東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

厩肥を運搬し、畑にまいて耕運

2012年02月14日 | 草刈り,整地



 今回も楽しくユギ・ファームで農作業をしました。今の時期は、植え付けや収穫などの直接的な農作業はあまり多くありません。先月は絹やさエンドウ豆の支柱立てなどの作業をしましたが、今回は春に向かっての準備作業をしました。その一つとして、最初に鈴木牧場内にある厩肥をリヤカーに積み込み畑に運びました。

               スコップを使って、リヤカーに厩肥を積み込む


 スコップを使ってリヤカーに厩肥を積み込んだ後、牧場の牛舎内を少し見学しました。牛舎の中には、優しい顔と目をしたジャージー種の牛が三頭いました。ふだん目にする大型の牛(ホルスタイン種)は全身が白黒ですが、この牛種は全身が薄い茶色です。人恋しいのか、何度も顔を摺り寄せてきました。牛舎内を見学し終わると、リヤカーを押して上り坂を畑に向かいました。

   優しい目をした牛(ジャージー種)       リヤカーを押して畑に向かう
 

 軽い登り坂ですので、リヤカーを押していると次第に体がホカホカしてきました。畑に来ると、最後の短い斜面を全員で押して畑に到着です。そして、畑内の小さな空き地に、リヤカーを倒すようにして厩肥を下しました。

            畑内の小さな空き地に、リヤカーから厩肥を下す


 厩肥を畑に運び込んだ後、リヤカーを鈴木牧場に戻しました。再び畑に戻ると運び込んだ厩肥を、ジャガイモを植え付ける予定の畝にばらまきました。その間、女性陣は畑で収穫した冬野菜を使った特性うどんを作っていました。今日は快晴で風も強くないので、心地よく作業できました。

   田んぼで特性うどんを作る女性陣       厩肥をジャガイモ畝にばらまく
 

 厩肥をばらまいた後、少し時間が空いたので草刈機の講習をしました。畑の草刈りには、笹などを刈り取ることができる丸刃(チップソー)よりも、紐を使った刈り取りの方が安全で便利です。このため、紐を使った方法を主に説明しました。次回はもう少し、エンジンを動かしての実践に入りたいと思います。今は冬のため雑草を刈り取る必要はあまりありません。しかし、初夏から初秋にかけて雑草がはびこります。このため草刈機の使い方を知っておくと、草刈りに時間をあまり取られず効率的に畑作業ができます。

      紐の交換方法の説明              特性の野菜肉うどんに舌鼓
 

 その後、特性の野菜と肉うどんを食べながら休憩をとりました。しばらく談笑後、午後の作業に入りました。まずは、残り少ない冬野菜を収穫しました。収穫したのは、来週ジャガイモを植え付ける畝に残った小松菜です。どの小松菜も、野鳥がついばんだのか葉の先端がちぎれていました。

             暖かい日差しをあびながら、小松菜の調整作業


 小松菜の収穫作業と並行して、春に向けた準備作業をしました。一つはジャガイモを植え付ける畝にまいた厩肥を、耕運機を使ってかき混ぜる作業。もう一つは、9月中旬にキャベツ苗を植え付けた時に覆った黒マルチを剥がして回収する作業です。小松菜の収穫、ジャガイモ畝の耕運、黒マルチの回収をそれぞれ並行してのんびり作業しました。

      キャベツ畝の黒マルチ回収       ジャガイモを植え付ける畝を耕運
 

コメント
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