前回、別所小学校のおにぎりパーティー用のお米にするため 籾摺りをしました。今回は籾摺りに続いて精米器を使って玄米を精白しました。最初、精米器を一輪車で鈴木牧場内に運んでセットしました。精米器を置く適度な高さの台がないので、餅をつく臼をひっくり返して台としました。この臼は、6年ほど前に高校生を自宅に招いて餅つきした臼です。
餅つき用臼の上に精米器を置く、上から玄米を挿入
精白する前に、精白度を指定します。精白度が低いと胚芽米になりますし、精白度が高いと真っ白な白米になります。今回は少し胚芽が残るようにしました。電源を入れてから玄米を投入します。玄米は、精米器に上にある受け口に投入します。そして、投入口を開きます。すると精白されたお米が下に落ちます。
玄米を受け口に投入 精白されたお米が下に落ちる
今回は胚芽米と白米の中間程度の精白度でした。このため、ややくすんだ色の白米となりました。胚芽が少し残っているため、多少はぼそぼそすると思いますが栄養的には良いと思います。精米器の受け口に入れた玄米は自動的に精白されて下に置いた袋に落ちるだけです。やや手持ちぶたさで、袋に入る白米を見ていました。
米精白後、次々に米袋に落ちて溜まる白米
玄米は精白されると白米となりますが、一方で米糠が大量に出ます。米糠は精白時に玄米からはがされた胚芽やお米の表皮です。この米糠も肥料や糠漬けに使えるため採取しました。今のところ、糠漬けに使う予定がないので、畑にまいて肥料の代わりにしようと思います。
出来上がった胚芽付き白米 採取した米糠、糠漬けや肥料代わり