獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

「らーめんさかい」の「鶏そば 塩」

2020年01月18日 | 麺’s倶楽部


その日は、麻生自動車学校そばの「らーめんさかい」で、ランチとすることに。
11時34分に、そこの暖簾をくぐった。


メニューはおおまかに、「鶏白湯」と「鶏清湯」の2系統である。


ちなみに麺は、自家製麺。
スープに合わせて、こちらも2系統をラインナップしている模様。




11時37分。
私は1分弱の熟考の末、「鶏そば 塩」(790円)の食券を購入。


この日は私が第1号のお客さん。
悠々とカウンター席に陣取ったのは、11時38分。


そして11時41分。
リーズナブルな待ち時間で、「鶏そば 塩」は、供された。
黄金色に輝く塩スープと、恥じらうピンクのレアチャーシューの、鮮やかな色彩感。
さらに見逃せないのは、健気に鎮座する鶏チャーシュー。
レッドの糸唐辛子が、あでやかにアクセントを添える。


ホワイトのストレート細麺は、道産小麦100%。
しなやかでコシがあり、噛み応えしっかり。
つるんともちっと滑らかに、私の咽頭を洗浄するかの如く通過する。


そして、ピュア・ゴールドな塩スープ。
粒立ち細かい旨み成分が、口中を潤すように拡散し、私は恍惚の人となる。


妙な苦みや辛みのない、パープル・オニオン
それはシャキッと爽やかに、咀嚼のリズムを刻む。


そして、私の50年強のラーメン喰い歩き人生の中で初めて出会ったのが、この「穂先枝ごとメンマ」


まるでイカの如く、ダイナミックにどんぶりの端を泳ぐそれは、柔らかでふくよかな噛み応えで、淡白なのにゴージャスな存在感を放つ。


11時48分。
私は、幼少の頃から、「チャーシューは、麺およびその他の具材を片付けてから、最後にいただく」という、性癖がある。
しかしながら、ココの「レアチャーシュー」は、先に喰うべきだった。
スープの温度で熱が通ってしまったがため、せっかくの「レア」な食感および風味を、味わい損ねてしまったのだ。
まあ、熱の通った薄切り肉の「しゃぶしゃぶ的味わい」も、決して悪くはなかったのだが・・・
この点については、次回以降の、課題としたい。


しかしながら、「鶏チャーシュー」は、そんな私の失敗を慰めるかの如く、しなやかにあでやかに歓びの咀嚼タイムを演出してくれた。


11時52分に、至高のラーメンタイムが、修了。
まるで創作料理のような完成度の、ブリリアントな一杯であった


「レアチャーシューリベンジ」もさることながら、「ホルモンつけ麺」の誘惑にも、私は抵抗できなさそうだ。
「らーめんさかい」再訪決定である

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