1月3日の朝も、お雑煮をいただくことから、始まった。
びよ~んと伸びるお餅を、喉に詰まらせないように、慎重にいただいた後、妻とお出かけへ。
「サンピアザ水族館」に着いたのは、11時06分のことである。
その日は、嬉しいことに、「JAF優待デー」
私はJAF会員なので、200円×2名=400円のお得
このような優待を上手に使えば、年会費4,000円のモトを取ることは、十分可能なのだ。
まずは「なまこ大明神」に、今年一年の家内安全を願う。
そして出迎えてくれたのは、「サケ(シロザケ)」たちの、目に眩しい魚群。
海中のゼブラ、「カゴカキダイ」。
成長するとオスからメスに性転換するという、ジェンダーフリーな「カクレクマノミ」。
「ウツボ」「フエダイ」「マハタ」・・・
これらは、日本の海域にも暮らしている魚たちである。
そして、朴訥な表情の、「マハゼ」。
「アメリカカブトガニ」は、ホワイティなカラーが印象的。
「マツカサウオ」「ハオコゼ」「シコクスズメダイ」は、いわば「日本でも見られる熱帯魚」。
海中のオブジェ、「ソメンヤドカリ」
「ミズクラゲ」の泳ぐ姿は、まさしく自然のアート。
「シマイサキ」「メジナ」「サクラダイ」「イセエビ」。
私が食したことがあるのは、「イセエビ」のみだと、思われる。
海底の紅いサボテン、「タラバガニ」「タカアシガニ」。
その上を集団で泳ぐ「シロザケ」は、まさに銀河のようだ。
幻の高級魚と呼ばれる、「マツカワ」。
眉間にシワを寄せ、険しい表情の「オオカミウオ」。
さらには、「シマソイ」に「クロソイ」。
「ミズダコ」は、想像以上に、デカいのだ🐙
妻は「ガラ・ルファ」の水槽に指を入れ、角質掃除。
この日のクリオネは、何故か、やる気無さそうだった
海中を飛ぶように泳ぐ「エイ」の姿は、優雅だ。
このヒレを、好んでおつまみとして食する私は、ちょっとだけ、胸が痛くなった。
見た目の精悍さと違って、「おとなしく危険はほとんどない」と言われている、「ドチザメ」。
そして、泳ぐスペード「ツバメウオ」♠
こんなのたちが泳ぐ姿を、海中で見ることができたら、きっと感動的でしょうなぁ・・・
カナヅチの私には、おそらく、一生無理だ(^^;
ふぐたちの泳ぐ姿は、なにか幼児っぽくて、愛くるしい
シグナルカラーの「ナンヨウハギ」「ヒフキアイゴ」「アカマツカワ」
「チョウチョウウオ」の仲間たちに・・・
「スズメダイ」の仲間たち。
「クロハギ」の顔は、かつて女子高生の間で流行った「ガングロ」を、思い起こさせる。
赤ちゃんのようにひょうきんな表情の、「ヒトヅラハリセンボン」。
体長80cmを超える体躯の「ヤイトハタ」。
それのお掃除を担うのが、「ホソメワケベラ」である。
「ヤイトハタ」は体がキレイになり、「ホソメワケベラ」は胃袋を満たすという、まさしくwin-winの関係。
「ヤイトハタ」の表情も、なにかのっぺりと気持ちよさそうである。
「ヘコアユ」は、立ち泳ぎする、奇特な魚。
「ニシキアナゴ」と「チンアナゴ」は、ムーミン谷のニョロニョロのようだ。
そして、家でも飼える、熱帯魚ちゃんたち。
さて、ここからは、北海道に住むサカナたち。
産まれたての「シロザケ」は、お腹にくっついた卵黄を栄養として、育つ。
日本最大の淡水魚「イトウ」。
昭和漫画の名作「釣りキチ三平」を思い出す方も、きっと多いことでしょう。
「ギンブナ」の卵は、他の種の精子でも「ギンブナ」として孵化するのだという、驚愕の繁殖力の持ち主。
「エゾサンショウウオ」君の姿は、ドジョウとカエルのハーフ&ハーフ。
郷土料理に欠かせない魚である「カンキョウカジカ」も、近年個体数が減りつつあるという。
「ウグイ」には、思い出がある。
昭和の時代に、祖父が「創成川」で釣ったウグイを、塩焼きで食べたのだ。
しかしながら、なんだか泥くさくて、正直、マズかったなぁ・・・(^^;
地震予知魚という噂が本当なら、ぜひとも活躍してほしい、「ナマズ」。
かつてはウチでも飼っていた、アメリカザリガニ。
最も有名な「外来種」かもしれない。
そして意外なことに、「ニジマス」も、実は「外来種」だったのだ。
これは、知らんかった・・・
「サクラマス」には、淡水から海水に出て成長⇒産卵のために再び淡水に戻る【サーモンタイプ】と、一生淡水で過ごす【ヤマメ】の、2通りの生き方があるのだという。
日本では北海道のみに生息する「オショロコマ」は、イワナの仲間。
その名の由来は、アイヌ語だという説もある。
続きましては。「ペンギンスクエア」へ。
この日のケープペンギン君は、じっと直立したままで、ややサービス精神希薄であった(^^;
そして、デンキウナギくん。
エサをいただくと、気分が高揚して、発電するのだ💡
この仕組みを改良して、将来「デンキウナギ発電所」が竣工されれば、画期的なのだが・・・
そしてこの日は、「年越し&新年の縁起モノ 海老展」が開催されていた。
色鮮やかな、「ニシキエビ」
なんだかイカのようにも見える、「ギアナセミエビ」。
実は、エビが進化したものがイカなのかもしれない。
そして、日本舞踊のようにあでやかな「ゴシキエビ」。
「ウチワエビ」の体は、まさに団扇のように、扁平だ。
これまた、名は体を表す、「セミエビ」。
赤白の着物を纏う、スレンダーな「スザクサラサエビ」。
この「フリソデエビ」の姿を見ると、私は「ハナカマキリ」を連想してしまう。
紅白の姿がお正月に似つかわしい、「アカシマシラヒゲエビ」。
「ショウグンエビ」は、勇ましい名前とは裏腹に、サンゴの陰に隠れてばかりいる、いくじなしであった。
「ゾウリエビ」の姿は、そこはかとなく「ヒゲじい」風。
「モンキーシュリンプ」こと、「サンゴモエビ」。
食したのは5年前の、「イセエビ」。
これまためでたい紅白カラーの、「シロボシアカモエビ」。
プランクトン風の、「ソリハシコモンエビ」。
イソギンチャクと不倫するのは、「イソギンチャクモエビ」である。
いやあ、エビの態様も、バラエティに富んでいるものである。
じつに、愉しませていただきました🦐
「ピラニア・ナッテリー」は、南アメリカの肉食魚。
東南アジアにお住まいの「セブンスッポト・アーチャーフィッシュ」は、いわゆる「テッポウウオ」である。
その名の通り、木の葉のようないでたちで、ピタッと静止する「リーフフィッシュ」。
ヒレもエラも動かさないで、バランスを取っているのが不思議だ。
エサを摂る時は、どうしてるんだろう
4つの眼を持つように見える、「ヨツメウオ」。
その姿は、水面上から見ると、ちょっと、コワい💦
「スッポンモドキ」。
「スッポン」との違いは、手がヒレのようになっていて、より「ウミガメ」に近いのだという。
泳ぐハートの「レットハートテールパロット」。
逆さに泳ぐという奇特なご趣味の、「サカサナマズ」。
そして、この水族館では、「ゴマフアザラシ」に会うこともできるのだ。
ヒゲが太い女の子は、2012年生まれの「サクラ」。
呼吸の時の鼻の穴は、このように大きく丸く開く。
そして、ヒゲが細めの「すず」ちゃんは、まだ1歳の少女なのだ。
「コツメカワウソ」ちゃんの動きは素早く、私の緩慢なスマホカメラでは、そのキュートな姿を捉えることは出来なかった・・・
そして、いわゆる観賞用の熱帯魚たち。
12時41分に、館外へ。
約1時間半の、有意義な水性生物鑑賞タイムでありました🐟
出入口通路に貼られていた「魚偏の漢字」。
アナタは、いくつ読めるだろう。
私は、長嶋茂雄氏の教えで、「サバという字は魚偏にブルー」であるということは、知っている
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