東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

東京八王子に滞在,家の建て替えほか (1)

2012年08月25日 | 家族関連

 8月18日、八王子の家の建て替えや父親の葬儀のお礼などで、数日間八王子に滞在することにしました。4月初めに山口県に来て以来の八王子です。朝7時頃に自宅を出ました。駅まで行く車が無いので、一時間程度歩いて田布施駅に行きました。今の時期、田んぼは穂ばらみ期です。重く垂れる稲穂を見ながら歩きました。さすが夏のため、駅に着いたときは背中が汗で濡れていました。

   重く垂れる稲穂を見ながら駅に歩く        徳山駅で新幹線に乗車
 

 八王子に着いて京王南大沢駅を降りると、家内と落ち合い一緒に我家に家に向かいました。明後日から取り壊しされる我家です。残った物がないかどうか、写真に取っておくものがないか探しました。狭い我家だと思っていたのに、ガランとした我家は意外と広く感じました。

           がらんとした一階の広間、机やソファーが無いとけっこう広い


 二階に上がって、残した物がないかどうか確認ししました。柱の傷や子供たちが張り付けたシールや絵は持っていけません。それらは写真に撮りました。二階から外を見下ろすと、なじみの家々が並んでいました。見慣れた外ですが、新しい家は窓の配置が違うので同じようには見えないはずです。霞のせいか、今日は富士山が見えませんでした。柿は新しい家ができても伐採しないで残すことにしました。柿だけは我家で自給できる貴重な果物ですので。

         二階から見慣れたはずの外を見る、霞のため富士山は見えず 

 再び一階に下りると、犬穴を久しぶりに見ました。ここ10年間タンスの陰に隠れて見えなかった犬穴です。この穴は、可愛がっていたロミ(ビーグル犬)が家の外と中を行き来していた穴です。ロミは、私と娘が連れ帰ってから我家の家族になりました。床にはロミがひっかいた跡がたくさんありました。ロミは子供たちの良き遊び友達だったのですが、10年ほど前に病気で死んでしまいました。その後、ロミを丁重に火葬した後、お骨は柿の根元に埋めてあります。今は亡きロミ、子供たちの心の中に生きていることでしょう。

 ロミが家の内と外を行き来していた犬穴    火葬直前、涙目でロミを見つめる家内
                                    (2001/2/26)

 

 次に、家の玄関ガラスのヒビ割れをしみじみと見ました。このヒビ割れは7年位前、息子が高校生時に入っていた野球部で面白くない事があったらしく、怒りにまかせて足蹴りしてできたヒビ割れです。そのヒビ割れを直さないで、思い出として今日までそのまま残していました。このヒビ割れしたガラス、家の建て替えで無くなります。写真に撮っておきました。
 家の中をざっと見回ると、新しい家が完成するまで住む仮住所に、家内の運転する車で移動しました。仮住所生活は3ヶ月間位になりそうとのことです。

    息子が蹴りをいれてできたヒビ         家内運転の車で仮住所に移動
 

コメント
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