダム建設から守ろうとする流域の川漁師さんを支援する目的でスタートしました。

 ≪鮎を食べて川を守ろう≫というユニークな、地に足のついた運動が全国に広まり、とうとうダムをつくることなく持続可能な流域の再生が可能となってきました。 またアユの漁獲量が年々減少し、注文に応じきれないこともあり、このたび事務局体制を縮小し、尺鮎トラスト通信も20号をもって最終とすることになったということです。

    

 5月29日発効の通信NO.20 です。A3版両面印刷二つ折りで全8ページです。

 

 11年と3か月の息の長い活動に従事されたみなさま、本当にお疲れ様でした。(といっても完全にお仕舞というわけではないんですが)

    

 常に注意を払っていないとお上は何をするかわかったものじゃないので安心はできません。

 下の写真は同封されてきたチラシですが、国立公園阿蘇外輪山にダムをつくろうという動きがあるというのです。 本当に懲りない面々です。

 

 「立野ダムによらない自然と生活を守る会」を知ってください。http://stopdam.aso3.org/ 


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きょうから練習開始ですが、・・・

2012-06-03 21:20:21 | お知らせ

  今朝方の光景です。これを吉とみるか凶とみるか。個人的には、今はトンビよりもカラスの方が好きです。 そうでなくても常日頃から?カラスと親しくなりたいと思っているのですが、どうしたらなれる(慣れる)のでしょうね。

      

 今日あることに参加するために、久しぶりに松島に行ってきました。仙石線ではなく、東北本線で行きました。

 ウミネコがいっぱい飛んでいましたが、これは海であれば当たり前のことですね。 綺麗な海とはとても言えない感じでした。潮の香りもないような・・・。でも写真で見るといい感じですね、さすが松島というものを感じさせます。

   

 きょうは6月3日日曜日。そうなのです、きょうから「仙台フィルと第九をうたう合唱団」の練習がスタートしたのです。 初心者コースに応募した人たちが対象ですが、多分自分みたいに合唱に全くの”ど素人”が参加するということはないでしょう。自分の場合はあまりにも無知でした。 でもそうでもなければ、このnewoneが第九合唱を歌えるようになることはなかったので、今となっては怖いもの知らずであったということに感謝しています。

 newoneは初心者コースと経験者コースの折半という形で、7月から参加することにしています。 7月29日のオーディションまで最大で5日間練習ができます。 せめて声が出るように、腹筋とのどを鍛えておかないと。でも考えてみると自分の場合は呼吸法というか長いブレスが必要なのですね。周りの人と比べても圧倒的に息が続かない!!しかも歳とともにますます短くなっているようで、少々焦っています。

 下の写真は誰のか、お分かりですか?

   

 そうなのです、鉄腕アトムの生みの親、”手塚治虫”の絵です。

 私は手塚治虫とベートーベンの関係について全く知りませんでした。忘れていましたというべきかも。

 今第二次の本の整理をしています。 今回は読んでしまった本、今後絶対に読むことがないだろうと思われる本、雑誌関係を中心に、この際極力捨て去ろうと覚悟して選別しています。 捨てるというか、前回同様古本屋に来てもらって持って行ってもらうつもりです。どっちみち再生紙にされるとしても、直接ゴミの分別の方に持って行くのではなく、古本屋というプロの目をいったんは通したうえで選別して欲しいと思っているわけです。 そうすれば少しでも再利用・再活用される本が出てくるのではないかと思っているわけです。

 その作業中に出てきたのが、手塚治虫のマンガ『ルードウィヒ・B』です。494Pの大冊です。 カバー表紙の帯に曰く、巨匠の絶筆! 追悼出版 と。””激動の時代を生きたベートーヴェンの半生を描く正規の大ロマン!””

  

 このマンガはコミックトムに1987年6月号より1989年2月号まで連載されたものです。もう25年も前の話しですね。手塚治虫は1989年2月9日に死亡しています。

 ハイドンと出会い、ハイドンに作曲をチェックしてもらっていたベートーベンがハイドンに認められ、作曲にも意欲が湧き積極的になってきた時期で終わっています。が、未完です。交響曲を作曲しまくり第九までの交響曲を書き上げるところまでは漫画化されていません。 惜しかったです。 最後まで書き上げて欲しかったと痛切に感じます。

 P450~451の画面です。

 親友のワルトシュタインに、耳が聞こえなくったりすることを打ち明ける手紙を書いている場面です。 耳がどんどん悪くなっていて、いつ作曲ができなくなるか不安を抱えていたから、あせって習作を書きなぐっていた時期です。

 最後まで描いて欲しかったですね。

 これが最後の絵となるのでしょうか?

 


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過ごしやすい日々が続きますが、

2012-06-02 21:49:50 | お知らせ

  きょうも陽射しがあり、車の中では暑いくらいです。 でも夕方の河原の散歩では、そよぐ風は肌に涼しく感じます(少なくとも私には)。とても半袖シャツになる気はおきません。もっとも半袖シャツはほとんど持ってませんが。

 毎日が同じように流れていく広瀬川の河原かと思いがちですが、そこにはそれなりの変化があります。 きょうも若者たちの飲み会が盛大に?行われていました。 場所はいずれも牛越橋の上下の河原です。

  これは上流域の様子。

  こちらは下流域の様子です。

 橋脚の修理工事や一か月前の大雨の影響のためか、牛越橋の上流域の右岸は河原が削られ今までのような大人数での飲み会の開催は難しくなっているようです。

 代わりに下流域の左岸に大人数が集まるようになってきました。 ただここだとトイレに行くのに橋を渡らないといけないので大変ですね。

 そうそうきょうは二人の釣り人を見ました。時間は午後5時前後でしょうか、釣りをやめて上がるために上流に向かっていました。

 

 引き船を腰のベルトにぶら下げているところを見ると釣果はなかったのかなとお見受けしますが、果たして実際はどうだったのか。 釣ってもリリースしたのかもしれませんし。

 またまたトンビです。牛越橋には常に超低空で飛び回っているトンビがいます。 時折水面に突っ込んでいます。 うまくは撮れませんでしたが、目を凝らして見てください。

 画面中央の上から三分の一くらいのところに写っています。

  

 中央よりやや左側、水面すれすれ、写真では葦のすぐ上に見えます。 上部右端の白く羽を広げているようなものは違います(ごみです)。

 

 石の上に着陸、羽を休めています。 何度も何度も水面に向かって急降下していました。 (手持ちの安いデジカメではこれが限界です。距離80メートルくらいでしょうか)

 

コメント (2)
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6月ですね、

2012-06-01 22:14:15 | お知らせ

  きょうアユ釣りの解禁日を迎えた地方の河川、釣果の方はどうだったのでしょうか??釣れまくってもう沢山!なんて嬉しい悲鳴をあげたところなんかあったのでしょうか。 でも大半のところは渋い釣りに終始したのではないかと推察つかまつりますが、果たしてどうだったのでしょうか?

 みちのくもあと一か月後に解禁となります。 なりますが、持ちたくても期待はもてません。 釣れる釣れないという以前にセシウムの検査をクリアしないと、楽しい釣りはできません。 量的なものは今後数年間、初めから期待はできないでしょう。 

 しかし、広瀬川の水量はますますひどくなっています。 時々雨は降るのですが、焼け石に無理な状態です。

 1枚目の写真は分流の中ほどから下流域を撮ったものです。 分流の下流域はもう完全に岩盤底で、掘られた溝にのみ細々と水が流れているという感じです。

 

 次はいつものところから(といっても、右岸側からですが)の分流の上流域の様子です。 もう完全に干上がっています。 伏流水となっています。

                 

 下流側を見たところです。

 

 次は牛越橋の上下流の様子です。 上流域ではライフジャケットを着た大人たちが集まって何かしていました。ここでのこの浅さではライフジャケットは不要かと思いますが、それでもきちんと着用しているところを見ると、お堅い職業の皆様方か、川遊びの指導者養成講座の参加者とかでしょうか。

                  

 こちらは下流域ですが、若者たちの二つのグループが飲み会をやっていました。

 

 この付近の堤防に寝ている酔っ払いが一人いました。 なぜか髪の毛が虎刈りなのです。 きょうの気温なら酔っぱらって寝たら気持ちよかったでしょう。 ある意味羨ましいとも思います。

 

 きょうの豊齢学園ふるさと文化コースの学習は「四ツ谷堰用水」でした。この用水は近くを流れているので、とっても興味を持って話しを聞きました。とってもためになる授業でした。

 仙台のまちなかを流れる広瀬川は、武家や町人の住宅地よりも低いところを流れているので、広瀬川の水を取水するには上流域から引いてこなければなりません。 そこで四ツ谷という地区から取水し、平堀と隧道によって八幡町まで引いて来て、北六番町までを取水の本流とし、その本流から分流や支流をつくり、まちなかに水を通したといいます。

 寛永4年(1627年)のことです。三角測量やサイフォンの原理を利用して導水したというからすごいことです。 

 仙台は四段の河岸段丘からなるまちですので、用水は本流から、その高低差をうまく利用して仙台城下のまちなかを流れるようにしていたということです。

 おもしろいのは、まちなかの用水はまちなかだけのもので、お城とは関係なかったということです。仙台城は山城ですので、取水は山から行い、武家や町人とは一線を画していたとのこと。

 むかしだってまちづくりは大変なのですね。国内(藩内)の治水と利水、城下町の生活用水の確保というインフラ整備に励混ざるを得なかったわけです。 でも今はむかしの名残はほとんどが地下に、暗渠になってしまいました。これはちょっと残念ですね。

 人間らしい生活を取り戻すためにも、まちなかの親水をきちんと考えるべき時に来ていると思います。


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