東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

羊の原毛,紡ぎ,染色,そして織り 23/29 (横糸追加 2/2)

2020年08月26日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

  9月から放課後学習などの再開準備が忙しくて、なかなか織りに入ることができません。特に青色の横糸には困りました。経糸の青が薄いため、それに合わせた薄い青になるように横糸を作り直しました。しかし、またまた濃く染まってしまったので、再度紡いで染め直しました。薄い青との言うよりも空色と言った方がいいでしょう。茶色もうっかり濃く染めてしまいました。そのため、再度紡いで薄い茶色にしました。今考えれば、長い一本を紡いで染めた後、経糸と横糸に分ければば良かったです。

      左から二つ目と三つ目を横糸として採用


 経糸作りは太さが均一になるように慎重に紡ぎ、さらに検査をしました。そのためか、紡いだ経糸を綜絖や筬に通すことができました。しかし、このところの忙しさもあって横糸作りはやや雑になってしまいました。太さが均一かどうかの検査もスキップしました。反省点です。

  紡ぎ機で糸紡ぎ      一束の毛糸が完成     薄茶色に染色
  

 さて、次はいよいよ織りに入りますが、どんなデザインにしようか迷っています。斜めとか曲線を使ったデザインは今年はやめました。縦と横のチェック模様にしようと思っています。しかし、色の順番や本数を決めなければなりません。私は感性が無いので、完成イメージがどうにも湧きません。そのため、パソコンのCADを使ってシミュレーションしてみようと思います。経糸や横糸の強さを透過度として表わしてみようと思います。そもそも、出来上がりイメージをシミュレーションできるのかどうかも分かりません。まだまだ先は長いです。

    藍を使って空色に染色        横糸に採用(上:薄茶,下:空色)
 

コメント
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