東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

くるみ,楮,シダなどを煮るための窯を試作(4/5)

2024年02月12日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 これまで、くるみやシダなどを煮るためにブリキ缶を使うことばかり考えていました。ところが、ブリキ缶の幅がドラム缶とそう違いがないことに気が付きました。
 そこで、ブリキ缶でもドラム缶でも熱湯が沸かせるような窯に変更しました。主な修正点はドラム缶に合わせて窯の幅を数cm広くしました。また、火の熱がよく伝わるようにブロック塀の高さを少し高くしました。今後、練炭や薪などを使ってドラム缶とブリキ缶の沸かし具合などの違いを確認しようと思います。なおセメントを使っていないので、簡単に解体してどこにでも自由に移動できる窯です。

        ブリキ缶もドラム缶も載せられるように改造した窯


 ドラム缶に蓋を付けました。蓋があると熱が逃げにくいため、湯音が上がりやすくなると思います。蓋に蝶番を取り付けて容易に開閉できるようにしました。
 さて、ブリキ缶が使いやすいでしょうか、それともドラム缶が使いやすいでしょうか。ドラム缶の方が鉄板が厚いため長持ちするとは思います。近々火を燃やして熱湯を沸かし、くるみやシダを煮てみようと思います。もちろん火事にならない対策もしています。

   窯のブロック塀を高くする       ドラム缶に蝶番で扉を付ける
 

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