東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 麻郷 浜城(浜城バス停留所前)のお地蔵様(2/3)

2015年12月11日 | 歴史探訪他ウォーキング

 昼から、お決まりの史跡調査に行きました。今回は麻郷助政の神花様を調査するためNさんの家を訪問しました。しかし、ご高齢でお休み中だったため、後日訪れる約束をしました。
 次に麻里府、続いて泊団地を訪れました。その時、同級生のKさんから、「浜城バス停j前のお地蔵様が無くなっている。」と聞きました。そこで、本当かと思って帰り際にバス停に寄ってみました。すると、二つあった建物のうち、左側が撤去されており、右の空いていた建物にお地蔵様が移っていました。移る直前に、どこかに預けられていたのでしょう。

               左の建物跡から、右の建物に引っ越したお地蔵さま

 引越し先の建物の下にコンクリートが流し込んであり板で囲まれていました。つい最近、お地蔵様は引っ越したようです。そこで、引っ越したお地蔵様をよく観察しました。すると、以前は隠れて見えなかった台座の文字が見えました。台座の右側にお地蔵様の建立年月が刻まれていました。、明治二十五年四月です。正面には、三世万霊と刻まれていました。左側には建立した三名の名前が刻まれていました。建立年月など、以前の調査では分からなかったこのお地蔵様の謎が一つ解けました。

   かつて尾根を支えていた石柱など        きれいになったお地蔵様の周り
 

 次の日、Kさんにお会いすると、お地蔵様を引っ越したとのことでした。なお、16日に平生町の直指院に来ていただいて性根を入れる儀式をするそうです。その日、時間が空いたらその儀式に行ってみたいと思います。なかなか引っ越しができなかったお地蔵様、無事引越しできて私は安心しました。

              16日に性根が入るお地蔵様、やっとここに引っ越しできました

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