ふぐ満喫のあとの21時35分。
ジンさんと私は、胃袋の隙間を埋めるため、「赤レンガテラス」に潜入した。
21時38分。
我々は、3Fの「BISTRO JAPONAIS けやき」で、「〆のラーメン」をいただくことに。
もともとは、「味噌ラーメン専門店」としてススキノでスタートした、「にとりのけやき」。
やはり、いただくべきは、「味噌拉麺」(税込800円)でありましょう
21時41分に、それをオーダー。
美しいイルミネーションを望む窓側の席に、我々は陣取り・・・
呼び出しベルが鳴るのを待つこと、約9分。
21時50分に、「味噌拉麺」とのご対面を果たした。
オレンジ色の味噌スープと、盛り上がった白髪ネギとのコントラストが、美しい。
まさに「創作料理」の流れを汲むその仕上がりは、なにか「生け花」を連想させる。
もちろん、麺もスープもキッチリと熱い。
まろやかで上質な味噌スープは、そこはかとなくバターのかほりがする。
そしてそれは、プリプリの中太ちぢれ麺に、しっかりと絡む。
大量にプリインストールされた野菜の質感も高い。
私なりに表現すれば、「繊細なのに骨太なテイストの、魅惑の一杯」。
このラーメンは、「さすが」と、私を唸らせた。
しかしながら・・・
「近年の札幌味噌ラーメンに多く見られる傾向」として、チャーシューは入っていない。
例によって、ひき肉はそこそこ入っているだが・・・チャーシューの入っていないラーメンなんて、星のない夜空のようなモノだ。
やはり、肉好きの私としては、チャーシューを最低1枚は、入れてほしい。
そんな思いを胸に抱きながら、22時03分に、完食。
おおむね満足の、「〆ラーメン」でありました。