東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

郷土館 「昔の生活」の勉強に小学生来館

2024年02月16日 | 子供の育成関連

 コロナ惨禍のため数年間、小学生が郷土館に来て昔の生活を勉強したり体験することができませんでした。やむなく小学校に出張して講義していました。話ばかりでは伝わらないため、昔使われていた道具も持って行きました。例えば、蓄音機、黒電話、ほぼろ、ひのしなどです。しかし、石臼,唐箕,発動機,馬具などは大きく重いためで持っていくことができませんでした。数年ぶりに郷土館に来館のため、それらの大きく重い昔の道具を勉強したり体験してもらいました。

       唐箕のハンドルを回すと風が出て、ゴミを吹き飛ばす体験


 郷土館にある昔の道具のうち一番多いのは農具です。例えば今はトラクターで田んぼや畑を耕していますが、私が子供の頃の昭和30年代はまだ牛が使われていました。牛を使った農機具がたくさん展示されています。その牛具から解説を始めました。そして、石臼,唐箕,蓄音機,だいがらなどを体験してもらいました。
 私が子供の頃は牛がまだ多く使われていましたが、耕運機が現われ始めました。私の亡き父親は早期に農業の機械化を取り入れたため、全国から機械化を学びに学生が来ていました。そのため学生が泊まる寮がありました。遠い所では群馬県から機械化農業を学びに来た学生がいました。子供だった私は、そのお兄さんたちに可愛がってもらいました。

            石臼を回して小麦を製粉する体験


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