東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

のらぼう菜の収穫と加工

2009年05月05日 | 野菜:葉菜

 12月に植え付けしたのらぼう菜は最後の収穫時期です。とうがたくさん立ってきたため、だんだん茎や葉が硬くなったきました。葉はまだまだ食べることができますが、とうの部分は今日が最後の収穫でしょうか。暖かい日差しをあびながらはさみを持ってのらぼう菜の間を飛び回るように収穫しました。

            とうが伸びたのらぼう菜、そろそろ収穫終期


 3月から4月にかけては主に葉柄を食べましたが、4月後半からはとうの部分を収穫してたぺます。小松菜やほうれん草と違って一年に一度しか収穫しないため今が旬の時期でしょうか。小松菜のように種を一年中蒔いて収穫できなくもないでしょうが、私は秋に種を蒔いて翌春に収穫する一年サイクルです。

              今回収穫したのらぼう菜のとう


 収穫後、時間をおかないで加工します。お店で売っている菜の花のように柔らかくはないためすばやく加工します。収穫直後は茎を折ると簡単にポキリと折れて折れ口から水がしたたり落ちます。しかし、時間をおくと茎が硬くなってしまいます。
 最初茎の根元を中心に熱湯にさらします。そして、茎が柔らかくなったら花や葉柄を熱湯に沈めるようにしてゆでます。そして、自分の好みの硬さになるまでにゆでます。

    最初、茎の根元をゆでる             続いて花や葉柄をゆでる
 

 小松菜やほうれん草はさっとゆでるだけですが、のらぼう菜は販売に向いていない野菜のためでしょうか、柔らかくなるのにやや時間がかかるようです。

    熱湯から上げる                冷水で冷ます
 

 冷水で冷ましたのらぼう菜を絞るようにして水をきります。ゆでる前と違ってすっかり柔らかくなっています。このままほうれん草のようにかつお節をふりかけその上に醤油をかけて食べることもできます。

               手で絞るようにして水をきる


 水をきったのらぼう菜はそのまま食べてもかまいませんが、私は冷凍庫で保存することが多いです。一回で食べきる量ごとに分けて保存します。

    一回の食べきり量に分ける           サランラップで包む
 

 ゆでた後に水を切ったのらぼう菜を包丁で切ってタッパに入れて保存しておくと、食べたい時に解凍すればすぐに使えます。ただタッパをたくさん持っていないので、サランラップで小分けして冷凍しています。

             冷凍庫で保存、以前冷凍保存した上に重ねる

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苗場の稲、順調に発芽

2009年05月05日 | 稲:春作業,苗作り
 この2日で稲の発芽がはっきり分かるようになりました。2日前までは芽なのか棘なのかよく分かりませんでしたが、今日苗場に行くと芽がさらに1cmほど伸びてしかも薄い緑色に染まってはっきり稲と分かりました。
 これから田植えする6月に向けてどんどん成長します。そして、その成長に合わせて苗場の水深を深くしていきます。根がちゃんと泥に着生したことも確認してまずは一安心です。

               きれいな薄緑色に染まった稲の芽
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