2月最後の日曜日。
妻と連れ立って、毎度のことながら、バードウォッチングである。
9時18分。
まずは電線に止まっていた「ヒヨドリ」さんに、ご挨拶。
最近この方とは、電線でよくお会いする。
逆立った頭の毛はパンク系だが、その瞳は真摯である。
9時34分。
あいの里公園内のトンネウス沼のほとりの木に、デカい鳥が止まっているのを、まずは妻が発見。
「オジロワシ」氏である🦅
昨年の今頃も、この方がココに来ていたことを、ふと思い出す。
同一個体なのかどうかは、私には判断できないが・・・
その、爪のように鋭く湾曲した、くちばし。
これで、獲物の肉を掻き出すようについばむのだという。
沼面を見つめて、獲物が現れるのを、待っているのだろう。
そんなおりの、9時35分。
なんと「エゾリス」ちゃんが、ひょっこりと登場した。
昨年12月以来の、しばらくぶりの再会は嬉しかったのだが・・・
オジロワシ氏に捕食されることは無いのだろうかと、私はヒヤヒヤした💦
彼(もしくは彼女)は、一瞬立ち止まってカメラ目線をこちらに向けた後・・・
いつものように、スタコラサッサと、林の中に消えていったのでありました。
そして、オジロワシ氏。
彼(もしくは彼女)は、まったくエゾリスちゃんには興味を示さず。
ただひたすらに、トンネウス沼を見つめているのであった。
その、鋭い眼光。
正面から見たそのフェイスは、全盛期の王貞治氏を思わせる、気迫である。
おそらくは、魚を狙っていたと思われるオジロワシ氏なのだが・・・
捕食シーンを撮影することは叶わず。
9時49分に、どこかへ飛び去ってしまったのでありました。
10時14分。
沼のほとりの低木に、「ヤマガラ」ちゃんと「アカゲラ♂」くんが、同時に飛来した。
マイ・フェイバリット・バードである、ヤマガラちゃん。
しかしながら。
この方は、まるで私の恋心を翻弄するかのごとく、いわゆる「枝かぶり」の位置にしか止まってくれない・・・
ご覧の通り。
色々なポーズを取ってくれたのではあるが・・・
すべては「枝かぶりの悲しみ」の中で、私は泣き濡れたのでありました
そしてこちらは、10時21分の「アカゲラ♂」くん。
ただひたすらに、棟方志功氏のごとく、その1点をつつく
そこに、食材があったのかどうか・・・
真相は、霧の中に包まれている。
10時30分には、「ダイサギ」さんが、いつものようにやってきた。
氷上に降り立った彼(もしくは彼女)の黒い脚が、白い氷上に映える。
彼(もしくは彼女)は、獲物を探すためか、
ほどなく融水面に、移動。
そして、10時35分。
彼(もしくは彼女)は、難なく小魚を、拾い上げた。
まさに野鳥の王国の、あいの里公園。
私はこの場所を、心より愛する💛
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