前回に続いて、発明クラブの子供達は電子福笑い器を制作しました。前回は主に半田付け工作でしたが、今回は福笑いの顔を作ったりCPUなどが載る電子基板を取り付けるなどの工作をしました。
小さなネジを使った取り付けが多かったのですが、目が良く指が小さな子供達には難なくこなせました。老眼で指が大きく乾燥した私にはとてもできません。この時ばかりは子供をうらやましく思いました。
少年少女発明クラブ、電子工作開始の挨拶(田布施農工高校)
私が思うに、クラブ員の子供達は私が子供の頃より3~4年早い工作や理科の勉強をしているように見えます。少年少女発明クラブで一番若いクラブ員はは小学三年生です。仕組みは分からないにしても、電子回路の半田付けをしたりCPUを組み込んだ基板の取り付けをしたりします。
私が半田付けを始めたのは確か中学一年生の時です。真空管を知り、真空管を使ったラジオを作ったりしていました。その頃トランジスタがようやく出回り始めました。通信販売で購入(当時は切手で)したトランジスタ(2SB111)に感激した記憶があります。
作り方の詳しい説明 福笑いの顔を組み立て 顔がようやく完成
さて、鉄板をレーザーで切り抜いた福笑いの顔にサーボモーターを取り付け終わると、電子基板を取り付けました。この基板上にサーボモーターを制御するCPUが取り付け、福笑いの眉毛,目,鼻,口などを動かします。
次回は今年度の最終活動日です。電池を入れて電子福笑いを動作させます。みんなちゃんと動くでしょう。プログラミングすれば、福笑いの表情を好きなように変えたりその順番を変えたり自由にできると思います。
サーボモーター取付け 基板の取り付け方説明 電子基板を取り付け