東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

畑脇一列にカンナを移植

2017年03月07日 | 花,野草

 東京から持って帰った赤色のカンナ、だいぶ増えて我家前の畑では手狭になりました。そのため、球根を掘り上げて分球して畑の脇一列に植え替えることにしました。舗装道路に沿った列です。この場所に、かつてはコスモスの種でも蒔こうと思ったことがあります。しかし、毎年種をまくのは大変です。越冬する球根ならば手間がかかりません。何十年も枯れず、毎年花を咲かせる代表的な球根がカンナです。

 掘り上げたカンナの球根   分球後一輪車で運搬   去年試しに植えたカンナ
  


 カンナで思いだすのはオリンピックカンナです。50年位前の昭和39(1964)に東京オリンピックがありました。その時、国道188号線沿いにカンナを植えたことがありました。小学校総出で、各自クワをもってきて球根を植えたのです。そのカンナは今でも花を咲かせています。ただし、50年の間に道路幅拡張工事のためずいぶんと埋められました。そのため、花を咲かせているのはごくわずかです。道路拡張工事されなかった場所ではいまだに花を咲かせています。それだけ強いのでしょう。

    〇は去年試しに植えたカンナ、は今回植え付けたカンナ


 去年試しに球根を一つだけ道沿いに植えてみました。すると、なんとか花を咲かせてくれました。つまり育つことが分かりました。そのため、今回道沿い全面一列に植え付けてみる事にしました。ただ、地面が硬い場所で車が行き交う場所なので、見ごたえがある花列になるまでには数年かかると思います。カンナが増えれば除草対策にもなるかも知れません。なお、カンナの球根は、飢餓時には加工すれば食べられそうです。実際、食用のカンナがあるくらいですから。

    クワで植穴を深く掘る          球根を植穴に置いて土で被覆
  

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