中学生だった私が、初めて観た「長渕剛氏の弾き語り映像」が、この「逆流」である。
1980年に開催された屋外LIVE「HOT JAM'80」は、私の記憶が確かならば、TBSで放送され、当時の私はそれをカセットテープに録音し、幾度か聞いていたものだった。
久々にこの映像を観たが、あらためて感銘するのが、長渕氏の弾くギターの音色の素晴らしさである。
その乾いた美しい響きに、ハンマリング・オンやプリング・オフ等の細かいオカズが効き、ミュートを交えたストロークが、これまたカッコいい。
この映像で影響を受けた私は、その冬に、2万円のモーリスギターを購入したものだった。
最近は「闘うこと」をやめてしまった私だが、長渕氏が23歳の時に発表した作品である「逆流」のスピリットには、今さらながら教えられることもありそうだ。
で、吉田拓郎氏である。
この「伝説のリンゴ」は、その長渕氏の弾き語りと双璧で、私のココロに深く刻まれたチューンなのだ。
これまた、ホントに、素晴らしい🍎