東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

羊の原毛,紡ぎ,染色,そして織り 25/29 (デザイン)

2020年08月28日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 やっとこさ織りの手前まできました。しかし、感性のない私には完成イメージがなかなか思い描けません。そこで、パソコンのCADを使って出来上がりをシミュレーションしてみました。経糸の本数に合わせて縦筋を五本描きました。各筋の色は実際の色に合わせました。つまり、薄青,薄赤,薄黄,薄茶,そして薄緑です。続いて、横糸の筋を五本描きました。これも薄青,薄赤,薄黄,薄茶,そして薄緑です。そして、経糸五本と横糸五本を重ね合わせました。横糸と経糸の張りの強さは透過度で表してみました。いろいろ検討した結果、下図右のチェック模様を採用しました(左も捨てがたい)。明日から織ることにします。

   各横糸の間に白を短く挿入     経糸も横糸も同じ幅(採用)

 今回のシミュレーション結果と、実際に織ってみた布とを比較してみようと思います。シミュレーションとほぼ同じであればシミュレーションが正確であったことを示します。次回織ることがあれば、より複雑な模様をシミュレーションできると思います。今後は仕事などの合間をみての織りとなりますが、9月中には完成すると思います。完成後、タペストリーにするのか、単なる足ふきマットにするか考えようと思います。

  左:経糸の筋,右:横糸の筋   左:横糸の間に白,右:横糸の幅変化
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする