レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンと、メルセデスのルイス・ハミルトンが、同ポイントで迎えた、今年のF1最終戦「アブダビグランプリ」。
2番グリッドのハミルトンがスタートを決め、その後もほぼ10秒以上フェルスタッペンとの差をキープし、「このレースはハミルトンのものだな・・・」と私は思っていた。
だがしかし。
残り5周となったところで、ウィリアムズのラティフィがクラッシュ!
セーフティーカーが導入されることとなる。
ここでいち早く動いたのが、レッドブル・ホンダのフェルスタッペン。
タイヤをグリップのいいソフトタイヤに交換。
しかしながら、その後も延々とセーフティーカーランが続き、私はこのままセーフティーカー先導のままで、レースが終了してしまうのではなかろうかと、おそれおののいていた。
ところが、セーフティーカーは、ファイナルラップを前に、退去。
フレッシュタイヤのフェルスタッペンが、最後の最後にハミルトンをオーバーテイクし、初のワールドチャンピオンとなるという、驚きのドラマが待っていた
ホンダエンジンのドライバーがタイトルを掴むのは、’91年のアイルトン・セナ以来、なんと30年ぶりのことである👑
そして、ガックリの、ハミルトン。
しかしながら、初タイトルを手にしたフェルスタッペンに歩み寄り、その栄光を讃える姿は、清々しいスポーツマンシップに溢れていた。
今年をもって、F1から撤退してしまうホンダだが、最後の最後に大輪を咲かせてくれた。
また、フェルスタッペンとハミルトンのチャンプ争いの影に霞んでしまったが、角田裕毅選手が4位入賞を果たしたのも、特筆すべき出来事でありましょう。
私は本日朝4時に起きて、録画したこのレースを観てから出勤したのだが、そうした意味のある、凄いレースだった🏁
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