銭壷山から下りると懐かしい由宇の町並みを散策しました。国道188号線脇にあるJR由宇駅の正面から伸びる道を由宇街に入りました。私が子供の頃の由宇は、とても賑やかでした。50年位前のことですが、バスに乗ってこの狭い由宇街を通過していると、町中をいきな恰好をしたボーイスカウトが行進している姿を目撃したことがあります。子供ながらかっこいいなあと思いました。
JR由宇駅の正面から伸びる道を通り由宇街に入る
由宇街に入ると、私が覚えていた由宇街はもうありませんでした。昔もあったであろう古い瀬戸物店はありましたが、その他の店は跡形もありませんでした。道はカラー煉瓦で舗装され綺麗になっていましたが、何せ人がほとんど通っていませんでした。昼間これだけ人通りが少ないことは、この由宇もシャッター街になっているのだと痛感しました。
カラー煉瓦が敷かれた通路 ハス田の道を通る
由宇街を抜けしばらく行くと、ハス田をありました。そのハス田を通る道を散策してみました。私の家には昔池があり、ハスを栽培していました。懐かしい光景でした。次に、昔行ったことがある由宇温泉に行ってみました。私が行ったことがある温泉は川岸にありましたが、建物はありませんでした。しかし、由宇温泉に関わる旅館はまだたくさんあるようです。旅館の近くにカラオケバーもありました。きっと夕方は賑やかなのでしょう。
由宇温泉の看板、温泉やカラオケバーが並ぶ
由宇温泉からしばらくした所に特養老人ホームがあります。10年ほど前、私が福祉の道に進もうかと考えていた時に訪問したことがあります。当時建物が新しかったことを覚えています。この老人ホームの特徴は、地元の温泉を利用できることです。そして、建物を取り囲むように綺麗な川が流れていることです。今回この老人ホームの入居者か職員の家族と思われるグルーブが川辺でバーベキューを楽しんでいました。温泉があり自然に恵まれている一級の老人ホームだと思いました。由宇の特養老人ホームを過ぎると日積に出て、ひたすら柳井に向かって走り家に向かいました。
温泉と自然に恵まれた老人ホーム のんびりした日積の田園