敬老の日の朝は、ちょっと変わった朝食だった。
食卓に置かれたのは、2つの見慣れない缶。
「缶詰入り ブルーベリーパン」と「缶詰入り メープルパン」。
「製造日からの賞味期限 5年」という、これらの缶。
北海道が「ブラックアウト」状態となった、2018年の「北海道胆振東部地震」の際。
妻が、職場より配給を受けたモノである。
製造者は「青空製パン」という、静岡県牧之原市の企業だ。
うち、「ブルーベリーパン」の方の賞味期限は、1年を経過していた。
なので、ちょっと様子を見てみようという、企画である。
缶のフタを開けると。
そのパンは、紙で包まれたお尻を上にして、佇んでいた。
👆が、缶から取り出した状態である。
匂いを嗅いでみると、特に酸っぱい匂いやカビ臭さはなく、フツーのパンの匂い。
どうやら、問題なく喰えそうだったので、喰ってみることに。
・・・良い子のみなさんは、マネしないでネ。
そのふわっと感と、裂いた時のしなやかさ。
まさに、「買いたてのパン」と遜色ない質感じゃありませんか👏
お味も、ブルーベリーがかほり、ほどよく甘い◎
いやはや、この「備蓄パン」、あなどれません
結果、なかなか満足の朝食であった
また、賞味期限1年切れのこのパンを喰った後。
私の体調に異変は起きなかったことを、申し添えておこう。
そして「メープルパン」の方を喰うのが、今から楽しみだ