先日パスタ用小麦の種まきをしました。しかし、晴天が続いたため発芽する様子はありませんでした。しかし、ここ数日間ほど雨が降りました。そのためか小麦の水分をたっぷり吸って、元気よく発芽しました。安心しました。今後は、時々肥料を施したり、雑草を取ったり、土寄せするなどの世話が欠かせません。春になって穂が出始めると、めざとく野鳥がやってきます。そして、穂が熟す前の乳汁を吸います。その被害を防ぐため、穂が出る前に防鳥網を掛けなけれなりません。今年は小麦をたくさん収穫することができるでしょうか。収穫した小麦は製粉してからパスタ麺にするつもりです。
雨が降った後、水分をたっぷり吸って元気よく発芽
バスタ用の小麦の種をまいた理由です。二年ほど前に長崎県外海地区のキリシタン史跡を見学した時のことです。明治時代、貧しかった外海の地区生活を豊かにするためにヨーロッパから一人の神父がやってきました。生活を豊かにする技術の一つにパスタ作りがありました。この時、私はパスタを作ることができることを初めて知りました。それ以降、自分で作ってみたいと思うようになりました。さらに、伝えた技術のもう一つは機械式編機です。明治時代にすでに編機があったことに驚きました。この編機も手に入れて使ってみたいと思うようになりました。
ところで、種をまいたのに発芽しない箇所が1m位ありました。これは、鳩に食害された箇所です。鳩は、小麦を食べるために足を使って掘り返したのです。他の場所から移植するした手立てがなさそうです。でも、これくらいの被害で収まって良かったです。
元気よく発芽した小麦 橙色の矢印箇所が発芽せず