東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

羊の原毛,紡ぎ,染色,そして織り 22/29 (横糸追加 1/2)

2020年08月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 経糸を張り終わって、横糸の種類と布のデザインで立ち止まっています。横糸は、経糸と同じ色同じ濃さにしようと思っています。しかし、青色と茶色の横糸は経糸よりも濃い色をしています。そのため、再度紡いで同じ濃さに染色しています。今回青の横糸を作り直したにも関わらず、少しばかり経糸より濃くなってしまいました。次は薄茶色の横糸を作り直しします。なお、染色しない白色糸を横糸に加えようと思います。デザインはこれまた悩みの種です。亀甲模様などいろいろ考えましたが、今年は無難にチェック模様にしようかと思っています。

   青の横糸を作り直しましたが、まだ少しばかり横糸より濃い


 青色の横糸は次のように作り直ししました。洗浄した田布施農耕高校の羊の毛をカーディングして、足踏み紡ぎ機で毛糸を紡ぎました。紡いだ後、かせくりを使って束ねました。紡いでいる時にいつも気が付きますが、洗浄時にゴミや毛玉を取り除いておくこと大切さです。紡いだ毛糸を束ねると藍染めをしました。

  濃い青色の横糸     かせくり器で束ねる    藍の葉を摘み取る
  

 藍染めは、放課後学習と郷土館の藍染め体験で実施する予定です。その手順の確認の意味もあって、今回は藍の生葉を使って染めました。ここで一つ失敗しました。藍の生葉の汁は緑色なのですが、その緑色ではどの程度青く染まっているは分かりません。それで、何回か緑汁につけ直したのが失敗でした。予想より少しばかり濃く染まってしまいました。この濃さで良しとするか、もう一度紡いで染めるか悩みどころです。素人の染色では、思い通りの濃さになかなか染まりません。次は薄い茶色に染めた横糸を作り直そうと思います。

   藍の生葉汁に毛糸を含侵       染まった毛糸を乾燥
 

コメント
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