東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

パン用小麦を手押し式種まき機で播種(1/2)

2012年11月14日 | 麦,穀類,雑穀



 去年は東京八王子市の畑で小麦の種まきをしました。しかし、今年は山口県の畑で小麦の種まきをしました。小麦の品種はパン用の硬質小麦「ユメカオリ」です。今回小麦の種をまいた畑は、雑草だらけになって稲刈りが散々だった陸稲畑です。一度トラクタで耕しましたが、種まきする前にもう一度トラクタで丁寧に耕しました。

     稲刈りが散々だった元陸稲畑、小麦の種まき前に再度耕運


 耕し終わると、ようやく種まきをすることができます。種まき機を小麦用に設定しました。種が落ちる穴の大きさ(播種量)を「小麦」位置に合わせます。次に種まきの間隔を小麦用に合わせます。私は、その間隔を24cmにしました。

  播種量を「小麦用」に合わる       播種間隔を24cmに設定
 

 次に畝の間隔を決めました。私は除草などを耕運機で行うので、耕運機のロータリー幅を考慮して90cmにしました。ロータリーの幅+20cmです。畑の南端と北端に90cm間隔の印を付け、その位置に棒を差し込みました。

  90cm間隔の畝幅を位置づけ       種まき機に小麦を入れる
 

 畝幅を決めると、種まき機に小麦を入れました。畝幅ごとに張った棒にひもを張り、そのひもに沿って種まき機を押しました。種は自動的に蒔かれ、さらにその上に土が自動的に被覆されます。この種まき機は種をまいた後に土を被覆してくれるのは良いのですが、畑が凸凹していると被覆がうまくいきません。春に陸稲の種をまいた古い種まき機は、土を被覆してくれないのが欠点です。しかし、畑が凸凹していても確実に種をまいてくれます。どちらの種まき機が良いかは、畑の耕運状況に左右されます。このため、畑の状況に応じて二つの手押し式種まき機わ使い分けています。なお、もう一か所の小麦畑は一週間後位に種まきする予定です。

        畝を示すひもに沿って、種まき機をひたすら押す

コメント (6)
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