東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

東京八王子市の新居、工事手伝い他(2/5)

2012年11月26日 | 家族関連

 11月21日、朝はとても良い天気でした。朝起きるとすぐに、家の前に行って新しい我家を眺めました。前の家はとても古い家だったため、実質タダでした。つまり、土地代だけで購入した中古住宅でした。古い家だったため、今回の家がよけい立派に見えます。MISAWAの30年保証「新築住宅保証制度」対象の家です(途中、半年以上空き家にすると保障がなくなりますが)。

               青い空に映える、新しい家、30年保証優良住宅

 午前中用事を済ませて、応急処置しておいた耕運機を本修理することにしました。畑に行く前に、ガストーチを購入しました。畑に着くと、昨日と同様に始動ロープを強く引いてみました。しかし、ピクリとも動きませんでした。これ以上の力で引っ張るとロープがちぎれそうになったため止めました。そこで、昨日燃焼室内に入れたオイルがよりなじむようにエンジンをガストーチで温めました。温めると、よりオイルがピストンとシリンダーになじみます。エンジンを熱し終わると、エンジンを分解する作業に入りました。

      ガストーチでエンジンを熱する           耕運機のカバーを取り外す
 

 最初に耕運機のカバーを外しました。次に、燃料タンクを外しました。そして、始動装置部分を外してエンジンを露わにしました。ピストンのクランクシャフトに直結するファンを回そうとしましたが、ピストンとシリンダーが固着しているためピクリとも回りません。やれやれエンジン本体を分解するしかありません。その前に、2サイクル用のエンジンオイル(4サイクルエンジン用がないため)を規定値にまで入れました。

       始動装置部を取り外す           エンジンオイルを規定値入れる
 

 エンジン本体を分解する前に、クランクシャフトに直結するファンをスパナを使って強く回してみました。すると、少し回るではありませんか。エンジンを完全に分解しなくても治る見込みが立ちました。エンジンオイルが燃焼室内でなじむように、最初はゆっくりとファンを回し続けました。しばらくまわし続けていると、だんだん弱い力で回るようになりました。そして、スパナを使わなくても手で回せるようになりました。

         スパナを使って、クランクシャフトに直結するファンをゆっくり回す


 そこで、始動装置を付け直しました。すると、始動ロープを引っ張ってエンジンを回すことができました。耕運機を逆さまにして、燃焼室内に溜まった余分なエンジンオイルを流し出しました。次に燃料タンクを元のように取り付けました。

   燃焼室の余分なオイルを流し出す          燃料タンクを取り付ける
 

 カバーは取り付けず、始動ロープを勢いよく引っ張りました。何度か引っ張っていると、白い煙を吐きながらエンジンがかかりました。いやあ直って良かった!!白い煙は、燃焼室内のエンジンオイルが燃えた煙です。しばらくエンジンをかけっぱなしにしておくと、燃焼室内の余分なオイルが無くなりだんだん透明な排気になりました。
 エンジンの調子を確かめるため、小麦畑を耕運しました。エンジンの音が依然と比べてややくすんだように聞こえましたが、以前と同じように調子よく耕してくれました。やれやれ直って良かった。この耕運機は2年半前に修理を頼まれ、その後いただいたものです。何度も修理やメンテナンスしただけに、愛着がある耕運機の一つです。

      エンジンの調子を確かめるため、カバーをしないでしばらく小麦畑を耕運

コメント (2)
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