South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


ハンバーグと万願寺とうがらし、とうもろこしのスープ

ハンバーグと万願寺とうがらし:パン粉+豆乳+全卵+玉ねぎみじん切り+合挽きミンチ+塩コショウ+ナツメグ+チリーパウダー+パプリカよくねってボール状に整形し、指一本の穴を開けてフライパンで焼く。万願寺とうがらし乱切りをちらして蓋をして
とうもろこしのスープ:トウモロコシをおろす。水+コンソメスープの素+
塩コショウで味を調える
キュウリのぬか漬け

2021-09-05 21:47:41 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『ひび割れた日常:人類学・文学・美学から考える』

 
人類学者の奥野克己、小説家の吉村萬壱、美学者の伊藤亜紗のリレーエッセイ。奥野の「リレーエッセイを終えて:生の全体性を取り戻す」を踏まえると、三人はシャーマンの役割を演じたようだ。彼のフィールドワークの中で出会った焼畑耕作民カリスのシャーマンの夜を徹して行われたパフォーマンスのうち、野の霊魂に取り入られた少年の霊を救うためにシャーマンが呼び寄せた使霊による戦いがメインだと当初は理解していたが、コロナ禍にあって思い返してみるとそうではなく、戦いの後、百を超える使霊を再び別世界へ送り返すシャーマンとの交情がメインだったということがわかったという。本書の三人は、それぞれのキャリアの中で育まれた感性に基づき、コロナ禍の現在についての理解を書き記しているのだが、これが、使霊というわけだ。奥野の最後のエッセイは、タイトルにあるように「ひび割れた日常」のように様々な意味で分断化された日常の全体を取り戻そうという力強いメッセージとなっている。ぜひ読むべし!

2021-09-05 11:46:01 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )