東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

冬野菜の整理とジャガイモ植え付け準備

2013年03月10日 | 野菜:葉菜

 秋初めに種をまいた秋冬野菜は、晩秋から冬にかけて毎日のように収穫をしてきました。それらカブ,チンゲンサイ,タアサイなどの収穫はもう終わりです。今、それらの野菜はとうが立って花を咲かせようとしています。こうなると、もう食べることができません。これら野菜の畝を壊して、新たにジャガイモ用の畝に変える作業をしました。

                収穫が終わった秋冬野菜の畝、丸は収穫したカブ


 秋冬野菜のほとんどは、春になると花を咲かせます。葉の中心部がだんだん伸びてつぼみになります(とうが立つ)。花が咲くと葉茎は筋っぽくなって食べることができなくなります。代表的な飼料作物である菜の花も同様です。ただし、菜の花は花が散った後に菜種油を取りますが。

       とうが立ち始めたカブ               チンゲンサイのとう
 

 秋冬野菜を全部処分しようと思いましたが、カブだけはまだとうが小さいので食べることができるかも知れません。捨ててもよいつもりで収穫しました。母親が「調理して食べることができるかも知れない。」と言うので、この収穫したカブは全て母親にまかせました。なんとか、葉は炒めたりお汁に、そして根は薄漬けにできるかも知れません。

      カブを洗っている母親               葉と根に分断したカブ
 

 カブだけは収穫して、他の野菜は全て引き抜きました。そして、畝を覆っていた黒マルチをすべて剥ぎとりました。黒マルチは何度も使えます。傷がつかないように丁寧に剥ぎ取り、畳んで倉庫に保管しておきました。引き抜いた野菜くずは軽く粉砕して、一日天日乾燥させました。そしてあくる日、畝を耕運機で耕しました。

         秋冬野菜の畝を覆っていた黒マルチを、傷めないように丁寧にはがす


 この畑は湿り気が強いので、土が耕運機のロータリーにしっかりと食いつきます。それだけ、エンジンに負担がかかります。しかしながら急いで耕耘するわけではないため、エンジンを低回転でゆっくりと動作させました。ジャガイモを植え付ける直前に再度耕耘しようと思います。ついでに、秋に白菜を栽培した畝も耕耘しておきました。この元白菜畑には、里芋でも植え付けようと考えています。

                ジャガイモを植え付ける直前に再度耕耘予定


 ところで、畑を耕耘していて珍しい小動物を発見しました。土の中で冬眠していたのでしょう、シュレーゲルアオガエルが飛び出てきました。このカエル、八王子のユギ・ファーマーズの田んぼでよく見かけたカエルです。田植えの時期に泡のような卵塊を産みます。山口県で再び見ることになるとは驚きました。緑色が綺麗な大型のアオガエルです。

   緑色が綺麗なシュレーゲルアオガエル、山口県で再び見ることになるとは

コメント
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